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デーヴィッド・アイク、スペクトラム誌上対談、完訳
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投稿者 愛久 日時 2003 年 12 月 22 日 15:38:29:TajVyDOmXA31A
 

HAARP氏が引用されていた、スペクトラム誌上でのリック・マーチンとデーヴィッド・アイクの対談の完訳を転載します。

『ザ・スペクトラム』 二〇〇一年九月十一日号

天国の中に牢獄を再び創造しようというのか!
グローバリゼーションを阻止しよう
デヴィッド・アイクが曝露する、エリートが最も恐れること

「君は、それが何かを知りたいか?」。
マトリックスはいたるところにある。
マトリックスは私たちのまわりすべてにある。
今でさえも、まさに、この部屋にも。
あなたはマトリックスを見ることができる。
窓の外を見る時、テレビをつける時に。
あなたはそれを感じることができる。
仕事に行く時、教会に行く時、税金を払う時に。
真実からあなたの目をそらしているのは、この世界だ。」
――ワーナー・ブラザーズ、一九九九年製作、未来映画『マトリックス』より。

 マトリックスは、それを見ようとする多くの人をじゃましている。

 デーヴィッド・アイクは、「世界で最も物議を醸し出す人物」と、ある人達は考えている。彼は引っ張りだこの講演者であり、マトリックスとして言及するために引用された映画のように、「陰の背後にある真実」について、地球を破壊するような本を書いた著者です。彼の独特なユーモアと理路整然としたスタイルによる、ノンストップのグローバルエリートの支配に対する鉄槌、エリートの多層的な偽りの曝露は、あなたは想像できると思うが、多くの政治的な大物が秘密の会合で、「一体、彼は何を次に話題にするだろうか?」と知りたがるものだ。
 長期間のスペクトラムの読者は、一九九九年八月号で、デーヴィッドとの掘り下げた討論の案内役を私が務めたのを思い出されるだろう。次に、二〇〇〇年十二月号で、デーヴィッドの人生の自叙伝を聞いた。私たちは新しい材料によって、ここから前に進まなければならないので、新しい読者は背景にある物語をレビューして欲しいと考えるだろう。 
ほとんど読者は「問題・反応・解決法」というエリートの「試み・そして・事実」という戦術を含んで、新世界秩序に関する政治的なアジェンダの広い範囲を曝露することに、情け容赦のない焦点を当てているデーヴィッド・アイクをよくご存じでしょう。まず、彼等は問題を創りだす。それから、しばらく解決法の要求が出るまで待ち、やおら(彼等の)解決法を提案する。これのすべては考えつくされていて、ほとんど大衆には気づかれない。しかし、事態は変わり始めているというものです。

 一つの「ささいな」問題が進行しつつある。エリートの「力のピラミッド」の基礎物質が浸食されている。そして、ますます多くの世界中の人たちが、これらの操つる者と、詐欺を通じての支配のアジェンダに目覚め始めるにつれて、自分たちが不安定な土台の上に居るということを、ピラミッドの頂上の少数の支配者達は急速に分かってきている。二〇〇一年八月一日に、私はカリフォルニアから、イギリスのデーヴィッド・アイクと数時間に及ぶ電話対談をした。
 私たちは彼の新しい本『マトリックスの子供たち』を含んで、新しい境地を切り開いた。『マトリックスの子供たち』は『大いなる秘密』で残されていた陰謀のパズルをとりあげ、いかにして、一つの次元間の種族が数千年に亘り、世界を支配してきたか――そして、依然として、支配しているのかを示している。
 デーヴィッドは多忙を極めた旅と、講演のスケジュールを割いて、充電のために英国の自宅に戻っていた。彼は十分休養を取り、いつものように、やさしくユーモラスであり、最高の状態に感じられた。デーヴィッドは私たちの生き残りとヴィジョンの両方を真に援助する多くの「事件の・背後の道筋」において、『ザ・スペクトラム』の長い友人であり、支援者でした。
 それでは、対談に移ろう。いくつか世間話をしたあと、デーヴィッドと新しいことについて話しを始めることにしよう。

マーチン:まず手始めに、『マトリックスの子供たち』や、あなたの最近の旅行などについて伺がいましょうか。前回、私たちがあなたの本の出版について話したのはかなり前でした。あなたがクレド・ムトワ氏と会われた直後で、ビデオを出されて、『大いなる秘密』が出版された時でした。あなたは二、三回、世界中を回られたのですか。

アイク:はい、私は旅を続けて居ますが、多くの時間をイギリスで過ごしています。何故なら、私は少しの時間でも、薔薇の香りをかぎたいからです。私は十年から十一年間、旅行しながら、研究しながら、本を書きながら、すべてのこの馬鹿げたことの中を進んできた。誰にでも、少し休息をとる必要があるひとつの地点が来る。
 あなたは、どこから来たのか、どこに居るのか、どこに行きたいのかについて、関心を持ち見なければならない――そして、しばらくの間、普通のことだけをしていなさい。そして、それは私がしてきたことです。

 私は依然として、働いているし、ほとんど毎日、この馬鹿げたことを自分のウェッブサイトに載せています。しかし、自分がどこに行きたいのかということに、より多くの関心を持ち考えています。私はそのほぼ最後の所に居ます。
 私は十月から十一月に再び旅行しようと思っています。オーストラリアへ大きな旅行を予定しており――特に今、グローバリゼーションの結果に、目覚めるつつある人たちと共に――この馬鹿げたことをより効果的に伝達する方法をまとめる多くのアイデアを持っています。
 このすべての期間に、なんと私たちの多くが色んな事を話してきたことか――政治的な左翼はそれをかなり多く発見してきたし、今一つのレベルにある――それは、このグローバリゼーションについてです。つまり、政治的左翼はグローバリゼーションを現在約二〇〇の企業が基本的にこの体制を支配し、第三世界の恐ろしい搾取を創りだしている、と言う風に見ています。彼等はこの非常に早く展開しているグローバリゼーションのアジェンダと、第三世界の人々と一般的な人々に与える結果との間の関係を実感し始めました。

 人はこの期間に私たちが話してきた馬鹿げたことについて、今やはるかにより心を開いてきて居ます。彼らが見てこなかったことは、依然として次のレベルだ。それは本当に通過するために重要なことです。それはその二〇〇あまりの企業だ。もし、もう一つ高いレベルからみれば、この二〇〇の企業は事実上、一つの企業です。そして、これがグローバリゼーションに抗議する人たちが吟味する必要がある事です。更に、この状況は一つであって、その中ですべての異なった企業、政府、銀行などが同じ方向に導きながら一つの道の中で活動しているのです。

 これは偶然の一致ではない。これは偶然同じ行動をすると、ただ決定しているだけの、関連のない人たちのひとつのグループではない。これは私たちの眼前に展開している、一つの統制のとれたアジェンダなのです。

 最近、私のウェッブサイトに掲載してきた多くの馬鹿げたことは、グローバルサミットにおいて、グローバリゼーションのサミットの暴力が現実に暴力を非難している、まさにその権威者により指揮され実行された!ということに、確かに関連していたことを、私はまた考えています。そして、このような例が増加しています。
 例えば、最近ジャーナリスト、主流のジャーナリストはバルセロナ(スペイン)での、反・グローバリゼーションの行進と会議を観察していました。彼らは演説が進行し、人々が完全に平和的にそこに立って聞いているのを注意深く見ていた。そして、彼らは古いヘルメットを被ぶり、警棒と馬鹿げた物を持った警察に取り囲まれた。そして突然、警察の陣形が開いて、黒ずくめの服を着た一群の者たちが武器と馬鹿な物と棒と「あなたを・支配する・物」を持って歩いてきた。警察の陣形は開き、これらの人たちが間を歩いてきて、平和的な抗議者の縁の所へ歩いてきた。そして、お互いをしたたかに殴り合った。その時点で、警察は群衆の中に入り込むと、また群衆をしたたかに殴ることを正当化するために、これを利用した。何故なら、警察は抗争が既に始まっていたからと言っているからです。
 ジャーナリストたちはこの者たちをその時、注意深く見ていた。ジャーナリストたちはこの暴力を開始するために、どこからか現れ、警察の陣形の間を通って退却し、警察の車に乗り込む!者たちを見ていた。これが現実に起こっていることだ。そして、これらの――あなたの好みなら――政治的左翼は今一つのレベルを理解しつつある。そして、それはグローバルアジェンダの単なる一つのレベルだということを、私は考えている。

 彼らは彼ら自身の経験を通して、すべては彼らがそうだと考えたものではない、ということを実感した。そして、事実、非常に冷酷で計算しつくした方法で、暴力の状態を創造する勢力が活動している。そのなかでは、本当の論点はあいまいで、論争の全体のレベルはカオスをただ欲している、暴力的なアナーキストとして認めることに集中している。そして、そのように、これが進行していることなのです。そこで、私たちはこのグローバリゼーションが社会的にどれほど重要であるかに目覚めるための、また次のレベルを人々に知らせるための大きな好機を今、持っています。
 次のレベルは抗議する人たちのほとんどは未だ見ていません。次のレベルは偶然に同じ方向に活動している関連のない組織や人々としてみていて、一つの連続したものとして抗議する人たちは見ていないものです。彼らは現実にそれを計算しつくした方法で行っているし、それらすべてを通じて働いている一つの勢力があります。

マーチン:数ヶ月前に、ニック・ベギーと話した時に、そのインタビューの大半はいわゆる「非・致死性」の武器技術と、数年前のシアトルでの抗議の時のように、様々なグローバリゼーションの抗議に対して、それが使用されることに費やされた。今年、海軍が開発した皮膚を百三十度まで熱くすることによって群衆を分散させる、マイクロウエーブ装置のようなテクノロジーまで出現した。そしてそこで、私たちはまた、この種の指揮された抗議と、指揮されたカオスに加えて、それを見ているところです。
 ある意味では、私たちは合法的な抗議を妨害するために、新しいテクノロジーが使われるのを見ているところです。合法的な抗議の場所では、それによって、大衆がその状況の更なる「支配」を要求するような雰囲気を作るために、お金を貰っているアジテーターがどれだけ居るかという場面に私たちは居る――これゆえに、更なるテクノロジーの発達があり、そしてそれはしっぽを噛む蛇だ。

アイク:それは私たちの古い友だち、「問題・反応・解決法」です。それは人類の歴史の中で、大衆の心の操作法、行動操作法、反応操作法の最も効果的な形です。彼らは――今日、現実に――英国では、英国警察が「スタンガン」の使用を導入したいと、スタンガンで人を麻痺させることができるだろうと発表している。
 全英国軍に、数年間で、マイクロチップを埋め込みたいと思っている。皮肉にも、最近、何人かの人たちが英国で武器を持っていたとして警察に撃たれ死亡した事実によって、彼らは部分的にそれを正当化しようとしている。実際には、その人たちは武器を持っていなかったのですが。
 全体のテクノロジーに関するアジェンダは進行している。再び、彼らは英国で、来る数年間に、英国軍全体にマイクロチップの埋め込みを導入したい、と発表した。研究者たちが話してきたこと、そしてここ何年か無視されてきたことが今、私たちの目の前にある。そして、これはとても素晴らしい好機の窓になる。何故なら、以前拙著の中で書いていたように、秘密にされていた或いは隠されていた何かが、社会で物質的に現実となることが間近になる時にはいつでも、たとえばこの新世界秩序のように、それが破れ出てくる表面で、現実にそれを見ることができる時間の窓がある。
 そして、これがその理論を聞くことができるだけでなく、毎日のニュースで明らかになりつつある証拠を現実として見ることができる、時間の窓だ。私たちは今、大挙してこの期間に突入している。
 「明らかに異様な」生き物が「確実に明らかになる」ことに、皆さんがますます目を開くようになるにつれて、本当の違いをここに作るために決定的に重要なのは、この二、三年なのです。
 たとえば、私は『・・・そして真実があなたを自由にする』に書いている、ヨーロッパのEUのようなアメリカ連合ができるだろうと。アメリカ大陸全体のための「自由貿易圏」――ヨーロッパ連合のアメリカ版だ――が実現しようとしている。そしてもちろん、ケベックでのアメリカサミットで、ジョージ・ブッシュが参加し、この全アメリカ自由貿易圏が誕生しようとしていると発表したのは、数ヶ月前のことだ。そして、アフリカにおいては、アフリカの国々の間で共同して働こうとしている組織は、アフリカ連合とその名前をつけると彼らは発表したばかりだ。
 私たちは今、これに向かって急速に歩を速めている。私が思うに、奴さん達がこのアジェンダに可能な限り早く到達しようとこれ程焦る一つの理由は、彼らはこのヴェイルが上がりつつあることを知っているから、またどんどん隠されていたものが明らかになるこの好機の窓が彼等にとって非常に危険な時であることを知っているからです。したがって、彼等は私や他の研究者たちが言うことをもはや少しも無視出来ない。何故なら、その証拠がいまや、世界中の議会やサミットで発表されているからです。それで、これは素晴らしい好機であり、私たちはこれをつかまなければならない。そしてこれが今、私が薔薇の匂いを嗅ぐ時間が急速に終わりになってきていることの理由です。
 私はしばしの休息を取ってきた。そして今、それに向かって再び出発しようとしている所だ。何故なら、これからが決定的に重要な二、三年だからです。

マーチン:私も同じように、それについて考えていた。
 私たちは非常にしばしば、薔薇の匂いをかぐために少しばかり「引き戻され」たいと考えます。そしてそれから、「決定的な時に居る」と考えます。私たちは皆それが好きだけれども、今はそれをする時ではないと。そして一旦そうしたら、決してもとの所へ現実に戻れない、古巣へ戻れない危険性が常にあります。
 そこで、今あなたが再び加速すること、また戻ることをどう考えて居られるのか聞きたいと思います。

アイク:そうです。私もまたそう思っています。私の一部はこの二、三ヶ月息抜きをしました。それは本当は息抜きではなくて、毎日こうして働いています。この旅はこの十年間の私にとってそうだったのと同じくらい強烈だというわけではありません。また、それはどうしたらあなたたちが最も効果的にエネルギーを使うことが、また時間を使うことができるかについて、私があれこれ考える時間でした。何故なら、もし時間を有効に使うことができなければ、尻尾に火を付けた猫のように、基本的にはぐるぐる走り回っているだけであり、すべてのエネルギーとすべての時間を使い果たすからです。そしてどんなに頑張ろうと、現実には効果がないからです。そこで、私は時間を最も有効に使うことによって、エネルギーを最も有効に使うことによって、今から焦点を非常に小さく絞ろうと思っている。その結果、より少ない浪費ですませながら、より多くを達成できる。私たちがこれを実行することは、非常に重要なことだと考えています。

マーチン:この新聞の前回に、エリック・フェルプスに再インタビューしました。彼は『バチカンの暗殺者たち』という、バチカンと背後からのイエズス会による支配についての本を書いています。そして、事実、彼はイエズス会による英国支配を主張しています。私は今からこのインタビューでの二つの鍵となる文章を読みます。もしあなたの研究が彼が言ったことを確認できるならば、教えてください。彼は次のように言いました。
 『ザ・スペクトラム』二〇〇一年七月号から引用。

 「ジョージとビクトリアの治世の間に、彼ら〔イエズス会〕は Stonyhurst を通じて完全に英国を支配した。今日では、彼らは王立国際問題研究所(RIIA)を通じて英国を支配している。そして枢機卿は、彼らがそれを通して支配しているのだが、ウエストミンスターの大主教だ」。
 「今日、彼らは英国のウエストミンスターの大主教を所有している。そして彼らは合衆国、ニューヨークの枢機卿も所有している。彼らは Sonyhurst を通じて英国を支配している。彼らはジョージタウンとフォードハムを通じて、アメリカを支配している。彼らは王立国際問題研究所(RIIA)を通じて英国を支配している。彼らは外交問題評議会(CFR)を通じて合衆国を支配している」。(引用終わり)
 これを真実だと思いますか?

アイク:イエズス会はまさに一つの仮面です。非常に乱暴な言い方ですが、それはなんでもいい。何故なら、イルミナティは――これはその「ネットワーク」を言うために私が使う言葉あるいは術語なのですが――無数の仮面を通じて活動している。そして、イエズス会はそれらの中の最も確かで非常に重要な一つです。
 あなたが研究を進めていき、現れる鍵となる人物はイエズス会、イエズス会の宇宙、「あなたを・所有している・もの」(what-have-you)だと何度も何度も気付くでしょう。そうだ、彼らはとてもとても重要です。しかし、組織としてイエズス会がこれを支配し、あれを支配しているとか、フリーメーソンがこれを支配し、あれを支配していると言う風には、私個人としては言いたくない。これらは「顔に付けた仮面」であり、その顔は最も適切な仮面を使うでしょう。いかなる与えられた環境においても、最も効果的な仮面を。
 ビルダーバーググループは「それ」の最も重要な仮面の一つでさえない時に、ビルダーバーグを今発見した人が、ビルダーバーググループが「陰謀」であり、「それ」だと言うような多くの人と同じ様なものです。ビルダーバーググループは単に明らかに関連していない政治家、国々、その他を協調させる外側のレベルの作戦でしかない。支配のピラミッドの頂上にある内部の秘密グループに比べたら、とても些細なことしかしていない。イエズス秘密結社はビルダーバーググループ(外交問題評議会CFR、王立国際問題研究所RIIA、三極委員会TC)よりこのイルミナティのなかでは重要です。しかし、イエズス会にしても上で決定されたことの実行組織でしかない。
 私は確かにイエズス秘密結社の活動はそのネットワークの中で、ビルダーバーググループよりはるかに根本的なものだという言い方をするかもしれない。これらのビルダーバーググループ(CFR,RIIA,TC、その他)は、そのネットワークのはるかに上位で決定された政策を実行している単なる「実行組織」でしかない。そこで、私がイエズス会はとても重要だと言ったとしても――それは「イエズス会」ではなく、それを使って活動しているイエズス組織(Jesuit organization )のことです。しかし、イエズス会はより大きな機械の一つの歯車に過ぎないので、イエズス会がこれを支配している、あれを支配している、あんなものも支配しているという言い方を、私はしたくない。

マーチン:それが、私が本当にしたいと思っていた質問の趣旨です。そしてそれが、私があなたをこの方向に舵を向けた理由です。何故なら、私たちがここで話していることは結局、イエズス会もまたグローバルアジェンダの将棋の駒ということですね。そして爬虫類人、爬虫類人のアジェンダ、そしていわゆる「闇の勢力」、もしあなたがそう名付けたいなら、「悪のアジェンダ」に関するあなたの研究で、彼らは同じように、より高次の闇の勢力によって背後から操作されている、と。それでは今から、これらの紐を引いているのは誰かという点に関して、あなたの研究のことを話してください。
 それは爬虫類人、それとも――?

アイク:先入観や信念体系によるものではなく、自分の行く道にやってきた情報によって導かれる者は誰でも、この馬鹿げたことを曝露するこの道をより遠くへ歩けば歩くほど、その道はより大きくなり、得られるその像はより大きくなることを知っています。
 私は『・・・そして真実があなたを自由にする』で、政治と経済のだましの手法、アジェンダそしてそれが今日作動している方法について、この二百年間にそれがどう働いてきたか、非常に多くの関連した人の名前を書いた。
 しかし、それは、「それ」の一つのレベルだった。そして、あなたは歩き続ける、歩き続ける。そうしたら、もう一つのレベルの「それ」を見いだす。そして、もう一つのレベルの「それ」は爬虫類人的実在を含んでくる。しかし、それは「爬虫類人」ではないと知る。私はここでもう一つの「それ」のことを言っているのではない。私が言っているのは、もう一つのレベルの「それ」のことです。
   あなたは次の質問が分かりますね。
   そう、誰が爬虫類人を支配しているか、ということです。 
 最終的には、一つの実在として表現されるあらゆるものは、ある種の物質的形態として現れる意識そのものです。この旅をより遠くへ歩いていけば、より大きな像が得られます。従って、それがすべて終わるところ、その背後に究極的に何があるかについては、質問は全く自由です。

 私にとって非常に明確なことは、この世界を操作している背後にある本当の勢力は、物質的なものではないと言うことです。それは物質的なレベルのものではないということです。私たちがイルミナティと呼んでいるものは、再び「それ」ではない。それが究極的にどんなものであれ、それは「それ」のための一つの乗り物です。
 あなたは、私たちがそう呼んでいる三次元の世界は実際に別の次元の勢力によって操られていることを知っている。本当に強調されねばならないことのひとつは、私たちは実際は一つの世界に住んでいるのではないということです。私たちは私たちの物質的な感覚がアクセスできる――それはとてもとても小さいものですが――一つの振動数領域に住んでいるのです。
 私が『マトリックの子供たち』に述べている一つのことは、私の友だちのイタリアの物理学者を含む物理学者たちの仕事です。彼女は著作の中で、この宇宙の中に存在するはずのものを、人類の物理的感覚は最大で十パーセントしか感知していないと述べています。そのように、現在の科学でさえも物質的な宇宙に存在する九十パーセントを、現実に見ることも、感覚で感じることもできないのです。とりわけこの十パーセント以下でさえ、地球上に驚くべき遺伝子の多様性があるのを見る時、感知できない九十パーセント以上の中には、どんな巨大な多様な物があるのでしょうか?
 私たちは物理的な感覚で知覚できる非常に狭い振動数領域の中に住んでいます。そして、少なくともこの周波数帯、この惑星、この世界を操作しているほとんどの爬虫類人の勢力を含むその勢力は、現実にこの周波数帯の外側で作戦活動をしているのです。爬虫類人に関しては、その端の所に居るのは、私が証明している爬虫類人です。何故なら、爬虫類人はただ遺伝子形にすぎないからです。その遺伝子形に応じて、ポジティブな表現もネガティブな表現も中間の表現もあるでしょうが、それは意識なのです。彼らは、私にはそう見えるのですが、私たちの物理的感覚のまさに端っこで活動し、私たちをだましているのです。そして、西洋社会で私が遭遇したのと同じように、クレド・ムトワは七十年ほとんど八十年のアフリカでのシャーマンの経験から、この形態を確認してさえいます。

 〔編集者のメモ:傑出したズールー族のシャーマンで長老のクレド・ムトワになじみのない人は、一九九九年十月号と二〇〇一年五月号の記事を参照してください。〕

 私がこの時、彼らの次元的な操作における役割に関して、最も興味を持っていた鍵となる領域は、彼らの血統と遺伝子に対する強迫観念が、ある遺伝的な血統はこのレベルで――このレベルと私は強調しますが――爬虫類人の姿の表現がしやすいような別次元と、より振動数的に同期しやすいという事実に関係があるように見えることでした。従って、これらの別の次元の爬虫類人の実在は、振動数(波動)的同一性、振動数(波動)的親和性のために、人類の身体のよりも、この特別な血統にはるかに容易に憑依できるのです。 

そしてそれで――そして再び、これは理論ではないが――私はこの内部(インサイダー)情報を持っている世界中の多くの多くの人たちにずっと話してきた。この状況は、この三次元の世界では、あなた(訳者注:ここのあなたはサタニストを指す)が血統を創造するように見えるでしょうが――本当はその血統はずっと昔に創造されたのです。この血統は依然として加えられているかもしれない――すごくありそうなことです。あなたのエネルギーと意識と高次の次元と振動数的に同一なものを、その血統のDNAに置き換えて。
 あなたはそれから、これらの血統は権力者の地位に持ち上げられることを確信する。王族として、大統領として、首相として、銀行の指導者として、メディアのオーナーとして、その他諸々として。何故ならば、あなたは他の誰よりもはるかに容易に、これらの特殊な血統に憑依されることができると知っているからです。そしてそれから、あなたはこの別の面がわかります。それは秘密結社の儀式と悪魔の儀式の中に、彼らがこれらの血統を置く時、彼らは現実にその中で、これら別の次元の実在がこの特別な血統に憑依できる振動的な環境を創造していることを。そこで、もしあなたがある血統だとしたら、またある背景と「あなたを・支配する・もの」を持っていたとしたら、それならあなたは秘密結社のネットワークの中へ「招待」されるだろう。あなたはこれらの悪魔のカルトとネットワークに入会するよう招待されるだろう。何故ならば、彼らは一旦あなたをそこで捕らえたら、肉体に憑依し、根本的に考えることと感情的な過程を乗っ取るからです。そしてそれから、それは鍵となる家族、世紀を超えて違った名前で、鍵となるイルミナティの血統の権力者の地位を折り返す家族の所へ来る時――ある人達は頂上には十三家族があると言うが――現実に文字通りに、そして承知の上で、これらの別次元の実在の乗り物になるために飼われる。そして、私たちが古代の言葉で、現在でもまだ使われている「悪魔に魂を売る」という言葉を聞くとき、これは象徴的な言葉であり、これがまさに彼等がやっていることです。彼らはこれらの儀式の中で、これらの別次元の悪意を持った実在が、肉体に憑依することを許す契約をする。私は以前に悪魔主義者(サタニスト)だった人に話しているつもりです。そして彼らもあなたに、これについてすべて話すでしょう。
 とにかく、あなたはその世界に入っていく。それは同じシステムです。あなたは現実に肉体が所有されるのを許し、見返りに、この世界での物質的な力と地位と馬鹿げたことを手に入れます。本当の「親分」はその肉体を所有している実在であり、所有されている人ではないと理解した上で。そして、あなたは文字通り、自分自身の体をこれらの実在に与えるために売る。誰かがあなたに告げるように、完全な悪魔主義、悪魔主義の力、そしてこの悪魔主義のヒエラルキーの中のレベルは、あなたが所有されることを、またあなたを通して働くことを許している、いわゆる悪魔の実在の力に関係している、と本当に私は言っているのです。
 私にはこの研究の十一年後に見えたのですが、驚くべきよろめくような選択は、今日この世界を支配している者たちである――銀行システム、大統領や首相そしてすべてのこれらの人々です。彼らは悪魔教の儀式にまた馬鹿げたことにただ巻き込まれているだけではなく、文字通りそうなのです。彼らの肉体はこれらの悪意のある悪魔の多次元の実在により所有されているのです。

 本当のメンタルコントロールが生起するのは、彼らの存在のこのレベルです。そして、この方法で、仲間の男、女、子供に恐ろしい、よろめくような、ものすごい結果をもたらすことを彼らに決定させ、実行させる。しかし、彼らは他の人々がこうむっていることに対して、彼ら自身になんの感覚的、感情的な重大性を感じない。少なくとも、大多数のこれらの実在は、特別な血統に憑依している。従って、人間に見えて権力についている者たちを――彼らは爬虫類人の形をとっているように見える――支配している。それ故に、明らかに人間が爬虫類人の形に一変し、また人間の形に戻るという古代と尽きることない現代までの記録がある。
 何度も何度も、人々が観察している、これらの「形態変化、変身(shape-sifting)」の経験は、影響力と権力を持った重要な地位にある人々に見られている。起こっていると思われることは、この血統は最初に創造されたということです。それで この特別な肉体がこの多次元の実在によって最も容易に所有され支配されることを許すハイブリッドDNAの波動的適合性がある。そしてそれは、もしこれらの特別な所有された、また所有されうる血統を権力ある地位に就けることができるならば、現実に起こっていることは、これらの多次元の実在がこの権力ある地位に就くということを意味している。そして遙か古代に遡のぼって見れば、これが同じ血統を「神々」と「人類」の間の古代世界の尽きることのない記録に見いだす理由です。またハイブリッドの血統を創造し、ハイブリッドの血統を古代世界の支配者の地位、王の地位につけた――バビロン、シュメール、エジプトその他で――(もしあなたが見ようとするならば)、そしてより多くのこの惑星中のそのような地位に就けた、理由です。

 そして、古代からこれらの血統を追跡するならば、彼らはヨーロッパの貴族社会とヨーロッパの王室一家となったし、もし系図学をやっているならば、彼らは現代の大統領、首相、企業のトップ、銀行やメディアのオーナーになっていることがわかるだろう。これが、彼らが遺伝学に取り憑かれ、お互いに血族結婚することに取り憑かれ、あるDNAの組み合わせを維持することに取り憑かれる理由である。それは憑依されるための、この能力のおかげです。従って、それはこの次元をもう一つの次元から支配しているということになります。

マーチン:あなたの研究で、覇権をめぐって仲間どうしで、これらの悪意のある多次元の実在の間で起こった、最近の争いにあなたは遭遇されていませんか?

アイク:それが彼等の最も大きなアキレス腱です。悪意のある状態と権力を望み他を支配する状態のスイッチを入れたり切ったりはできません。ずっと昔の研究者が見事にイルミナティを表現しています。「銀行ギャングは仕事にはすべて協力するが、分け前をめぐって争う」、と。

マーチン:〔笑い〕

アイク:〔笑い〕多くの研究者たちを混乱させ、真相から遠ざけてきたことの一つは、彼等がエルサレムの聖ヨハネ騎士団がマルタ騎士団とテンプル騎士団となり、明らかに何度もお互いに争ってきたように、ある秘密結社やグループを見てきたからだ、と私は考えています。従って、研究者たちはこれらは異なった陣営で互いに争っていると認識してきました。しかし、事実は過去の王室の血統と様々な国々との間の戦争は、ほとんどではなくてもその多くは、彼等の油棒の頂上の座の権利をめぐっての同じ血統の間の戦争でした。それらの戦争は異なったことの架け橋とするために戦った異なった陣営の秘密結社と王室の間の戦争や抗争ではなかった。それらは現実にその血統内で「先頭の犬」になりたいと思う、秘密結社と王室家族の間での戦争であり抗争だった。そして、これが多くの研究者たちを混乱させてきたし、彼等はこれらの戦争や抗争を二つの異なった「陣営」として見てきたが、むしろ「一番の犬」になるために、同じ陣営が異なった仮面をつけて争っただけなのです。ロックフェラー家、ロスチャイルド家、他の異なった家族やグループ、秘密結社のような人々の間には完全に反駁はない。愛情を持った相棒よりは少ないが、お互いがより以上に権力を持ち、より大きな影響力を持ちたいと思っている。そして結局、彼等は一つのアジェンダを代表する事実を持ちたいと思っている。そうだ、完全にだ。イルミナティとそのさまざまな仮面の内部には、多くの分派と「ニセの一派」があります。しかし、結局強引に行く時が来たら、彼等はすべてそのボートが難破して沈まないようにするための大きな付与された利権を持っています。

マーチン:あなたは南極で、あるいは可能性として、ナチスあるいは他の実在の地下基地で、何かが起こりつつあるという、最近或いは過去の情報に遭遇されませんでしたか?

アイク:いいえ。最近はありません。しかし、明らかに過去にこの話しに出くわしました。そして、『マトリックスの子供たち』の中で、ナチスに関して、またこの爬虫類の勢力あるいは爬虫類のグループ(それがなんであれ)と、いわゆる金髪碧眼の北欧人との間のアイオン(eons)の戦いのように見えるものに関して、南極の地下基地についてあちこちで触れる話しをしました。この特殊な戦い、そして彼等の利益のために一緒に合同した、また彼等の間でハイブリッドの血統を創造した、両陣営の異なった分派は――この二つのグループの間に何が進行してきたか、また進行しているのかを理解しながら――ここ数千年間に、この惑星上で起こってきたことを理解することに私たちを近づけるだろう、と私は考えています。これが、私が爬虫類人の目と金髪碧眼の目を、『マトリックスの子供たち』の表紙にした理由です。何故なら、この遺伝子結合があるからです。まだ、それを、またその係わり合いを、私は十分に理解してはいないのですが。
 しかし、それは確かにこの地獄が進行していること、また進行してきたことを理解する根本的な部分です。そして『マトリックスの子供たち』で、これらの金髪碧眼の北欧人と爬虫類人の生き物の両者が、古代の南極に関係があったことに関する話しをしている。何故なら、次の質問があるからです。氷が覆う前の南極は何であったのか? そして、この氷は今日の形で人が考えるようなものでは存在していなかったと、ますます私は確信してきました。そこで、以前は南極は何であったのか? これは焦点を当てるべき非常に重要な問題の場所だと考えています。

マーチン:あなたはグローバリゼーションについて話してこられた。そして、最近トニー・ブレアとジョージ・ブッシュが非常に接近しているというニュースを見ている。トニー・ブレアとジョージ・ブッシュに、何が起こっているのですか?

アイク:私はずっと以前から、英国の首相はイルミナティの傀儡と見ていました。また彼の任期の間の主な役割の一つは、英連邦をユーロの単一貨幣、即ちヨーロッパ連合の単一通貨の中に加入させて英ポンド貨幣をなくすことだろう。そして、加速度的に私たちはこの方向へ向かっています。トニー・ブレアは労働党の一人の指導者であり、労働党は貧しい人たちの利益を代表することが当然のことだと思われています。これが、二十世紀前半に、少なくとも公式には、労働党が現実に設立された理由です。しかし、トニー・ブレアは最も右翼的な首相であり、最も良心的でなく信頼できない――そして何かを言おうとしているのですが――英国で政治に関わって以来の私の生涯において確かにそうでした。この男は彼等のアジェンダを推進している、イルミナティの本当の訳知りの傀儡です。

 この男がどのようにして権力を握ったかの背景の幾つかを見るだけで、非常に興味深い。最大の販売量を誇る鍵となる英国の新聞は、ルパート・ムルドクが所有している。新聞の『サン』紙、新聞の『サンデイ』紙、新聞の『タイムズ』紙がルパート・ムルドクに所有されている。それ故、少なくとも大衆の意見、一般的な選挙の投票に於いて、ルパート・ムルドクの新聞を支持している人に対する影響は非常に重要です。さて、ムルドクがブリテンで新聞を所有して以来、彼はいつも保守党を支持してきた。彼は、マーガレット・サッチャーの背後に居た。サッチャーはイルミナティによって権力を得た。レーガンと同じように、同じ時期に、同じ恐ろしい経済的な政策をもたらすために。それはアメリカ人にはレーガノミックスとして知られて居る。そして、ブリテン人にはサッチャー主義として知られて居た。それらは同じ経済政策だった。そして彼らは同じ時期に権力を得た。何故ならば、これは一九八〇年代に展開することを望まれた政策であったからです。

 そしてそれから、ムルドクの新聞は保守党の指導者、マーガレット・サッチャーに従う人々を支持することを続けた。突然、ジョン・スミスと呼ばれる男、労働党の党首が心臓発作と見られるもので死亡した。彼の血が冷たくなる前に、英国の新聞で絶対的な猛攻撃があった、特にムルドクの新聞で。それは労働党のレーダーはトニー・ブレアしかないという言うものだった。そして、突然、トニー・ブレアがどこでもそうなった。これは一つの運動を創りだし、トニー・ブレアが選挙で、圧倒的な結果で労働党のメンバーにより労働党の党首になった。何故ならば、彼らはこの観念にかき集められたからだ。「ブレアは私たちを変え、再び政権を取れる」と。
 ブレアが党首になった時から、ブリテンでムルドクの新聞の歴史上最初に、彼は支持を保守党から、トニーブレアと労働党に切り替えた。そして、これはそれ以来ずっと続いてる。そしてそれ故に、トニー・ブレアは全くイルミナティの操り人形の首相です。そして、彼はそれを知っている! 彼は彼が知っているそのレベルです。

 そして、毎日、今、英国のニュース速報や新聞の記事を見れば、イルミナティのアジェンダがこの国で展開しているのがわかる。ビッグ・ブラザーのテクノロジーによって、ビッグ・ブラザーの自由を奪う法律によって。トニー・ブレアはグローバリゼーションの絶大な支持者です。それはもちろん、西側の先進国から職を取り上げ、第三世界の国へ分配する。そこでは、劣悪な環境で、製品を作るために、ごくわずかな手当しか労働者に払わなくて良い。そして、それから、先進国にその製品を輸入し、それを売り、莫大な富を得る。

 最近の英国のテレビ番組で、幾つかの驚くべき統計が確認された。たとえば、アメリカのゴルファー、タイガー・ウッズの例では、ナイキの製品で一年間にタイガー・ウッズに支払われる額は、インドネシアでナイキの製品を作っている人たちの全賃金より多い。英国で百ポンド、米国で五十五から六十ドルで売られている。彼らが売った百ポンドにつき、インドネシアの労働者は四十ペンスもらう。
 知ってますか。インドネシアの人々は一日に七十二ペンスを稼いでいる。ドルでは一日に一ドル。それは生活する賃金にはほど遠い。そして、彼らは絶対的な貧乏と、グロテスクな病気がはびこる掘っ建て小屋の町で生活している。そして、トニー・ブレアはこのアジェンダをどんどん遂行している、そしてそれが第三世界の貧しい国々に繁栄をもたらすただ一つの方法だと言っている。そして、彼はそれが、そうではないことを知っている。

 それから、ジョージ・ブッシュ、彼も全く同じ方法で、同じ時期に、大統領になった。レーガンとサッチャーが、一緒に結合した政策の結合した前線に連れてこられたのと全く同じように、クリントンとブレアも同じだった。二人は非常に近く、決して、お互いに反対しなかった。そして今、ブッシュとブレアが居る。極端に近く、お互いに決して反目しない。これは非常に単純な理由だ。それはこの二人は同じ者たちによって、支配されているからだ。
 このブッシュ/ブレアの軸は現在、このイルミナティのアジェンダを強く推進している。何故ならば、英国が「イエス」、「私たちはこれを実行するつもりだ」と言う時、アメリカは同じことを言うからです。それから人々がこの政策が政治的レベルで展開することをとめることが出来る部分はほとんどない。

マーチン:ヨーロッパユニオンについて、たった今起こっていることについて、どう思われますか?どこかに本拠地があるのですか? だれかが独立を維持したいと言っていますか? このグローバリゼーションの部分で居たくないと言っていますか? それとも、ワンワールドの楽隊車の上ですべてジャンプするために一緒に縛ろうと、あらゆる人がしてますか?

アイク:あなたがヨーロッパ連合で持っているものは、世代間に広がる古典的な状況です。そして、これはヨーロッパの巨大な大多数が単一の通貨を持つことを望んでいない、ということです。彼らの法律によって、官僚によって――選挙で選ばれたものではなく、ブリュッセルに居る奴によって――出来ること、出来ないこととを命令されることを望んでいない。しかし、ヨーロッパの異なった国々の中で、政府の権力と官僚の権力の地位につく者たちは、人々が起こることを望んでいないことをするのを支持している。それ故、人々がそれに反対している。圧倒的に。そして、ユーロ〔通貨〕が彼らに強制されようとしている。官僚の法律はブリュッセルからのものであり、彼らに強制されているのだ! イルミナティが作った社会の方法なので、それは古典的な構造です。それは、ピラミッドの下三分の二の大多数が望むことは問題ではないことを意味する。何故ならば、彼らは何をするかの決定をしていないからです。
 四年か五年で選挙がある。次の四年か五年の政府のための、同じ顔で違うマスクをしたものを投票するための選挙が。そして、一旦、その政府が選挙されたら――ブッシュやクリントンでわかるように、どの政党でも変わりはない。何故なら、とにかく同じアジェンダを展開しているからだ。それから、「選挙で選ばれた」者は、その国がユーロを受け入れるか、その国が法律に命令されるかを決定する権力を持つ。今、どれだけ多くの国家主権がブリュッセルの官僚に手渡されていることか。この古典的なピラミッドでは、ごく少数の者がトップにいる。彼らはヨーロッパの国々の政府を支配しているし、このアジェンダを推進している。一方、殆ど大多数の人々は、それが自分たちにどういう意味を持っているのか知らない。

マーチン:ヴェイルが持ち上げられること、人々が目覚めること、この惑星がシフトしつつあること、振動数を変化させつつあることについて、私たちは話してきました。私の心にいつもある質問をしたい。そうなるときに、この支配がグローバルなレベルで、政府のレベルで、グローバルな支配をしているものによって、グローバル・エリートによって、非常に強力である状況に於いて、もしヴェイルが上げられ、人々が目覚めたら、どうなるのか?
 もし、私たちが軍隊の力に勝てなかったら、また権力の地位にある者たちのテクノロジカルな武力にうち勝てなかったら、どんな違いが起こるのだろうか?

アイク:その質問の意味はよく理解できます。それは勇気をくじくものですね。しかし、起こる必要がある二つのことがあります。どうすればよいか。

 第一段階は、進行している問題があること、また進行しているアジェンダがあることを人々が知ること。存在していることを知らないアジェンダに挑戦しようとする者は誰もいない。それが、私たちが何にもまして、最初にする必要があることだ――私たちは前進している、疑いなくそれについて。
 それで十分ですか、あるいは違いますか? 私たちはそれ以上を望みますか? もちろん! 
 しかし、前進とは、人々がここで見るための主要な状況があることを、またこの世界が急速に人々にとって、良くない方向へ進行していることを実感することです。それでもって、問題があり、背後に誰が居るかと言う事実、また、私たちがだまされている方法を確証することが、何かが起こる前に絶対的に決定的に重要です。

 第二段階は、私たちがそれについて出来ること? もし、いつものように、このピラミッドの頂点に、文字通り一握りの者たちが居て、そして実際に、グローバルピラミッドが――それはその他すべてを包含しているのですが――文字通り六十億の人間を命令しているならば、それなら、あなたは象徴的にその尻尾が犬を振り回している状況の中に居ることになります。
 私たちはこの第二ステージで、どこに本当の力があるかを実感すること、また「私たちはイルミナティと戦わなければならない、私たちはこの者たちと戦わなければならない」という精神で行ってはいけないことを実感することです。そして、これがアメリカのキリスト教愛国者同盟が落ち着く必要がある点であり、深呼吸をして、自分たち自身の振る舞いについて、少しははっきりと考え始める必要があるところです。何故ならば、もし人々がこれに対して戦おうとするならば、まず第一番に、それは象をコルク銃で撃つようなものであり、そしてそれはその象――イルミナティ――が出て来て、あなたをぶっ飛ばす口実を与えるからです。そして、第二に、これはまさに真実なのですが、これは偉大な真実、すなわちあなたが戦うものがあなたに成る、ということです。
 もし、私たちがこれに「私たちは戦わなければならない」――怒りと闘争の現れるすべてのこれらの感情を保持しながら――がすべてで、アプローチするならば、その結果、私たちは彼らと同じ顔をした別の仮面になるだけだろう。私たちは私たちが戦おうとしている者、また反対していると主張している、それと同じ者になるだろう。

 前進する方法は、怒りと暴力あるいはこれに類するいかなる感情の中にもない。それはその体制と協調することをやめることの中にある。体制は私たちがそれに協調することによってのみ、存在している。銀行システムは私たちが存在していないお金を借りる、また利子を払うことによってのみ、存在している。

 もし、誰かがダウニング・ストリートやホワイトハウスから出てきて、「私たちは議論をし、これが私たちがしようとしていることだと言う結論に達した。これがこの国で起ころうとしていることであり、これが皆が確認しなければならないことである」、と言ったとき、それを強制するためのその力は、人々が「そうか、ヨシヤ、いいだろう。これで私たちはうまくやれる。というのは、大統領がそれを言ってるし、それは議会も通っている。これは法律なのだ」、と言うことのみに依拠している。
 人が、「法律は尊重しなければならない」、と言う時、私に言わせれば、それは「人間を尊重する法律だけを尊重すべきだ」、ということになる。そして、もし私たちがこの結果、責任がある政治家――基本的な自由を取り上げるある法律を導入しようとする彼らの一握りの者たち――によって、一つの状況を持とうとするならば、また人々がそれから、「いいよ、法律は破ることができないから、法律は尊重しなければならないから、その法律を喜んで受け入れます」、と言うならば、私たちは立ち去り、それを忘れるだろう。なぜなら、何も変化は起きそうもないからだ。

 「法律の中で行動すること」という心を縛ることを超えて、私たちは言い始める。「さあ、一分待ちなさい。法律の最初を見よう」、と。そうだ。法律は人を殺してはいけないと言います。OK、すばらしい、それを受け取ろう。それに賛成しよう。というのは、その法律は、血を流し、殺されないための人の自由を支持するからです。
 しかし、根本的な自由を取り除く別の法律がある。人を支配するのためだけの法律がある。そして、そのような法律は人を尊重しない。それ故、そのような法律を尊重すべきではないのです。
 銀行システムは人を尊重しない。それは現実に、人のためにグロテスクな災厄を創りだす。従って、一人の人間として、私たちは言うべきです。「私たちは銀行システムと一緒にやっていかない」、と。

 今、もし一握りの人たちが銀行にお金に利子を払うことをやめるならば、そうしたら、この人たちはやっつけられ、孤立させられる。しかし、もし、巨大な数の人々が銀行への利子の支払いをやめるならば、また手紙を浴びせて、次のように言うならば――「借りた物質的なお金を証明するなら、利子を払うだろう」――そうしたら、全体のシステムは崩壊し始める。そして、それは崩壊する。なぜならば、私たちは最後にやめさせる、あるいは私たちの条件付けられた支配するためだけの、また搾取するためだけのシステムとの強調を終焉させるからだ。

 たとえば、どこに私たちが買うものを作るところがあるのか、そしてどんな状況になっていいるか尋ねることができます。そしてそれから、私たちが標的とするそれらの生産物を買うことをやめることができます。力は人々と共にあるのです。
 これらの会社を維持するためのお金はどこから来るのか? それは人々が税金を払うことと、彼らの製品を買うことからです。私たちはそれをしないことを選択する権利を持っています。支配のシステムと協調することをやめるこの課程は、それを引き下ろすために絶対に根本的なものです。
 非常に単純な例を示そう。私が以前から言っているように、ジョージ・ブッシュがホワイトハウスから出てくる。そして、「私はこの法律を通すことを決定した。そしてこれは実施されるだろう」、と言ったとする。もし、人々があるいは大部分が、「私たちはそうしようとは思わない!」、と言うように、十分インフォームされるならばどうだろう。
 どこに権力があるのだろうか? 
 ジョージ・ブッシュと仲間の奴らは、私たちが力を与えているから、力を持っているに過ぎないのだ。八〇年代の銀行に、ひとつの例があった。それは私も関連したのですが、ポール・タックスと呼ばれるものを、マーガレット・サッチャーが導入しようとした時のことです。それはグロテスクにも不公平な税金で、多くの場合金持ちより貧乏人が余計払わなければならないと言うものでした。もし、人々が黙認し、「ああ、いいだろう、それは法律だ。だから、私たちはその通りにした方がいい」と言うならば、私たちはずっとそうするだろう。その代わりに、それは大変グロテスクで不公平なので、十分多くの人々が、「私たちはその税金を払わないぞ!」と言って反抗し、英国の巨大な大多数が、私自身を含め、その税金を払うことを拒絶した。その結果、ポール・タックスは壊れた。何故ならば、政府は人々がこの糞を受け入れて、個人の牢獄の中で根本的な役割を演ずる時に限って始めて、統治出来るからだ。そして、それによって、イルミナティは彼らの意志を始めて強制することができるのです。

 私たちが為すべき必要なことが二つあります。そして、第二段階は今より大きく強調されて実際実行する必要がある、と私は考えています。まず第一に、私たちがどれほどだまされて来たか――誰がその背後に居るのか、そしてどこで終わるのか――について、私たちが曝露したことを人々に知らせる必要があります。そして第二に、力のこの啓発が絶対的な切り札です。そしてそれはあちらの上にあり、それは立っているだけであることを指摘することです。何故ならば、私たちがそれを持ち上げているのだから。そして、一旦私たちが自分自身の牢獄の「囚人」であることをやめるならば、それから、すべての真実がわかるだろう。イルミナティは私たちが毎日手渡している力以外は、何の力も持たないことを。

マーチン:私はガンディーが最初の非暴力、非協力主義の例だと思います。今日ではその意義はもっと大きいと思いますが。(「真実の力」はモハンディス・K・ガンディーがヒンズー教から得た「積極的な非暴力」という意味であり、「消極的な抵抗」とは区別すべきだ)。

アイク:全くそうです。これがグローバルサミットの抗議の中に、暴力的な分子を紛れ込ませて彼等が妨害しようとした理由です。彼等が意図的にこの暴力を作り出す理由は、平和的な抗議と非協力の力を知っているからです。それは究極の力です。平和が究極の力です。
 もし、決心して、「平和的でありたい。しかし、後退しない。そして私たちに対する恐怖を認めない。私たちはできるかぎり、ここに立ち続けるだろう。そしてできる限り協力しないだろう」が為されるならば、これが崩壊させる究極の力です! そして、これが、私たちが見始める機会を得た領域であり、血にまみれた武器を積み上げるのをやめる機会を得た領域であり、これらの人々と共に戦争に行こうと考えることをやめようとする機会を得た領域です。
 それはナンセンスだ。それは最初から、自殺行為だ。そして、それはすべての宣伝の切り札をイルミナティに手渡すものだ。私は、彼等はこれらのグローバルな抗議で何をしようとしているのか、と本気で言っているのです。彼らは実際は、ヴィジョンの混乱を望んでいるだけのアナーキストに対して、「理由の声」、「民主主義の声」、「自由の声」として、彼ら自身を現すことができる状況を創りだしているのです。
 そして、彼らがこの暴力を人工的に作りだしている理由は、彼らが平和的な抗議の本当の力を怖れているからです。
しかし、私たちはただ平和的に抗議するだけではなく、次の段階へ行く必要があります。私たちは彼等に協力すること、また彼らが私たちのために創りだしたシステムに協力することをやめる必要があります。

マーチン:ここアメリカでは、私たちの多くが、もし実際私たちが何年もかかって作ってきた選択のこれらの牢獄に投獄されるならば――ご存じのように、財産税、基本税があり、私たちの社会はある方法で作り上げられている――またもし私が協力しないならば、非常に現実的な言葉で言えば、それは何を意味するのですか? 私が仕事に行かないことは、何を意味するのですか? 私が車を運転するのをやめることは、何を意味するのですか? 私は山に引きこもり、銃を買うだろうか? ある人たちは、変化に対して責任を持つことが意味する結果という考えに大変圧倒されています。

アイク:まず第一に、情報を与えられる必要があります。それなしには、問題を作るだけです。私は半ダースの人たちに、この体制を倒すために税金を払うな、銀行に利子を払うな、と言いながらここに座っているのではありません。それは大勢による抗議でなければならない。それは大勢による行動でなければならない。
 第二段階は、第一段階が十分進み、ある臨界点に来たときに始められます。これが、この問題の情報を得ることが、十分な人たちがそれについて何かをしようと目覚めるときに絶対的に重要だという理由です。そして私たちは非常に長い間、自己の牢獄にいたし、支配されることの道を来ました。しかし、私たちが本当の挑戦をすることなく、変節したりあらぬ方向へ行こうというようなことを、私は決してしたくない。私たちはそうしない。そして私たちはこれを理解する必要があります。明日、目が覚めたら、すべてうまくいっていた、などという安易な解決法はありません。そのようには物事は進みません。しかし、ここには目覚めた人が居て、彼等はそこから出て、それをしようとしています。彼等は主流のメディアには紹介されないでしょうが、第二段階のための雪かきの前線なのです。カナダには、カナダ歳入局に挑戦し、しばしば立法はただ単に人々の収入に税金を強いるためだけにあるという事実を曝露し、大きな成功を収めている人たちが居ます。法律は決して通過しない。そして、実際に法廷に訴え、政府を困らせている人たちが居ます。

 法律について十分教えることによって、また言葉と言葉の本当の意味を良く教えることによって、彼らは雪かきの前線になる。そして彼らは身をかわさなければならないが、それから、彼らは誰かをそこから出して、第二段階の活動へと押しやる。そして、人々がそのシステムに挑戦し勝つことができること、また曝露することが出来ることがわかると、それから、あなたにもっともっと人が後ろからついてきます。
 最初に、率先して行動する勇気を持った少数の者がいなければ、いままで何も変わらなかったではないですか。しかし、人はもし私たちがそうすることによって起こる結果を教えられなければ、システムに協力しないことを始めないでしょう。そして、以前に言ったように、私たちは自分たちが傍観して逃げてきた結果を毎日のニュースで見始めている時間の窓にいるのです。
 来る二、三年は、荒れた年になるでしょうが、それは決定的な年です! 
 私たちがセメントとコンクリートが固まる前に、このピラミッドから出る根本的な好機をつかむ決定的な年です。そして、今私たちが向かっているこのグローバルなファシスト国家、それは分ごとに展開しているのです、この全体の構造が現実的に完全な支配の状況に固まる前に、そうはさせないために、ここ二ないし三年の好機があります。それは基礎となる土台を壊します。その結果それが計画されたようには現れることができなくします。文字通り、トップをあそこの上、ピラミッドの冠石、すなわちイルミナティに押し上げているのは、ピラミッドの底辺の人々であり、私たちが彼等をそこに押し上げているから、彼等はそこに居ることができるのです。私たちが歩き去る事ができて、冠石を落とすことができるのは、この二年か三年です。そして、これは非暴力、平和的、非協力によってなされます。
 何が進行しているのか、実際に非暴力の抗議の力をただ示すだけの非常に簡単な方法で、私たちが曝露出来る方法はひとつだけではありません。それをするために、多くの異なったテクニックを使うことが実際にできます。私の心に長い間一つの考えがあります。そして、私がそれは非常に効果的だと考えています。再び、非常に多くの人々がそれをする機会があります。しかし、もし銀行システムと連邦準備銀行が何のためにあるかを曝露しようと欲するならば――それは新鮮な空気を貸して、政府を始め人に利子を課すという詐欺ですが――アメリカ中に大衆の集会を指揮することができるし、あなたの所へ来て話を聞く一握りの人たちを得ることができます。それから、その人たちはより多い人たちに知らせるでしょう。しかし、もしあなたが一つの集団を獲得するならば、それは連邦準備銀行宛の空のジャム缶、空のコンテナで攻め立て、その荷を階段に捨てるキャンペーンを起こすような一つの集団のことを本気で言っているのですが。そうしたら、突然、私有のアメリカの中央銀行が空のコンテナで攻め立てられるという状況が現れることになります。
 私はこれが一つの話!であることは分かっています――私の人生の初期にニュース・メディアに居た誰かのように。これはひとつの物語です。それ故、一旦あなたがその物語を手に入れれば、それから、一体全体それがどうなっているかを説明出来るでしょう。それは、私たちがこれらの空のコンテナの中身を借りていて、それに対して利子を払っていると言う事実についての抗議だし、これが国家の借金だということです。
 そして、これが企業の借金であり、これが個人の借金でもあります。もし、私たちが腰を落ち着けて抗議を協調して行うならば――幾つかは滑稽かも知れないし、私たちの尊敬を失い、少し気楽になるかも知れないが――私たちは実際、この全体の詐欺を非常の多くの異なった方法で曝露することができるでしょう。連邦準備銀行が新鮮な空気が詰まった空のコンテナと空のジャム缶で攻め立てられていると聞いた時、何が起こるでしょうか? あなたは人々の注意を引く。何のために、あんなことをしているのだろうか? 何について、やっているのだろうか?と。そうです、これがあなたが借りているものですよ、みなさん。私たちは国の借金を返してもらうだけです。このように、暴力を振るわず、武器を積み上げるよりはるかに効果的な、私たちができる非常の多くのことがあるのです。

マーチン:危険があると私は考えます。この国では、そして恐らくヨーロッパでも――組織化する、組織を作る、集会を持つ、これらのことをすることに、ここでは危険があると。そのうえに、組織化する時は何時でも、異なった派閥と別の参加するエージェントによって浸潤され土台が壊される時があります。それ故、変化を起こしたい時には、行動に注意すべきです。
 過度に熱中しすぎる傾向が非常にしばしばあります。それ故、もしそれがよく事前に知らされていない行動の場合は、外部に対して、あてにならないか、あるいはほとんど方向付けをされていないものとして伝わります。そして、逮捕されるか、嫌がらせをされるか、いずれかの危険があります。例えば、あなたはアメリカ愛国者同盟のことを述べられた。この国には多くのキリスト教愛国者による、第二修正条項の現実の強調があるし、彼らが言うように、多くの銃と武器を蓄えている。そして、コルク銃で、秘密政府の類が利用出来るテクノロジーに対して、あなた自身を守ろうと考えることは明らかに間違っています。それ故、私はそれが本当に重要であると考えます――私は百パーセントあなたに賛成します。
 ひとつには、情報を与えられること、ふたつには、もしあなたが行動を起こすなら、あなたが言うように、非常にユニークか滑稽で、メディアに興味を起こさせる事によって、違いを作ることが実際にできる、よく考えた行動であるべきです。私は人が問題に抗議したり、注意を喚起する能力を非常に抑えられている、と考えています。六十年代、七十年代では、本当に幾つかの創造的な馬鹿げたことが起こっていました。

アイク:これが私たちに必要なことです。私たちは大衆の注意を引く方向で、問題に脚光を浴びるようにする創造的な抗議が必要です。あなたが彼らの注意を引き、人々に情報を与えることができるのは、分かり切ったことです。そして、大衆の注意を引くことが鍵です。そしてそれから、情報を与えることができるのです。
 私にとって、「私たちは最も効果的にこれを曝露し、人々に教えるために何ができるか?」と考える時、そしてまた、私たちが政府やメディアによって、事件のあるバージョンを告げられる時、問い続けるべき大きな質問、鍵となる質問は、「誰が利益を得るのか?」ということです。私たちが腰を落ち着けて自分自身に問わねばならないのは、「私がこの行動をすることによって、誰が利益を得るのか? そして、メディアや政府が言うことを信じることで、誰が利益を得るのか?」ということです。
そして、私はキリスト教愛国者同盟が――ご存じのように、私は彼らをたたいてない――アメリカ中のグローバルアジェンダの基本的な詐欺を伝達することにおいてとても重要であったと考えています。そして、もし彼らが居なかったら――私は彼らの宗教とすべてのこの馬鹿げたことを分かち合えなかったけど、それを誰も気にしないさ。彼らが私に私の考えと生き方を残した限りにおいて、彼らはそれに対する権利があります。しかし、彼らが居なければ、アメリカはこのグローバルアジェンダについてずっと少なくしか知らされなかったでしょう。それ故、私は彼らをたたいていない! しかし、私が言っていることは、もし彼らが腰を落ち着けて、武器の集積とその種の抵抗について考えるならば、また「誰がそれから利益を得るのか?」と自分自身に尋ねるならば、またもし彼らが落ち着いてそれを見るならば、彼らは利益を得るものが実際は政府であることがわかるだろう、ということです。何故ならば、たとえば、何がワコーを正当化したでしょうか? 政府は実際にワコーを正当化しなかったのですが、それでは、何を彼らはワコーのジェノサイドを正当化するために使おうとしたのですか? それはキリスト教愛国同盟が武器を集めていたという事実ではないですか。

 私たちはここで街の事情に通じていなければならない。そしてキーワードは、反応することよりむしろ、賢さです。そして、問いかけよう、「私がしていることから誰が利益を得るのか?」と。そして、もし平和的な手段が取られたならば、平和的な非協力の手段が取られたなれば、それから、あなたが暴露しようとしている者たちに、あったとしても、よりずっと少ない宣伝や切り札や別の口実しか与えないだろう。
 前から言ってるように、彼らは何の理由もなく、これらのグローバルサミットの抗議の中に挑発するエージェントを置かない! 彼らは平和的な抗議の力を知っているから、そうするのだ。そして、再び、誰が利益を得るのか? そして、「国の借金を返却せよ!」と書いた小さいノートと共に、空のジャム缶と空のコンテナを送ることから、誰が利益を得るでしょうか? 莫大な銀行業による借金の、莫大な国の借金の狂気の途轍もないグロテスクな本質を暴露しようと望む者から、誰が利益を得るのでしょうか?

マーチン:あなたは『ロボットの反乱』から幾つかの本を書かれ、『大いなる秘密』、と今『マトリックスの子供たち』と来られました。あなたはそれをすべて曝露し得たとお考えですか? それとも、また違った面に焦点を当てようとお考えですか?

アイク:私は基本的に、ほんの表面もかすっていないと考えています。何故なら、前へ進んで行くにつれて、その像は大きくなっていくからです。そして、それはますますこの惑星を離れていきます。そして、私たちが住んでいるところはまったく一つの幻想の中であるということを、あなたは実感し始めます。私がこの本を『マトリックスの子供たち』と呼ぶわけは、映画『マトリック』の基本的なテーマが、全く同じものだからです。
 私たちは幻想を創りだしています。そして、私たちが見たり感じたりしている世界は、私たち自身の心が創りだした幻想なのです。そのことをイルミナティは当然知っているから、その幻想を創りだすように大衆の心を操作しているのです。そして、私たちがここで見ているものは結局、幻想から「現実の世界」へ行くことではありません。というのは、私たちが行動しているこの振動数領域には、現実の世界はないからです。それは「ただ」一つの幻想なのです。
 私たちは一つの牢獄である一つの幻想か、一つの天国である一つの幻想を創造する間の選択を見ているところです。しかし、どちらにしても、両者とも幻想に基づいています。というのは、この世界は私たち自身の心の想像に過ぎないのだから。そして、これが私が今入っていこうとしている領域です。
 私の次の本は霊的なこの領域にまさに入っていくことになるだろう。いかなる方法で、私たちがこの現実を変えることができるのかということの背後にある根元的な霊的次元に。爬虫類人とビルダーバーグ・グループ、CFRはただ単に幻想の外観に過ぎません。終局的に、この全体の世界は私たちの想像の産物に過ぎないということです。
 そして私たちの現在の想像は、「できない」、「してはいけない」、「私は自分の人生を支配していない。私がどう考えるべきかを私に告げる他人に頼らなければならない。なぜなら他人が最良なことを知っているからだ」、また「私は町の平凡な男だ、だから私に何ができるのだ」です。これが、私たち自身に対する想像の現在の虚構です。従って、それが集合的に私たちが呼ぶところの「世界」として現れます。私たちは存在の中にこの牢獄を考えてきたから、内面の牢獄は集合的に「惑星地球」と呼ぶ選択的な牢獄となってきたから、為すべきことは知覚しているこの世界は私たちが創造してきたのだということを!理解することなのです。そして、これはビルダーバーググループやなにかを曝露するよりも重要なことです。

 この世界は私たちの集合的な想像による虚構です。そして、私たちが為すべきことは、この世界と戦うことではなく、この世界を揺さぶることではなく、この世界を存在の中から爆撃することでもありません。私たちはこの世界を考える必要があり、存在の中からこの世界を感じる必要があります。そして、この世界を一つのより良い現実によって置き換える必要があります。そして、これが私たちが牢獄を天国に切り替える方法の基礎なのです。
 私たちは存在の中から一つを考えます。なぜなら、それはもはや私たち自身の現実、従って集合的にこの世界ではないからです。そして、私たちは存在の中にもう一つの現実を、平和の現実、愛の現実、違っているという他人の権利を尊重することの現実を考えます。そして、それを考えるとき、それを創造するとき、私たち自身の想像を通して、イルミナティと爬虫類人の実在は――どのような姿を彼等がとろうとも――存在しなくなると考えられるでしょう。というのは、彼らはもはや必要がないからです。彼らはもはや私たちが創造することができる新しい現実の中では演じる役割がないでしょう。

 私はこれらの本を見直してきました。それがどのように働き、あれのように馬鹿げているかという陰謀については続けています。しかし今非常に急速に、私が入っていこうとしているのは、そのすべての中の最も重要な部分です。それは現実の本質(NATURE OF REALITY)、私たちが創造してきたこの世界の本質です。それゆえ、私たちは存在の中から牢獄を考えることができるし、存在の中に天国を置くことができる。私が連邦準備局にジャムのビンを、すべてのこの馬鹿げたことを送ることについて話しているとき、私が話している非暴力、非協力のすべてのこれらの種類、それらは仮のものです。それらは力と変化の本当のポイント――それは私たちがこれが大きな幻想であり、それ故に、幻想を私たちが支配していると実感したとき――への旅の段階です。
 私たちはそれを、私たちがそれを好きでないものから、好きなものへと変えることができます。私たちが投影するものを変えることによって、そしてそれ故に、この世界の中に現すことを変えることによって。そして、これらの抗議をすることによって、協力しないことによって、人々が結果を見ることによって、同時にシステムに協力することをやめることによって。
 これが本当の力があるところを理解することへの過程の一部分です。そして、それはジョージ・ブッシュと共にではありません。そして、それは議会と共にではありません。そして、それは爬虫類人の実在と共にではありません。それは私たちと一緒にです!
 本当の力は存在の中からそれらを考えています。存在の中からこの牢獄を考えています。そして新しい世界を存在の中に考えています。この世界は人間の意識の現れに過ぎません。もし、私たちすべてがお互いの愛の、またお互いの尊敬のエネルギーと意識を考え投影するならば、今この瞬間に、この世界はこの一分で一変するでしょう。完全に一変します。それは、それが今ある所と、今から六十秒後には同じ場所ではないでしょう。これが鍵です。これが根本です。そして、これが、私たちがこの決定的な意識の集団覚醒に到達したときです。そして私たちそこに移動しているところであり、私たちが望むよりは早くはないが、私たちはそこへ移動しているところです。それから、私たちはこの世界が変わるのを見るでしょう。そして、私たちは権力と支配の構造が崩壊するのを見るでしょう。その時、私たちが持っている予測から信念を願う早さに応じて。

マーチン:もしヴェイルが持ち上げられたら、どんな違いがあるのですか? その違いは、このホログラフの世界の中での、「力や金や支配や物に対する強い欲望」対「愛と同情心と他人に対する親切と他人に対する奉仕」の二分法にあると考えています。究極的に、ヴェイルが持ち上げられたときについて私たちが話していることは、象徴的に文字通りに、もみから小麦を選び出すことです。その結果、人々は文字通り、愛の意識、お互いに親切であること、お互いに同情心に溢れていることの状態に入っていき――そして暴力と自己への奉仕の世界は簡単に究極的に消え失せます。

アイク:全くその通り。
 そして私が言っているように、私たちは存在の中から牢獄を考えており、存在の中から牢獄を感じており、存在の中から牢獄を愛しています。おわかりのように、これはイルミナティとこれらの別次元の実在が、文字通り数千年の数千年に亘り、この瞬間に至るまで――その時間が存在するのではなく、現実には私たちの現実の線上の時間の見方の中で――私たちを分割して支配し、恐怖の中に閉じ込め、お互いの争いの中に閉じ込め、そして私たちを殺すことに費やしてきた理由です。私たちが自分の人生を支配していないで、神か、ある宗教か、科学的な偶然が、私たちの人生を支配しているからです。
 これが、私たちが誰であるかという力と素晴らしさの真実を理解しないように、私たちを条件づけているすべての部分です。
 私たちは毎秒毎秒、私たちの思考でこの世界を創造している人間です。私たちが考え方を変えれば、世界を変える。これが今から入っていこうとしている領域です。そして、これが私にとってこの世界を変える方法の絶対的な基礎です。

マーチン:私たちが住んでいる社会と共に為すべきもう一つの重要な面は――ヨーロッパや他の所と同じようにこの国で――特に感覚に、とりわけ聴覚にとって、騒音と混乱(カオス)と気を散らすことに焦点を当てることだと考えています。私たちが話している状態に到達するためには、人は静寂を必要とします。ここに到達するために、あなた自身の考えを聞かなければならない。それで、グローバルな支配者達が気付いていることの一つは静寂さの力だと、私は考えています。そして、彼らはこの「平和」を許さないために、この世界に騒音とカオスを創りだしてきました。

アイク:大気汚染と水の汚染について人々が話している、と私は言ってきました。騒音汚染は現実に重要な問題です。英国では静かな場所を探すのが難しい。そこで私たちがすべき事は、騒音のただ中に静寂を見つけだすことを学びことです。そして、私たちはカオスの中に平和を見付けることを学ぶ必要があります。おわかりのように、大部分の人たちが平和を見いだすために、一人で居ることを見いだすために、そして静寂を見付けるために、荒野の中にある広大な土地――そこは何にもないが静かで平和です――を見付けに行かなければならない、と考えていることをご存じです。しかし、私たちはあるがままの世界に住んでいて、一方すべての地獄は私たちの回りに解き放たれているのに、そこで孤独と静寂と平和を見付けなければならない、ということをもまたご存じです。そして、これが絶対的に私たちがすべき決定的なことです。

 人は時々私に話すことができる(ある人たちは私が全く傲慢であると考えていることを言っているのだが)。私たちが傲慢と呼ぶものは、英国では、それは一種の非社会的であることと私は思うのです。そして人と非協調的であると。しかし、私を知っている人々は、私が彼らのことを聞いていないから、私に話している人々に私が反応していないと理解する。その時私は別の場所に行っているのです。騒音のただ中で、毎日の世界で、そしてその部分ではないところへ。実際、それは私を時々悩まします。〔笑い〕

マーチン:〔笑い〕

アイク:血にまみれたトラックか何かにぶつけられても、それが来ているのが聞こえない。それ故、私たちはそれができる。しかし、あなたは絶対的に正しい。私たちはそれ以上賛成しようがない。騒音公害によって、そしてまた、もう一日生き延びるための、もうひと月の借り賃を払うための生活に対する圧力は、それを通って行かせることを維持するための、生き残ることに焦点を維持させるための、また頭を上げて「信じられない、こんなことが起こってるなんて!」と実際に言わせないための課程のすべての部分です。そして、これがアメリカで、一つの仕事によって、今では二つか三つの仕事によって賃金が支払われるというライフスタイルの理由です。
 『静かなる戦争のための沈黙の兵器』というドキュメントでは、大衆を整列させる方法と大衆を欺く方法が述べてあります。私が憶えている整列させる方法に、「大衆を忙しく、忙しく、忙しくさせて、農場へ戻し、他の動物たちと一緒にせよ。」というのがあります。これこそ、彼らがしていること、したいと熱望していること、し続けたいと熱望していることです。そして、幻想を通して見ることができる私たち自身のより高位のレベルにアクセスできます、この内部の静寂さを持つ代わりに、騒音公害は私たちが物質世界と呼ぶこの狭い振動数領域の中で、この世界の中に私たちの焦点を、また私たちの意識を、このレベルに限定させるプロセスの絶対的に重要な部分です。

マーチン:ホログラフィックな宇宙に関して、出会われた研究者や科学者の中で、これはと思われた人は?

アイク:『ホログラフィック・ユニバース』という本。その中で、著者はものすごい量の科学的な実験と背景を扱っている、それはこの「現実」はホログラフィックであることをとてもうまく明らかにしています。一旦、この肉体がまたあらゆるものがホログラフィックなものであると実感すれば、突然非常に多くの神秘的なことがあなたの目から崩れ落ち始めます。
 私はイタリアの物理学者、『人の宇宙ゲームMan's Cosmic Game』を書いた ジュリアナ・コンフォートと言う人に出会いました。彼女の本を読みました。それはただものすごい。何故ならば、ここには、主流の科学的な雑誌の中には決して入ってこなかったが、すべてのこれらの秘教的な概念が、実際は存在することが示されていたし、科学的な実験と知識を使って説明する科学者の一つの流れがあるからです。私が言ってきたことと同じように、彼女は実際存在することが知られている宇宙の物質の塊の十パーセントか、それ以下しか私たちは認識していないと言います。忘れないでください。また別の次元、物質、現実もあることを。そして、彼女はすばらしい。彼女の本を読み終えたとき、彼女から突然Eメールをもらった。「あなたの本を読み終わったところです。私たちは情報交換すべきだ」、と。

 彼女の本は私たちが何年か話してきたことについて、振動的な変化、目覚め、「何を・あなたが・持っているか」について語っている。そして彼女はそれをすべて科学的な術語、物理学者としての訓練を受けた者なら理解できる科学的な術語で説明しています。これは全体の目覚めのために、また知識を広めるためにも、本当に本当に重要な点です。これは心を開いた科学者、心を開いた医者、その他を含む修業を積んだ人たちを通して、人々の所へ伝わります。その人たちはまた、自分自身の用語で、これらの事柄を説明し始めています。なぜなら、結局、何世紀にも亘り、宗教と科学はいわゆる「霊的なもの」と「科学的なもの」であったからです。実際は異なった両極でした。そしてお互いに連結して居なかった。それは占星術と天文学がお互いに結合していないのと同じことです。それらは実際には同じ学問の異なった外観です。もし、あなたが占星術と天文学の間の関係のように、統合される何かを取らないならば、そしてそれを分割し、異なる極に押しやるならば、情報と知識を分割していることになります。あなたは分離された一つの部分にいて、一方その一つを強調します。それ故に、あなたは現実の本当の本質を人々に完全に間違って教えます。

 霊的なものと心を開いた科学は同じことです。心を開いた科学は真の科学的な探求者は、公的な嘘を永続化させる者ではなく、単に霊とはどのようなものか、また心の持つ力、波動などを物質的に現すことができるし、科学的な用語で説明することができるということを説明してくれます。
 今まで彼らがしてきたことは、宗教を分割すること――それは圧倒的に霊的ではない、彼らはそれを宗教と呼んではいますが。そして科学は――それは心を開いたものではなく、可能性を非常に非常に小さい断片に永続化し、同時にねじ曲げています。それ故、私たちは宗教を片方に持ち、科学を反対側に持っています。今私たちが見始めようとしているのは、異なった方向から同じ真実を語ろうとしている宗教のない霊性、そして真実の心を開いた科学である。そしてこれはすこぶる勇気づけられるものだと思う。

マーチン:グレッグ・ブラーデンが書いた記事がこの紙上にもうすぐ出ます。彼は、ノーベル賞受賞者で量子論の父、マックス・プランクを引用しています。プランクはノーベル賞受賞の時に演説し、その当時の物理の基礎にショックを与えることを言っています。
 それは、「物質(matter)なんてものは存在しない。すべての物質は力(force)のおかげで生起し存在している。私たちはこの力の背後に、意識と知的な心(Mind)が存在していることを事実だと考えるべきだ。この心(Mind)はすべての物(matter)のマトリックスだ。」と。

アイク:全くその通りです。それは正確に私がこの世界を見ている方法です。非常にすばらしいので何度も引用しているのです、私はビル・ヒックスの言葉を引用しよう。
 「すべての物質(matter)は単に、一つの遅い波動に凝縮されたエネルギーだ。私たちは主観的にそれ自身を経験しているすべて一つの意識(consciousness)だ。死なんてものはない。生きることはまさに一つの夢だ。そして、私たちは自分自身の想像物(imagination)だ」。

 そして私たちは自分自身が想像したもの、従って、この世界は一つの「私たち自身の集合的な想像」だということを理解することは、この牢獄を一つの天国に変えるべき方法だと理解することになります。もし人を見て観察するならば――結局、私を含めすべての人に適応できるのですが――私たちは、罪悪感、恐怖、欲求不満、恨みなどの異なった精神的感情的な牢獄の中に住んでいる事が分かるでしょう。そして、それ故に、もし自分自身の内面の牢獄の中で、自分自身の個人的な牢獄の中で生きている六十億の人々が居るならば、集合的に、彼らは一つの集合的な牢獄、牢獄の集合的なバージョンを現すことができるでしょう。

 『マトリックスの子供たち』でも言ったように、もし爬虫類人の勢力とイルミナティが存在しなかったら、私たちが彼らを発明しなければならなかったでしょう。というのは、彼らは個人的な牢獄の集合的なバージョンである外側の牢獄を表現している部分だからです。
 そこで、私たちを牢獄に閉じ込めているこれらのもののすべてから、私たち自身を自由にすることは、私たち各々がその部分になっているこの集合的牢獄のない世界にすることなのです。
 自分自身のために働くことが、また世界のために働くことになる。何故なら、私たちが世界であり、世界が私たちだからです。

マーチン:私たちはマトリックスを作ったプログラムを書き直すことについて、本質的に話してきました。

アイク:そうです。見てごらん。
 私が驚いていることは、私が途轍もない奇怪なことを話してくるにつれて――条件づけられた視点からは――爬虫類人のシェイプシフターとイルミナティとすべての馬鹿げたことについての非常に奇怪な概念が、どれほどたくさんの人たちに受け入れられていることかということです。そして、それは私たちすべてが、ある深いレベルでは、世界で何が進行しているかを知っているからです。私たちは何が進行しているか知りながら、この世界にやってきた。しかし、生まれたときから、目と耳を通じて私たちが経験してきたことによって、自分自身のこの意識レベルで条件づけられているということです。そして、私たちは悟りを見付けなければならないのではない。私たちは悟っているのです! 

 私たちが為すべき事は障害物を取り除くことです。それは条件付けであり、私たち自身と悟りの間に、私たちが急造した物です。そして再び、私に言わせれば、イルミナティは私たちをこの精神的感情的牢獄に閉じ込めておくために、とても必死に働かなければならなかったし、それを続けていかなければならない。何故なら、私たちの真実(TRUE)の状態が一つの悟りであるからです。 

 こんな喩えをしてみよう。タンクの中に水があり、その上にボールが浮かんでいる。浮かんでいるボールは、私たちの自然な状態だ。イルミナティがしなければならなかったことは、ボールを捕まえて、それをタンクの底に沈めること。しかし、彼らはその状態を維持するためには、ボールを捕まえ、底に維持していなければならないことを知っている。そこで、悟りの意識、私たちの真実の状態を抑圧するために、彼らは色々な角度から爆撃しなければならなかった。宗教、恐怖、食品添加物、ワクチン接種、メディアを使ってだますことで、彼らはそれをしてきた。それで私たちは本当は何であるかを知らずに、記憶喪失症の状態に条件づけられている。そして、一旦この条件付けを破ることができたら、私たち、私たちのすべてがあふれ出すだろう。そして私たちの真実の存在状態になることによって、この意識レベルに到達するだろう。
 底に沈められたボールが離されたら、どうなるでしょうか。瞬時に、そのボールは水の上に浮かび上がる。それが自然な状態。そして、これが私たちが存在している状態。私たちが試みようとしていることは条件付けを破る情報に接続すること、私たちの意識レベルの「魔法」を解く情報に接続することだ、と感じる。そしてそれから記憶喪失症の状態を打ち破り、既に知っていたことを思い出し始める。これが実際に真実、あるいは少なくともその中の幾らかは真実である物事――条件付けられたレベルの人たちにとっては奇怪なものだが――を告げる力です。この真実は条件付けの部分を食いちぎるから。またそれほど深いレベルではないが、人はこれが真実であると知っているから。そしてそれゆえに、それが何かを刺激するから。

 ご存じでしょうが、私のこの旅の十一年から十二年後に、即ちこのバカげたことを暴露しそれを伝えようとしてきたこの意識の旅の後に、最初に聞いたときには奇怪に思えたことですが、何かを既に聞いていたという非常に多くの人たちの例を、私は見てきました。しかし、私が話し続けているので、あなたは何かを聞かないということはできない。そして、彼らはあとで戻ってきて、次のように言う。
 「あれから一つのプロセスが始まった。そして私は今あなたが言っていたことが分かる――とても奇怪なものだが。その奇怪な中に何かがあることを知っている」と。
 それは私たちがこの条件付けを切り抜けようとしているから、またその背後にある本当の悟った意識と通信しているからです。
 イルミナティは人々を条件づけることを続けようと試みているが、別の者たちはこの条件づけに挑戦しようと試みている――そして、これはこの全体の状況が最後まで演じられる「戦場」です。
 条件付けられるか、条件づけられないか、それが問題だ!

マーチン:確かに。

アイク:私自身の感覚では、この上に無限の意識の六十億の外観(姿)がある―そうその外観でしかない――結局、私たちはその意識なのです。もし、その一滴がすべての他の水滴と結合すれば、水の一滴は大海になる。しかし、私たちは違った表現をしている。私たちはこの一つ、即ち無限の意識の違いを強調する。したがって、この惑星上の物質的な姿の中に、六十億のユニークな意識の表現がある。従って、一人の利益になることは、もう一人の利益にはならない。そうだから、結局、私にとってはとにかく、最も重要な変化の面は意志INTENTです。一旦あなたが意志のエネルギーを生みだしたら、そのエネルギーはその意志が成就する必要があるところへ、あなたを引っ張っていくでしょう。

マーチン:まったくその通り。

アイク:そして、これがほとんどの人々が脱落する理由です。何故ならば、私たちの意志を達成するのに必要なことは、必ずしも、その時に、私たちがしたいと思うことではないから、居たいと思うところではないから、一緒に居たいと思う人ではないからです。しかし、それは必要なことです。そして、「私はこれをしたい、あれをしたい」という意志が生まれ、人生がすこし困難になった時、その時点であきらめ、「私はそれがそんなにひどいなら、そうしたいなんて思わない」と考える人たちがたくさん居る。しかし、一旦あなたが意志のエネルギーを生み出したら、あなたはそれを達成するのに必要なことを引きつける。

 次の挑戦は、私は必要なことをしようとしているのだろうか、それに従って行ってるのだろうか、あるいは「余計なお世話だ」と言われるのではないだろうか、と言うことだ。そしてそうなら、ただ腰を落ち着けて、その意志を生み出すかどうかです。

 即ち、「私は可能な最大の者になりたい。本当に天才になりたい。すべてのレベルを持った多次元的なものと結びつきたい。できるはずの力と潜在力を現さないようにする所に閉じ込めてきた、この人生の条件付けを消したい。前世の条件付けをまた消したい」、と。

 もし、真剣にこの意志を生み出すならば、この意志を達成するために必要な環境と人々が、あなたの宇宙の中に、あなたの人生の中にやって来ることを、私は絶対に約束します。そして、それらが個人の目覚めにとって最も有効になることが分かるでしょう。
 これが鍵となるものだ――意志が。

 よく言われるように、あなたが為したことに対する「カルマ」を受け取る、と言われる。私はそのようには考えない。それは受け入れられない。私は行いの裏にある意図に対するカルマを持つと考える。あなたにとてもいいことをすることができるのではないだろうか。というのは、私が手に入れたいものがあるからです。私は下心がある。従って、私の行動はあなたにとって大変愉快なものだろうが、私の意図は愉快なものではないだろう。それは細工され、悪意を持ったものだろう。私は私の行いからではないカルマに直面するだろう。そしてそれはあなたにとって、とてもすばらしいものだろう。私はその行いの裏にある私の意図のために、カルマに直面するだろう。

 もし、私たちがその意志を正しくつかむならば、あらゆる事は正しくなると考えている。そして、もし人々が正しい意志を生み出すならば、それからその結果として、彼らの行く手にやって来る経験に従って行くならば、目覚めと条件付けを打ち破ることは、そうでないときに比べてはるかに早くなるだろう、と考えている。

マーチン:まさに核心をついていますね。
 私は多くの人々がその意志に目覚めるためには、先ず第一に、彼ら自身の静寂さ(quiet)が必要であり、彼らの意志が何であるかの感触に付き合う必要がある、と考えています。ほとんどの人たちはカオス(混乱)と、騒音の中で生きているので、再びその「静かな場所」に到着することで、明確に意志が花咲くことができる場所に到着することができます。意志が鍵です。全く同意します。私たちの読者に最後に言われたいことはありませんか。これについて考えること、また来る数年間にカオスの時が来るのでしょうか。

アイク:私はカオスはその見方にあると思います、実際は。
 私たちはカオスの期間に入っていこうとしていますが、何がカオスなのでしょうか? カオスはしばしば移行(transition)と混同されます。壊れるべき何かがが壊れるとき――この体制は壊れるべきだ――そのとき、明らかにカオスの期間があるだろう。しかし、それが将来あるだろうことは、ものごとがあるべきように展開することに比べれば、それほどカオスではない。何故ならば、よりよい何かに置き換えられる前に、この体制は倒れなければならないからだ。この体制自身は置き換えようとするどんなものでも抑圧するだろうが。
 それで、私たちは悪いものとしてカオスに焦点を定めるすぎるべきではないと考えている。その日の最後には、私たちがこの存在の意識レベルでカオスと見ていたものは、私たちの存在の高次のレベルでは、高度に協調されて、全くカオスではないということになりうるでしょう。
 私が意味するところは、私は私の人生の期間を過ごしてきた――そしてより以上の何かがやって来るだろうと確信しているが。そして、それは極度にカオティックで説明できないもののようだった。それにもかかわらず、後知恵のおかげで、私は過去を振り返ることができる。そしてもし、実のところ、私たちすべてが、「これは馬鹿げたことだ、これは恐るべき事だ」と考えていたカオスの期間を振り返る事ができて、見ることができるならば、「よく、がんばった。それがなぜ必要だったか、それが何をさせたのかが理解できる。実際は、私が考えたように、それはカオスではなかった。それは実質的には明確にどこかへ導いてきたのだ」と、私たちが考えていたカオスの時期を振り返ることができるし、言うことができる。しかし、後知恵によってのみ、私たちはそれを見ることができるのだ。そしてそれで、この体制が崩壊するにつれて、やって来るたくさんのカオスは、私のレベルから、このレベルからは、カオスとして認識されるだろう、と考える。しかし、高次のレベルから見れば、私たちが目覚め、この牢獄を天国に置き換えることを手助けするために、見事に調和しているだろう。そして、私はそれがやって来ていると感じている。
 私の人生の期間内にそれは来るだろうか? 分からない。それは私の人生の期間のすぐ近いところだろうか? そうだ。私は絶対にそうだと確信している。

 私は未来について楽観的だ。毎秒毎秒、目の前でイルミナティのアジェンダが展開していくのをニュースで見たり聞いたりする時に、私はこの考えに時々挑戦されてはいますが。もし、私たちが創造(Creation)と呼ぶこの無限の心(Infinite Mind)が、それ自身現れるべき力に欠けているので、一握りの非常に誤って導かれた人たちと、多次元の実在によって支配されるならば、彼らが望むように、この惑星を無期限に支配できるならば、それなら、この無限の心(Infinite Mind )になにか深刻な故障があるということでしょう。
 そして、もちろん、私はそうは考えていない。
 私たちが見ているものは、今、イルミナティがグローバルな独裁体制の最終的な目的に向かって移動しているように、まさにそう見える一つの期間のようではありますが、多分、その野望、そのアジェンダが私たちの目の前で崩壊するのと同じ期間である、と私は考えています。

マーチン:終わるに当たり、素晴らしい考えです。デーヴィッド、私たちの読者のために、力強い考えを分けて戴いて大変ありがとう。          完

http://www.davidicke.com/icke/index1c.html

http://www.thespectrumnews.com/

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