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2. Intel製クライアントPCとサーバ向けプロセッサの開発コード名(@IT)
http://www.asyura2.com/0311/it04/msg/811.html
投稿者 シジミ 日時 2004 年 1 月 29 日 21:02:09:eWn45SEFYZ1R.
 

(回答先: 2004年版まる分かり開発コード名・ 1. 開発コード名はなぜ地名が多いのか(@IT) 投稿者 シジミ 日時 2004 年 1 月 29 日 20:54:43)

http://www.atmarkit.co.jp/fsys/keyword/011codename2004/011codename02.html

Intel製プロセッサの開発コード名
 まずは、Intel製プロセッサの開発コード名から見ていこう。Intelでは、クライアントPC/モバイル/サーバ/Itaniumプロセッサ・ファミリ(IPF)と製品ラインアップが多い上、各ラインでも複数のプロジェクトが並行して開発されているため、開発コード名が非常に多い。似たような開発コード名が多いので注意したい。

クライアントPC向け
 
■Northwood(ノースウッド)
 2002年1月にリリースされた第2世代のPentium 4。0.13μmプロセスで製造され、初代Pentium 4(Willametteコア)の2倍に相当する512Kbytesの2次キャッシュを内蔵する。5500万トランジスタを集積し、mPGA478ソケットに対応する。2002年11月にFSBを800MHzに引き上げ、Hyper-Threadingテクノロジに対応した。
 
■Prescott(プレスコット)
 2004年2月にリリースされる予定になっている3世代目のPentium 4。90nmプロセスで製造され、Northwoodの2倍に相当する1Mbytesの2次キャッシュを搭載する。またPNI(Prescott New Instruction)と呼ばれる13個の命令が追加される。当初は、2003年第4四半期に出荷が予定されていたが、リーク電流による消費電力の増大とみられる理由により延期された。ソケットはmPGA478のままだが、2004年内にも新たなソケット(LGA775)へ移行するといわれている。La Grande技術(後述)にも対応するとされているが、チップセット、周辺チップ、OSなどのサポートが必要なため、いつ実用化されるかは不明である。
 
■Tejas(テージャス)
 Prescottに続く90nmプロセス製造によるクライアイントPC向けのIA-32プロセッサ。2004年末〜2005年初頭に登場すると見られている。ソケットはPrescott(後期)と同じLGA775を継承するもようだ。
 
■Nehalem(ネハレム)
 2005年末に実用化する見込みの65nmプロセス製造を採用するクライアントPC向けIA-32プロセッサ。Nehalemはオレゴン州の海岸部にある地名。


サーバ/ワークステーション向け

 
■Gallatin(ギャラティン)
 2002年11月にリリースされた0.13μmプロセス製造による第2世代のIntel Xeon MP。初代Intel Xeon MP(Foster MP)の後継に当たる。1Mbytesあるいは2Mbytesの3次キャッシュを内蔵する(2次キャッシュは512Kbytes)。マルチプロセッサ(SMP)に対応するためか、同世代のPentium 4(Northwood)に比べてFSBが400MHzと低く抑えられている。2004年第1四半期に3次キャッシュを4Mbytesに増量したGallatin-4Mもリリースされる。
 
■Prestonia(プレストニア)
 2002年2月にリリースされた0.13μmプロセス製造によるデュアルプロセッサ対応のIntel Xeon(Intel Xeon DP)。デスクトップPC向けのNorthwoodに相当する。当初はFSB 400MHzだったが、2002年11月に533MHzに引き上げられた。また、2003年7月には1Mbytesの3次キャッシュを加えたPrestonia-1Mもリリースされている。
 
■Nocona(ノコナ)
 Prestoniaの後継となるデュアルプロセッサ対応のIntel Xeon。デスクトップPC向けのPrescottに相当する90nmプロセス製造による製品で、2004年第2四半期にリリースされる予定だ。3次キャッシュは内蔵せず、Prescott同様、1Mbytesの2次キャッシュを内蔵する。サーバ向けプロセッサとしては初めて800MHzのFSBを採用する。
 
■Potomac(ポトマック)
 Gallatinの後継となるIntel Xeon MP。マルチプロセッサ対応のIA-32プロセッサとしては初の90nmプロセス製造による製品として、2004年後半にリリースされる予定だ。PrescottやNoconaと同じ世代だが、4Mbytes以上の大容量3次キャッシュを内蔵する。
 
■Jayhawk(ジェイホーク)
 デスクトップPC向けのTejasに相当するデュアルプロセッサ対応のサーバ向けIA-32プロセッサ。Noconaの後継となる。2005年初頭にも登場すると見られている。
 
■Tulsa(タルサ)
 デスクトップPC向けのTejas、デュアルプロセッサ対応のサーバ/ワークステーション向けのJayhawkに相当するマルチプロセッサ対応のサーバ向けIA-32プロセッサ。Potomacと共通のプラットフォームをサポートするが、IA-32プロセッサとしては初めて2つのプロセッサ・コアを内蔵する。


★オリジナルの記事にはスペックの一覧表がありますが、省略しています。(シジミ)
http://www.atmarkit.co.jp/fsys/keyword/011codename2004/011codename02.html


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