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(回答先: re:[35579] 「侵略」は人間の原点だ！ 投稿者：FP親衛隊国家保安本部[韋駄天-35581] 投稿者 乃依 日時 2003 年 12 月 15 日 14:10:59)
[35604] re: >所沢の農家のみなさんは
投稿者：武田信弘 投稿日： 12/14 Sun 23:12:28 削除
[35581] re:[35579] 「侵略」は人間の原点だ！
こんにちは、FP親衛隊国家保安本部さま、
ブッシュ小泉さんに反論と思ったのですが、まずは、順番に反論をして行こうと思います。
＞人間の原点は世の中弱肉強食、食うか食われるかですよ。
＞これは人間に限らず大自然の摂理ですよ。
これについては、別の方が書いていましたが、まさにその通りで、弱肉強食と言う側面とは異なる面が多くありますよ。
＞熊に捕まって喰われてしまう鮭が、その運命をいくら呪ったところで、そんなもんは熊にとって屁でもないんですよ。
＞つまり熊は鮭の運命を左右できる力を持っているが、鮭は熊の食欲を左右する力を持たないということなんですよ。
少なくとも、人間は、熊と鮭に分かれているわけではありません。
比ゆと言うのは、ある意味、現実をゆがめる効果があります。
少なくとも、人間同士は、互いが平等であると、考えようとしているし、
そう言った平等性をおおっぴらに無視できるわけではありません。
つまり、本来は、人間社会そのものが、そういう平等性を必要としているのです。
＞日本に進出している外資系金融機関がハイエナ外資と言って非難されますが、ゴールドマンサックスの日本法人の社長は日本人です。
＞この人はまだ４０台でゴールドマンサックスの本社の役員を勤めているそうですが、本社の役員の数は十数人らしいですよ。
＞つまり、世界のゴールドマンサックス証券を動かしている意志決定の何分の一かは日本人の意志によって行われているということなんですよ。
確かに一部の人たちが、彼らをハイエナと非難していますね。でも、日本の政治家の中には、とってもあくどい金儲けに
手を染めている連中がかなり多くいるはず。
僕が気になるのは、なにか、この文章の中に、彼らをうらやましがっているようなそんな感じがあるのですが、どうなのでしょうね。
＞結局は、資本主義というものは、国籍・人種を問わず、成功とゼニ儲けへの飽くなき執着心を持つ者が上に立ち、それに不満がある者はずっと食い物にされる負け組みってことでしょう？
＞そんなもんは人間が貨幣文明を発明した時からそうだったのであって、それに文句があるなら貨幣経済がない処に行って住むかホームレスになるっきゃないのです。
ここに抜けている視点が幾つかありますね。一つは、公平なルールと言うことです。資本主義にもルールがあります。商取引にもルールがあるし、社会生活をしていく上で、多くのルールがある。
また、資本主義で成功するのは、必ずしも、成功と銭儲けへのあくなき執着のある人たちだけではありません。
まったく反対の人たちに成功が訪れることもあります。具体的には、幾つかの発明をした人たちや、ごく普通の企業家や、
多くの芸術家もそうではないかな。
＞つまり、熊に喰われるのがいやなら、熊になるか、熊が住まない川に行って生活しなさい、ということですね。
＞鮭が鮭のまま熊がうろうろしている川に住んでいて、何で我々がこんな目に、とわめいたところで現実世界には何の影響もありませんよ。
なにも、人間と、熊と鮭を置き換える必然性は無い。また、熊は鮭だけを食っているわけではないし、
鮭も、熊に食われるだけが生活ではない。
つまり、人間は、他人を犠牲にして金儲けや欲望の現実に走るだけではないし、
他人に犠牲にされるばかりでもない。
なにか、反論ばかり書いてしまいましたが、
やはり、ここら辺は、ある意味、重要です。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。