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感情教育 (上) 岩波文庫 フローベール, 生島 遼一
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投稿者 乃依 日時 2004 年 1 月 04 日 03:05:02:YTmYN2QYOSlOI
 

感情教育 (上) 岩波文庫
フローベール, 生島 遼一
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感情教育 (下) 岩波文庫
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書籍データ


文庫: 401 p ; サイズ(cm): 15

出版社: 岩波書店 ; ISBN: 4003253833 ; 改訳 版 上 巻 (1971/01)

おすすめ度: カスタマーレビュー数: 2 レビューを書く
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誰だ?『感情教育』を星3つにしたのは!?, 2003/11/02

レビュアー: カスタマー   東京都 Japan
ドストエフスキーに並ぶ、青春小説の代表例といって良いでしょう。凡庸なフレデリックとアルヌー夫人の不倫物語あんど三角関係、そして、パリ郊外に愛の逃避行をしても革命のニュースにうずいてパリ学生群にまた戻ってしまうという、なんだか70年全共闘の安ドラマのようでもある、恋愛教育のこの『感情教育』は、パリの地理にあまり詳しくない日本人にも十分楽しめます。『ボヴァリー夫人』と比して、ずっとストーリーに起伏があり、純粋に読めます。(もっとも、「純粋に」読むなんて、フロベールにはありえないかもしれないですけれども。)


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感情教育, 2003/08/13

レビュアー: カスタマー   大阪府枚方市
19世紀フランス。当時の身分としてはかなりの恵まれた境遇にありながら、生来の弱気さ・意志の弱さから、何をしても中途半端に終わってしまう主人公フレデリックの人生を描いた小説。大した努力もせず、「夢に敗れた」と思い込んで妥協の道を選ぶ彼の姿に現代の日本の私たちを見るようである。ただ、年上の人妻アルヌー夫人に対する気持ちは純粋で、彼女とのラストのシーンは圧巻。この青年のありきたりな物語を見事に締めくくっている。時代背景などやや複雑な気もするが、強い意志を持たなくなった、今の若い人たちに読んでもらいたい作品です。


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