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(回答先: Re: 釈明とお詫びです 投稿者 エンセン 日時 2003 年 10 月 21 日 21:51:01)
エンセンさんレス有り難うございます。
読ませて頂きました。もう少しすり合わせないとすれ違いから問題が出るかもしれないので書かせてください。
他はしっかり了解しました。
私が伝えたい問題は、言葉の下での人々の姿勢なんです。
これは無意識のうちに社会システムにも現われ、被差別者に影響を与えてしまうんです。そのシステムから生まれる問題は大きいということです。
…………
>使用者に悪意がないのならば、自由に言葉は使用してもいいんじゃないの？
これについてですが、今ここで、あるいは以前の夜中のように、相手の姿勢や気持ち等が解る関係の中で、悪意なく使うときは
大丈夫だと想います。
これは、身内であれば相手に悪気が無いとわかる限り、差別と誤解されうる言葉も笑って許せる事があることから解ります。
悪意なく排除の気持ちも差別の意識も無いと解ればその場合は好い訳ですから。
（自分達の外部には悪意が潜在していたとしても…）
言葉自体が問題というよりも、言葉の下の相手の姿勢が問題なのですね。言葉に何を込め、どういう姿勢でいるかということです。
《言葉の下の相手の姿勢》というと、とりあえず先日の真夜中の私たちの経験では合意できるのではないかと想います。
…………
しかし不特定多数に向けて、その発言者の姿勢もが解らない状態で語るときは、問題が起きるかもしれない。
言葉は社会的に蓄積された意味・イメージを伴っていて、相当に否定的なイメージを喚起する場合もあるわけですから、その言葉を
使われる事に精神的な傷をえぐられるように感じる人もいるわけです。
ここで、ちょっとプライベート過ぎて気が引けるのですが、例としてリアリティを持っていただくことを願って語ります、ご了解ください。
お子さんが先のイラク関係の話題での奇形といわれるような出生で、生きてゆかなければならなくなったとすると、社会がどういう
形で立ち現われるかは推察できるのではないでしょうか。その時エンセンさんはどうされますか。
お子さん一人の問題ではなく、他にも大勢の偏見を持たれ、排除される人が普通の生活を送れないか、それが困難な状況にあります。それが本当に知られていないし、２ｃｈに見るように悪意ある差別に満ちた側面もある。
お子さんが奇形奇形と言われ、その言葉のイメージを弄びながらいじめられ、まともな就職先もない状況で、エンセンさんがその
お子さんを残してお亡くなりになるとすると、現在の社会はお子さんをどう扱うか想像してみて頂きたいと想います。
もし、本当にそういう状況になったら親は凄まじい苦闘を社会との間にはじめねばならないか、自殺するか、そういった事が起きる。
色々例が多すぎて挙げられません。
私が言いたいのは「言葉」上の問題に事を矮小化するのではなく、まず、そういう姿勢や傾向が無意識に社会に存在する事への
自覚と、問題がある事への自覚を頂きたいという事です。その上で不特定多数に対し、影響力を持つその言葉を使うことが妥当か
決めればいい。
どうでしょうか。強制はしません。しかし、今後誤解を招きたくないので改めてお伝えしました。
言えることはこれで終わりです。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。