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浮かびあがった頭部切断の真相 龍野教授ら法医学関係者が重大証言!
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投稿者 竹中半兵衛 日時 2003 年 10 月 30 日 10:55:53:0iYhrg5rK5QpI

(回答先: 神戸家庭裁判所・決定要旨 家裁は警察が偽計をもって自白させた事を認定!(毎日新聞1997年10月18日付より) 投稿者 竹中半兵衛 日時 2003 年 10 月 30 日 10:51:12)

続・神戸小学生惨殺事件の真相

■「神戸事件の真相を究明する会」(1997年10月1日発行)■

浮かびあがった

頭部切断の真相

龍野教授ら法医学関係者が重大証言!

 報道されているA少年の「自供」によれば、A少年は殺害した淳君の遺体の頸部を金ノコで切断したとされている。

 「鋭利な刃器で切断」とか「電動のこぎりで切断か」(「毎日新聞」五月二十八日夕刊)とかの報道はなんであったのか。本当に金ノコで切断したといえるのか。

 また「第二頸椎を真一文字に切断されていた」(『週刊文春』六月十二日号)というが、それはどのような切断方法をとれば可能なのか。それは中学三年生のA少年が本当にとりうる方法なのか。

 私たちは、淳君の遺体を司法解剖した神戸大学医学部法医学教室の龍野嘉紹教授をはじめ複数の医学者にこれらの疑問をぶつけてみた。

 その結果、じつに驚くべきことに、報じられている「自供」内容とはまったく異なって、切断に金ノコを使ったのではないことや、タンク山のテレビアンテナ基地の平らなコンクリートの上では不可能な切断方法であることなどが判明した。以下、私たちは、淳君の頭部の切断方法がA少年には決してできないプロの手口であることを裏付ける決定的事実について明らかにする。

 尚、御遺族の気持ちを思うと、淳君の頭部切断の真相を具体的に語ることには、ためらいもありますが、事件の真相を究明するために、あえて触れざるをえません。御容赦ください。

「頸部を金ノコで切断するのは非常にむずかしい」

 「頸部のように均一性の組織でないものを金ノコギリで切るのは非常にむずかしい」――神戸大学医学部保健学科長・石川齋教授(整形外科学専攻)は、私たちにこのように明言した(九月八日)。

 頸部は骨だけでなく、頸動脈などの血管やいろいろな神経や筋肉や靱帯など種類の違う組織が入りまじっている。この頸部を金ノコで切ろうとしても「神経や靱帯など(の索条物)がノコギリの刃にひっかかってとても切れるものではない」という。しかもその切り口は「ズタズタ・ボロボロ」になる(同教授)。

 つまり「ギザギザではなく一様である」(先の「毎日新聞」)淳君の頭部の切断面とは似ても似つかないものになってしまうのだ。

 五月二十五日午後の大捜索中に、タンク山のアンテナ基地でA少年が淳君の遺体の首を短時間で金ノコを用いて切断したなどというのはウソであり、警察のつくり話なのだ。

南京錠の切断粉は付着していない

 「(切断したときの南京錠の金属粉は)頭部の方にも胴体の方にもないですね」――私たちの質問に、龍野教授は一瞬ちゅうちょしながらこのような決定的な証言をした。

 南京錠の切り粉が頸部の切断面に付着していない、ということは、“A少年が南京錠を金ノコで切り、同じ金ノコで淳君の頸部も切断した”という警察発表そのものが全くデタラメであるということだ。淳君の頸部切断に金ノコは使用されていないのだ。

見えてきた真相

 では淳君の遺体は、いったい何を使って切断されたのであろうか。

 淳君の遺体の頸部の切断端の数か所に「ノコギリの目が三つずつそのまま横にすべった痕跡がついていた」と龍野教授は重大な証言をした(九月二日、以下同じ)。しかも「目の粗いノコギリ」(「産経新聞」六月十六日)ということだ。この三つずつの粗い目の痕跡は細かい目の金ノコではなく、回転式の丸ノコの目をあてた痕跡であると推定できる(切断された頭部を切断面から見た図解参照)。それはわれわれが前回発行のパンフで推論してきたとおりである。五月二十八日に「毎日新聞」が報じたように「電動のこぎり」が使用されていたのだ。

首は段差のあるところで切断された!

 「頸部は第二頸椎の下端部で鋭利に切断されとるんや。第二頸椎の椎体を前から切ったんやと思う。結局椎体が最初に切れていますからね。そしてそのうしろの椎弓を切っていますからね。」――このように龍野教授はきわめて重要な事実を私たちに語った。(第2頸椎の各部位の名称図参照)

 淳君の頸部は、第二頸椎の下端部を前から後へ一気に切断されているのだ。

 図@でしめすように、第二頸椎はきわめて上の位置にあり、体の正面から見ると顎のうしろにかくれてしまう(イ)。顎のすぐ下から切りあげても、第二頸椎には届かない(ハ)。また遺体をあおむけにねかせて頸部を切断しようとしても第二頸椎を切ることはむずかしい(図Aのイ)。では、どのように切断されたのか。

ある著名な元監察医は次のように語った。

 「第二頸椎を前から切断するためには顎を上にあげなければ無理ですね。このような切り方は、段差がある場所でなければできません。タンク山のテレビアンテナ基地の平らなコンクリートの上ではできません。」

 

 これは決定的な証言である。図Bにしめすように、遺体をテーブルの上のようなところにあおむけにしてねかせ、頭部をテーブルから外に出して下に垂らす。このような姿勢でなければ第二頸椎を前から切断することはできない。つまり淳君の頸部は、平らなコンクリートの上ではなく、このような設備のある別のところで切断されたのだ。

 “タンク山のアンテナ基地の平らなコンクリートの上で淳君の頭部を切断した”という警察が発表したA君の「自供」は、警察によってつくられたストーリーでしかない。

 ある元解剖学教授は「このような不自然な姿勢を遺体にとらせて鋭利な刃器で一気に切断することのできる犯人は、専門的な知識と高度なテクニックをもつ、複数の人間ではないか」と語った。

  さらに「気管が上端部で水平に切られている」(龍野教授)という切断方法についての新たな驚くべき証言をえた。気管の上端部とは声帯の直下のことをいう。第五または第六頸椎の高さに位置する(図@のロ)。したがって遺体の切断は、淳君の頸部前面のこの位置から刃器を水平に入れてまず気管を切断し、すぐに斜め上にむけて第二頸椎前面のすぐ下まですすめ(図Aのロ)、ここで顎をあげ頭部を垂らす形で第二頸椎の下端部を一気に後方に切りぬいた(図Bのイ、図C)、と推定しうる(頸部を横からみると真一文字ではなく「へ」の字に切断線が入ることになる)。

 これはきわめてむずかしい頸部の切断の仕方なのである。これをなめらかにやってのける犯人とは何者なのか。

 専門的な知識と経験とそれにもとづいた高度なテクニックとを身につけた冷酷無比な人間以外に私たちは想像することができない。

頭部は置きやすいように切断された!

 犯人が遺体の第二頸椎を切るというむずかしい切り方をあえてしたのは、切断した頭部を校門の前に置くことをあらかじめ考えていたからではないのか。

 五月二十七日の早朝に市立友が丘中学校の校門の前で淳君の頭部を目撃した毎日新聞配達員のOさんに、私たちはあらためてきいてみた。

 「(首の部分は)見えてなかった。もうすっぽんぽんよ、こっから。据え置きで置いてあるみたいな感じや。前から見ると顎だけ見えて……うしろは門扉から十五センチはなれとった」と。

 元監察医の話では、これまでのバラバラ事件をみるとほとんどの場合、死体をあおむけにしてノドボトケの位置(第五〜第六頸椎の前)で切断しているという。そしてこういう切断の仕方をした場合には、ノドボトケの位置より上部の首の部分が頭部側に付くことになる。そして仮にこのような頭部を立てて置くとしたら、頸部が軟らかくて不安定となり、それは転倒してしまうにちがいない。頸部がかえって邪魔になるのだ。

 しかし頸部を残さないように第二頸椎で切断すれば、頭部は安定して置くことができる。まさに「据え置き」(Oさん)の如くに。しかも図Dでしめすように、このような置き方をすれば、遺体の頭部の目線が約四十五度上方を向くことになり、校門の前を通る人々の目線とちょうどあうことになるのである。

 淳君の遺体を切断したものどもは、置くであろう首の安定度と、このような目線の“効果”をねらって頸部の切断方法を決めたにちがいない。わざわざ第二頸椎をねらって切るという異様な切り方の理由は、ここにあったといえる。

 これらは、遺体の口にくわえさせられた「挑戦状」で「愚鈍な警察諸君」をあざわらったこととも合致する。

死斑は語る ――凍結して切断か?

 「死斑は淡紅色、通常よりも赤っぽい」「腐敗(の進行)は遅い。とくに胴体の方が遅い」――殺害三日後の淳君の遺体の死斑についても、龍野教授はこのような決定的な証言をした。

 さきの元解剖学教授も龍野教授の証言について「淡紅色とはおかしいですね。死後三日目の遺体は、通常は紫色がかっています。それが事実なら、殺害直後に低温状態におかれたのですよ」とはっきりと語った。

 検死の専門書をひもといてみると、通常の死斑は赤紫色または暗紫色である。けれども一酸化炭素中毒死や青酸中毒死の場合には鮮紅色となる。

 また死因がどうであれ死後低温(冷温)状態におかれた場合にも紫色ではなく紅色となる。

 淳君は首を絞められて殺害されたのであるから、死斑が淡紅色であるということは、死後に低温(冷温)の中におかれたということだ。五月二十四日から二十七日までタンク山に置かれていたのではない。冷温装置の中か大量のドライアイスの中に置かれていたのだ。「腐敗の進行が遅い」こともこのためであったのだ。

 「通常は内臓のある胴体部の方が腐敗は早い」(元監察医)にもかかわらず、それとは逆に、頭部の方が腐敗が早かったのは、頭部を胴体よりも先に解凍したからにちがいないのである。

頭部を切断しやすくするために凍結した

 「凍結標本のように遺体を凍結させて頸部を硬くすれば、電動丸ノコで目づまりすることなく一気に切断できる」――このような注目すべき見解を、先の元解剖学教授は明らかにした。

 この見解によって、どのようにすれば切断面が「一様」になるのか、この疑問が一気に解決する。犯人は「均一性ではない」頸部を電動丸ノコを使って切るために淳君の全身を丸ごと凍結したのだ。

 淡紅色の死斑の出現も腐敗の進行の遅さも、そして「淳君の頭髪がシャワーを浴びたように、びっしょりぬれていた」(「産経新聞」六月二十三日)ことも(解凍直後の状態であることをしめす)、また頸部切断であるにもかかわらず淳君の着衣に血痕がないことも(凍結切断のゆえに出血がほとんどない)、すべての謎が氷解するではないか。

 さらに五月二十四日午後に淳君を殺害してから二十七日に正門前に頭部を置くまでの三日間という時間も、殺害→凍結→遺体の切断→解凍に時間を要したからだと思われる。

 以上、惨殺された淳君の頸部の切断面を専門家の数々の決定的証言にもとづいてつぶさに検討してきた。そうすることによって事件の真相の核心部分〔どのような人間が、何のために、どこで、何を使って、いかに淳君の頸部を切断したのか〕が、はっきりと浮かびあがってきた。報道されているA少年の「自供」内容は、まったく虚偽のストーリーでしかないのである。

 私たちは事件の真相がA少年の家裁送致とともに闇に葬り去られることを決して許しはしないであろう

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