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★阿修羅♪
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公立校での入試不正について、今までにも、何回か述べたが、再度述べておこう。少なくとも、次の2点はおかしいこととして、誰もが認めるはずだ。第一は、僕が裁判で会議の会話テープなどで証拠を明らかにして示した埼玉県立三郷工業技術高校での一般入試での入試不正。及び、それに関連して起きた女子更衣室精液事件などの事件だ。第2は、全国で行われている推薦入試の不明確さだ。僕はこれらの背景に次のことがあると思う。それは、公共事業での指名競争入札が結果的に業者から官僚や政治家へのリベートを許す形になり、それを仲立ちとして、選挙での業者と政治家、官僚のもたれあいが出来上がり、今では、公共部門での赤字1000兆円という負債を生み出すまでになってしまったのと同じで、やがて、日本の将来に抜き差しならぬ悪影響を与えるだろう。日本の支配層は今までのような利益誘導型政治はできなくなっている。なぜなら、財源がなくなってきているからだ。もうこれ以上の国債発行はいくらなんでも無理だ。だから、彼らは、高校段階で入試をコントロールし、支配層にはいい学歴を、労働者層には、最低限の学歴を。そして、間で、労働者を管理し、支配層へ利益を持ってくる階層には、入念な選別をかけようとしている。しかし、学歴だけでは、なんの能力もつかない。そのいい見本が現在のアメリカ大統領ジョージＷブッシュだ。彼は、エール大を出て、ハーバードでＭＢＡを取っている。しかし、それでも、彼は、日本の地球上の位置さえ多分知らないだろう。「英語の壁」という文芸春秋社から出ているマーク・ピーターセンの本には、彼が、"So, what state is Wales in?"と聞いたと出ている。つまり、彼はイギリスのウェールズさえ、その地理を把握していなかったことになる。多分、もっといい見本は、北朝鮮の元首様だ。彼のおかげで、北朝鮮の民衆の９割は飢え、人間としての尊厳さえ保つことができないでいる。それでも、彼は民衆を力で押さえつけ、自らを美化させることが意味があると感じているのだ。金のある連中がある程度教育で有利な位置を占めることがあるのは仕方が無いことだとある程度は思う。しかし、今進みつつあるような入試不正は、将来救いがたい窮地に日本を追い込むだろう。その時には、支配層でさえ、今のような暮らしはまったくできなくなるはずだ。今の世界情勢を見るべきだ。世界の資源の枯渇状況を知っているのだろうか。農業での食糧増産の可能性がもうほとんど無いことを知っているのだろうか。地球環境の変化は、もう、各個人が肌で感じることができるほど、酷くなっているではないか。そういう状態で、今のような入試不正が続けば、その行き着く先は、今の財政赤字などで済むような状態じゃない。今の北朝鮮と同じで、ただただ意味があるのは、コネがあるかどうかだけ。上部の批判は一切許されず、生きる糧は、自分より弱い人間たちを搾取するだけという社会。殺人も、誘拐も、どんなことも、警察権力という名の元に、平気で行われるだろう。しかし、どんなにそういう支配を強めても、ほとんどの人間が、ちゃんとした努力はしないから、社会は貧しくなるだけだ。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。