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ごめんなさい、政権交代ということが理解できません
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投稿者 長壁満子 日時 2003 年 11 月 09 日 03:09:02:ogX2fk4/l2p62

 クエスチョンさん、あっしらさん、竹中半兵衛さんへ。
 この12月は、まず、100人の先発隊がイラクに行くという。そのための「防毒手袋」を準備し、それはすでに手配されているという。数日前には、朝日夕刊に、自爆テロ用におどろおどろしい武器(名前をわすれました)携帯を許可とのこと。こうした記事は、日刊には載りません。
 私は民主党と自民党の違いがわかりません。
 皆様方が、政権交代とおっしゃるそのこと自体が国策・経済界のしかけたシナリオであるとおもえるからです。赤旗がいっているからではありません。共産党員だからではありません。自慢になりますが、私のいっていることは、ほとんど、共産党よりも先に考えていることが多いです。
 共産党の国連至上主義を批判してきました。
 「テロも戦争も」というゆで蛙思考を糾弾してきました。
 自分は絶対安全圏のなかにいて、口先だけで、戦争反対をとなえる不破氏に「人間の盾として、イラクにいけ」と、メールしました。アフガン攻撃をとめられなかったくせに、「えらそうに言わないでくれ」と文句をいってきました。
 みな様が、共産党の掲げる共産主義を根拠に、いろいろと批判されていることは、一理も二理もあることでしょう。ですが、そっくり、その基準を、自公民にどうして、あてはめないのでしょうか。共産党だからこそ、といわれている嫌いがあるような気がします。
 その昔、共産党が素晴らしい人々の集団だったかもしれません。命を賭して理念を守った人がいたかもしれません。小林多喜二を始めとして、天皇絶対主義の下、大虐殺されたあまたの先輩、また、幾人の素晴らしい思想家・論客が理不尽に除名されたことでしょう。そうした昔の一つ一つを検証し、すべて納得し、党を支持しているわけではありません。
 このぐちゃぐちゃした日本の時代にあって、欺瞞だらけの政治が続くなか、反共攻撃のすさまじさに、私は入党を決意しました。
 9・11が起こり、圧倒的弱者が圧倒的大帝国にはむかうその様をみて、私は共産党と小林多喜二をイメージしました。そして、イラクのフセイン、今では北朝鮮の金正日がリアルにダブってきました。
 政党も、政治家も、ましてや党員は今をいきています。世界の流れの中で、良くも悪くも、翻弄されていくばかりです。21世紀の早い時代に「民主連合政府」をと、志位委員長はいいました。当時は、社会党出身も多く、うまれたての民主党と政策の一致もかなりあるかにみえました。「合意できるところはする」というスタンスで、共産党はそれまでの「共産党は除く」といういじめの構図はだいぶ緩和されました。マスコミもぼちぼち、共産党のことをかきはじめました。
 この間、民主党の個々の注文など、共闘条件をつきつけられ、妥協に妥協をかさねたこともありました。
 そして、9・11〜です。民主党はかわりました。いえ、大橋巨泉氏もやめざるを得ないような体質の党に変質していきました。もともと、自民出身の民主党でした。財界からの献金など、さまざまなしがらみもではじめてきたことでしょう。お金に絡む議員辞職も、ありました。機密費事件も共産を除く全党が関与してました。
 共産党だけが正しいとか、完璧だとかはおもいません。ですが、資本主義システムの日本のなかで、党員からみたら許しがたいようなことがつぎつぎおこるのでしょう。
 あるものは、右翼に走り、あるものはがんばれなくなり、あるものは、是々非々で割り切って考える。よくもわるくも、そうして、共産党は今、81年めをむかえているのです。過去の総括もするでなく、真摯な反省もみられず、腹立たしいことも多々ありますが、ならば、村山政権は、総括したのですか、といいたくなるのです。自民党は、公明党は、民主党は・・・・共産主義政党と同じ問いがなされなければならないとおもいます。与党であるがゆえの責任もまた、それは追及されねばならないのではないでしょうか。
 そして、今、日本の歴史が変わる節目のとき、有事法案に賛成した釈明も総括もしないで、早いか遅いの違い、武器の許容範囲の違いであるに過ぎない「民主党のイラク派兵」を、最大限の価値として認める。消費税=戦費調達の構造をレールに乗せ、軍需産業と結託する民主党。まるで、自民と対抗するものであるかのごとく演出するメディア。わたしの疑念と不安がたまたま、共産党の主張と合意したということです。
 ここ一連の戦争、日米の動きをみていて、素朴に疑問がわいてきます。小泉首相誕生から私は、メディアのまやかしは気になっていました。
 今は、しかけられたシナリオのなかで、どう、演じるかが問われているのです。今から、公正なシナリオを描く時間もエネルギーもありません。
 それに、私は新米の党員です。私の言うことは、ほとんど、効果はありません。さざ波では一人の党員?も選挙に行っていただけないのです。先輩ですから、当たり前でしょうが。
 以上、一人の人間として、生々しい戦時下、平凡な個人的な意見をのべさせていただきました。
 
 

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