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「それでよかったのだ」型歴史認識のままでの憲法改正は容認できません
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投稿者 あっしら 日時 2003 年 11 月 15 日 04:53:55:Mo7ApAlflbQ6s

(回答先: つい不満が出ました 投稿者 ぷち熟女 日時 2003 年 11 月 15 日 00:26:28)


ぷち熟女さん、こんばんわ。


>こと憲法改正に際しては、敗戦責任の明確化はどういう意味でその出発を助けるとお
>思いですか。

「敗戦責任」の論議を重ねていけば、国家の在り方から経済論理や国際関係までが洗いざらい問い直されることになります。

300万人超と言われる戦争犠牲者を出して敗戦を迎え、軍事占領のなかで国家社会の変更を強いられた歴史を「それでよかったのだ」と蓋をしてしまっているのが日本です。


護憲主義者は、外国を侵略した軍部独裁ないし絶対天皇政が国際民主勢力によって倒され、国民が主権者となった民主主義国家になれたのだから、「それでよかったのだ」。

民族主義者は、日本を身動きできないよう圧迫を加えてきた米英蘭に恐れることなく敢然と立ち向かい、敗れたとはいえアジア諸国に独立の道筋をつけたのだから、「それでよかったのだ」。

親英米派は、身の丈を忘れ非合理な戦争に走った連中は敗北しなければ懲りなかったはずだ、そういう連中が駆逐されるとともに米英と真のパートナーシップが生まれる民主主義国家に生まれ変わったのだから、「それでよかったのだ」。


侵略戦争責任論者からは外国に与えた損害はどうしたとお叱りを受けるだろうが、国家統治者が国民にあれだけの大災厄をもたらした戦争が、理屈の付け方は違うとはいえ総じて、結果として「それでよかったのだ」とされているのが日本の現状です。

このような「それでよかったのだ」式の歴史認識や意識情況のまま憲法が改正され、政治判断で軍事力が行使できる国家になることを強く危惧しています。

「それでよかったのだ」という前提に立ってしまえば、戦前の統治者が設定した基本国策の是非や開戦判断の当否をまともに問う意味もなくなるので、歴史マニアや軍事マニアのネタとして扱われるだけになっています。

敗戦し長期の軍事占領支配を受けたのだから国策に「あやまりがあった」という前提に立てば、否応なくあやまりを見出さなければなりません。
ある人は個別の政策判断を問題視するかもしれませんし、別の人は明治維新後の日本に通底する国策がもたらす必然性を取り出すかもしれませんし、他の人は、政策決定メカニズムの非を唱えるかもしれません。
なかには、相変わらず米英が悪かったという頓珍漢な論を張る人もいるでしょう。

あいつがこけたから負けたというレベルで責任が明確になるわけのものではなく、また、そのような決着の付け方では論議する意味がないと思っています。

その論議を通じて、統治者=支配層の判断力がいかにあてにならないものか、支配層は自分たちの利益を国家の利益にすりかえて国民を動員するものだとか、経済権益とはなになのかとか、半端な軍事力の保有はかえって害をもたらすものかもしれないといったことが俎上に乗せられることに意義があると思っています。


「敗戦責任」を明確にしようともせず、ばらばらの理屈付けで「それでよかったのだ」と決着を付けてしまっているような国家国民が、国民に犠牲が出るのみならず国家の存亡にも関わる軍事力の行使を政治家(内閣・国会議員)の判断に委ねてしまうような憲法改正に踏み切るのはおやめなさいというのが真意です。


※ 選挙版も流れが速いし、少しだけテーマがずれているかもしれませんので、以降は、議論版のほうに移していただければ幸いです。


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