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Re: お笑い外務省機密情報 [あなぶき代理堂の「読んだつもり」 ] 【テリーレポート生かされず】
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/1372.html
投稿者 なるほど 日時 2003 年 11 月 18 日 05:00:32:dfhdU2/i2Qkk2

(回答先: Re: 木村レポートありがとうございました 投稿者 レイ 日時 2003 年 11 月 05 日 14:29:34)

お笑い外務省機密情報 [あなぶき代理堂の「読んだつもり」 May 23, 2001 ]
あなぶき代理堂の「読んだつもり」 May 23, 2001
お笑い外務省機密情報
テリー伊藤  飛鳥新社 1300円


穴吹 史士
アナブキ・フミオ


奥付を見ると、1997年10月に第1刷だ出ている。手元にあるのは、先ごろ銀座の書店で買ったもので、翌98年2月に出た第8刷である。田中真紀子外相の登場で外務省が脚光を浴びたので、店頭に引っ張り出されたのだろう。

この本の姉妹編で、一足先に刊行された「お笑い大蔵省極秘情報」は、出た当時に読んで、一読三嘆した。現職の大蔵官僚に対するインタビューで構成されていたが、大蔵官僚の世間の常識から乖離したエリート意識が、これでもかこれでもかというように戯画化され、笑い転げ、次いでぞっとした。

その本を編集した人物をちょっと知っていたので、取材対象の実在性と内容の信憑性を尋ねたことがあるが、「ぜんぶ本当です」という答えだった。もちろん、それ以外の答えようはなく、質問すること自体が、失礼だったかもしれない。

「お笑い大蔵省」のほうは、ノーパンしゃぶしゃぶ事件で、大蔵官僚が世間の指弾を受けていたタイミングをねらって刊行されたと記憶する。「お笑い外務省」は、ペルーの日本大使館人質事件と、それが解決した直後の当時の大使の横柄、傍若無人な挙措から、外交官に注目して取材が始まっている。

取材は大蔵省より困難だったようだ。しかしそれでも、機密費とそれを横領しているらしい人物の存在と当時の外務次官との関係など、松尾室長事件で天下に露見した外務省のはちゃめちゃな内実にちゃんと迫っているところがえらい。

それよりも、著者が外務省に怒りを向けているのは、日本の安全保障の前線としての役割を全然果たしてないじゃないかという点である。任地の国の情報収集は、現地の言葉がわかる「アルバイトのおねえちゃん」に新聞の切り抜きをさせるだけ。その国の主要組織の本部の場所さえ知らないありさま……。

外務官僚と接触した機会がそんなにあるわけではないが、私がその国に半日滞在しただけで出会った出来事に、「そんなことあるはずがない!」と驚き、現場に連れてゆくと、とんちんかんな解説をしてみせた外交官や、着任以来1カ月、大使館にこもりっきりで新聞の切り抜きを読みふける日常、通勤ルート以外の地理は全く知らず、外食は私と会食を約束した立ち食い食堂が初めてという外交官を、つい思い出してしまった。

著者の最大の怒りは、日米開戦当時の駐米大使以下、大使館幹部が、同僚の送別会で飲み過ぎ、真珠湾攻撃の事前通告をさぼったこと、その幹部が戦後、相次いで次官に昇進、省ぐるみで自分たちのミスを握りつぶし続けたこと、その結果、いまだに、日本人が卑怯者のジャップ呼ばわりされ、世界から尊敬されていないこと、に向けられている。

国会の質問に元外務官僚の議員が立ち、田中外相をいろいろ追及するのを聞いていると、「外務省130年の伝統を侮辱した」というような言い方があった。伝統を侮辱ねえ。そういう言い方が好きなんだろうなあ、外交官は。体面、メンツ……、ときには恥をかいてもいいから、ほかのことにも、もっと力を入れてくださいね。

http://www.asahi.com/column/aic/Wed/d_kimutaku/20010523.html

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