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小泉政権と公明党を直撃する一大スキャンダル 【さらば外務省!より】
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投稿者 エンセン 日時 2003 年 10 月 14 日 20:30:05:ieVyGVASbNhvI

(回答先: Re: フランス政府公認のカルト教団、創価学会が考えることはよくわからん。あはは 投稿者 スーパー珍米小泉純一郎 日時 2003 年 10 月 14 日 15:50:53)

 
小泉政権と公明党を直撃する一大スキャンダル

一連の外務省の公金流用事件の中で、いっさい世の中に知られていない大スキャンダルがある。直接知る立場にいた私は、あえて告発する。

2001年3月7日付の毎日新聞朝刊一面トップに、「外務省が1993年に在オーストラリア日本大使館に対して行った内部査察で、大使館員が公金二百数十万円を流用した事実をつかんだにもかかわらず、処分を見送っていた」とする記事が掲載された。その後この事件は、一連の不祥事件の一つとして様々な形で報道されたのだが、どの報道も問題の核心には触れていない。

河野洋平外相は、荒木清寛副大臣を長とする調査委員会を作り、この事件の徹底調査を命じた。それから一ヵ月後の4月9日、参議院行政監視委員会で荒木副大臣は調査結果を報告した。それを要約すると、「様々な不適切な会計処理はあったものの、資料や証拠書類の不完全な中での聞き取り調査の結果、不公正な行為があったとは確認されなかった。そのうち問題とされた福利厚生積立金の流用については、公金ではない積立金とはいえ、疑いを持たれる行為があったことは遺憾であった」というものだった。

あまりにも迫力不足の報告だったが、この答弁をもって調査報告のすべてであるとされ、調査報告書も作成されないまま、そして限りなくクロに近い会計担当官に対する処分もいっさいなされないまま、強引に幕引きを急いだ。不自然と思わないほうがおかしい。

この会計担当官Yは、官房機密費搾取やプール金流用で逮捕された松尾克俊、浅川明男と並んで「外務省三悪人」と称された男だった。他の二人が起訴されたにもかかわらず、彼だけは処罰を受けることなく、今でも在タンザニア大使館に何食わぬ顔で勤務している。「証拠不十分のため、これ以上の追求ができなかった」ということでは済まされない醜聞である。外務省は必死にYの犯罪を隠蔽した。なぜそんなに外務省は必死だったのか?

Yによる福利厚生積立金の流用が大きな問題だったのである。調査報告書では、「福利厚生資金は私的な積立金」であるとされた。しかし記者会見の席上、川島裕次官(当時)は、「私的な積立金であれば何も問題はないのではないか」と記者に突っ込まれて、しどろもどろになっている。なぜか。

じつはこの原資、外務省が公表している私的な資金というのは真っ赤な偽りなのである。Yは在オーストラリア日本大使館の現地職員の手当の一部(超過勤務手当分として送金されてきた資金の一部)と、オーストラリアの銀行に開かれていた日本大使館の公金口座の利子という公金を横領して、福利厚生積立金の中に流し込んでいた。それを私的な用途に使っていたのだ。外務省は完全に嘘をついたのだ。

考えてみるがいい。館員がお茶代などのために積み立てる福利厚生積立金が、何百万円などという巨額になるはずがない。福利厚生積立に中に流し込んだ公金は、Yの上司であるE行使との話し合いによって、私的に流用されていた。

現地職員の超過勤務手当を横領すること自体れっきとした犯罪であるが、より悪質なのは公金口座の利子を横領したことである。会計事務の内規によれば、公金口座には利子をつけてはならないことになっている。もし公金口座に利子取得が発生すれば、本省にそのまま送金しなければならない。長年会計を担当してきたYは、もちろんそんなことは百も承知である。つまりな内規に反すると知っていながら計画的に横領していたのだ。悪意に満ちた、意図的な行為だった。そして、この許すべからざる行為を、当時の出納責任者であるE行使は許していた。共謀である。

調査の結果、外務省はこの深刻な事実を知ってしまった。そして、それを必死に隠した。調査委員会の聞き取り調査が始まった直後、レバノンの大使である私のところに、梅田邦夫人事課長(当時国連代表部)から電話がかかってきた。私はE行使の後任のオーストラリア行使として、三ヶ月ほどYとともに仕事をしたことがあったからだ。

梅田課長は、形式責任ではあるが私の名前も公表せざるを得ないという。
「たとえ三ヶ月であっても監督責任はある。責任をとれと言われればとる。しかし、本当に悪いことをした連中を徹底的に調べたうえで公正な処分をしないと、世間を欺くことになる。あの積立金の原資には利子収入も入っていることを、自分は出納官吏をして知っているが、なぜこの問題がいっさいマスコミに報じられないのか」

これを聞いた梅田課長は、なぜそこまで知っているのかと驚いた様子で、
「この話が明るみに出ると大変なことになりますから……」
と電話を切った。外務省が肝心なところを隠そうとしていることは明白であった。

そして、世間がこの問題を忘れかけていた8月、今度は読売新聞が一面トップでスクープ記事を発表した。

内部調査を指揮していたト部敏直・元オーストラリア大使館参事官が、「この事件は(松尾の)機密費搾取事件よりも外務省にとって困ったことになる」と言って当時の関係者である職員たちに口止め工作をしていたというのだ。

困ったこととは何か。

公金流用の事実が発覚することだけではない。出納官吏のE行使が、創価学会の青年部幹部であることは省内では周知の事実である。自分の息子を大作と名づけるほどの忠実な池田大作信奉者のEが、もしYと共謀して公金を流用していた事実が明るみに出たらどうなるか。困るのは外務省にとどまらない。これはなんとしてでも隠し通さなければならないと考える組織が、外務省の他にもあったとしたら。そしてその勢力が小泉政権と談合して、本件を闇に葬ったとしたら。

奇しくも、調査委員会の指揮をとった荒木副大臣は公明党の参院議員である。この事件の背景に、連立政権と外務省の壮大な疑惑隠しの密約があったとすれば、国民はなんと思うか。

この問題は永久に闇に葬られたままとなるであろう。小泉政権を土台から揺るがすことになるからだ。

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