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『たくさんの食べ物を記者のために用意し、「ここにいないサダムの代わりに、私があなたを歓迎する」』
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投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 11 月 13 日 21:47:55:WjxaaVdW72Wrk

★サダム・フセイン氏はともかくとして、客人に対するイスラームの心を感じたので転載します。

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【イラクルポ】米軍車追い越すと撃たれる…恐怖感漂う [朝鮮日報]


サダム・フセイン前大統領の故郷・ティクリートでは、依然としてフセイン前大統領を懐かしがっていた。ティクリートはイラクの中心部で反米抵抗の強い「スンニ派トライアングル」の北方に位置した中心都市だ。

 12日、バグダッドを後に、北方に170キロメートル程行くと、イラク戦争前にフセイン前大統領の肖像壁画のあった市の入口に出た。

 戦争が終わった今年5月、この壁画には、米軍の手によって消されたフセイン前大統領の顔の上に「サダムはわれわれの心の中にいる」という赤い落書きが書かれてあった。しかし今ではその消し跡に、イラクの遺跡図が描かれ、その上に「ようこそティクリートへ」との文句がしたためられていた。

 市の入口で車両を検問するイラク警察は「運転中、米軍用車両やタンクを見ても、絶対に追いかけてはいけない」と念を押した。米軍車両はテロ攻撃を警戒し、横から追い抜く車両には見境なく発砲するというのだ。

 実際、その後に米軍タンクは左右180度に砲身を回しながら、横からの追い越しを防ぐ光景を見かけた。バグダッドでは見られない光景だった。フセイン前大統領の生まれ故郷に隣接しているアウジャ村入口では、米軍が鉄条網とコンクリート障害物を路上にS字に設置し、出入りする全ての車両や人々を隈なく調べ、外部からフ進入を阻止している。

 ティクリート市内の主な路上のフセイン前大統領の肖像画は、全て「自由イラク」、「ようこそ、ティクリートへ」という文句に書き換えられた。しかし、住宅街に差し掛かると、壁に刻まれたフセイン前大統領を讃美するスローガンや反米の意が込められた落書きの上から、米軍がスプレーを吹きかけた痕跡があちこちで見受けられた。

 「イエス、サダム。神よ、サダム・フセインを助けたもう」、「打倒米国、勝利サダム」、「米軍はフェダイン(サダム殉教者軍団)の手で葬られるだろう」、「ティクリットの息子は恐れを知らない」、「オルチ(「血に飢えた」という古代アラブ語)米国人はここで死んでしまえ」などなど。

「オルチ米国人」とは、戦争当時、イラク軍のでたらめな戦勝報告を幾度となく流した口の立つイラクのアル・サハフ情報相が愛用した表現だ。

 フセイン前大統領の出身部族として知られるアル・ティクリートやアル・ブ・ナスルなど、15部族が65万の人口の大部分をなすここでは、「ラマダン(断食)初日(10月27日)午前に、米軍トラックが中心街のサダム・ロードで犬を100匹余放ち、多くの人が噛まれた」、「家宅捜査をしながら子供の出生記録や家の文書まで全て持ち帰り、家をほぼ全壊にした」、「米軍車両は道を行く際、市民らに向かって(馬鹿にする意味で)中指を立てる」、「2、3日に1度、アパッチ攻撃用ヘリコプターが市の上空を威嚇しようと低空飛行する」、「身分証明証を見せると投げ捨て、車のドアを軍靴で蹴って閉めた」など、米軍への非難が絶えなかった。

 ラマダンを迎え、バグダッドとはじめとしたすべての都市の通行禁止が解除されたにもかかわらず、ここは依然、夜11時から翌日午前4時までは通行禁止となっている。

 ムハムマッド(Muhammad)・カリム(45)さんは「応急患者が発生しても、先にイラクの警察にそのことを伝え、米軍の救急車が来るまで待たなければならない」と話した。

 雑貨店のオーナーであるシャルジ(Sharji)・グァイド(50)さんは「米軍のヘリコプターが撃墜されて以来、住民に対する米軍の行動が以前より乱暴になっている」と話した。

 ティクリートでは今月7日午前、ブラックホークのヘリコプターが撃墜され、米軍6人が死亡した。間もなく、米軍の「威力誇示用」の“火力”がティクリートに集中し、真夜中にもF−16戦闘機が3階建ての建物程度の高さで低飛行を繰り返するようになった。このため窓グラすが割れ、子ども達は泣きながら恐怖に震えているという。

 しかし住民たちも米軍を攻撃しているのが誰なのか分からないという。ティクリート女子教育大学で化学の教授をしているムハマッド(46)さんは「ここは部族の連合体であるため、米軍を攻撃している人が私たちの中にはいないことをよく知っているはず。私たちだけが巻き添え食って米軍の報復を受けている」とし、「フェダイン・サダム(サダム忠誠隊)などが隠れて都市を転々としながら攻撃しているようだ」と話した。

 この日記者を案内していたサルレさんはたくさんの食べ物を記者のために用意し、「ここにいないサダムの代わりに、私があなたを歓迎する」と話した。サルレさんも心の奥底ではサダムを懐かしがっていた。

ティクリート=李哲民(イ・チョルミン)記者

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/11/13/20031113000064.html

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