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憲法違反の自衛隊を「自衛権」「正当防衛権」で生かすイラク派遣反対の奇怪な野合振り
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/607.html
投稿者 木村愛二 日時 2003 年 11 月 14 日 14:01:51:CjMHiEP28ibKM

(回答先: ●天木シンポ 投稿者 AA 日時 2003 年 11 月 14 日 10:11:49)

憲法違反の自衛隊を「自衛権」「正当防衛権」と称して生かすイラク派遣反対の奇怪な野合振り。

上の投稿に引かれている放送の主の下村健一は旧知の仲だが、やはり、大手商業メディアの社員の端くれであり、まだ不勉強だからこそ、社側にとって不都合なことを言ったりせず、解雇もされずに務まっているのである。以下の部分には、すでにわが反論を投稿したが、念のために、わが論拠の既報通信の該当部分を再録する。

---------- 引用ここから ----------
[前略]
小池:
自衛隊法第52条(服務の本旨)には、自衛隊の使命は、「わが国の平和と独立を守る」ことだとはっきり明記してあるのであって、外国のゲリラ戦の戦場に赴く事だとは書いていないのであります。それなのに「国益」の二文字を以て、外国のゲリラ戦の戦場で、自衛隊員の命を危険にさらし、命を犠牲にすることを強いることは、憲法違反の行為であることはもとより、政府の契約違反であり、甚だしい人権侵害であります。
[後略]
---------- 引用ここまで ----------

この発言自体が、憲法違反の自衛隊法の擁護になっていることに気付かず、拍手する阿呆な自称平和主義者が、沢山いたのである。以下が、わが旧通信の抜粋である。

---------- 引用ここから ----------
http://www.jca.apc.org/~altmedka/aku336.html
http://www.asyura.com/2002/war14/msg/508.html
『亜空間通信』336号(2002/08/14)
【815右も左も聞け詔書「太平ヲ開カムト欲ス」吉田茂9条説明審議録(拍手)】
[中略]
http://www5a.biglobe.ne.jp/~sdpkitaq/konken12.htm
今週の憲法
連載 平和憲法の原点(その2)
衆議院本会議における代表質問
[中略]
く答弁=吉田総理〉
[中略]
●戦争放棄条項は「直接には自衛権を否定はしておりません」が、第2項でいっさいの軍備と国の交戦権を認めない結果、「自衛権の発動としての戦争」も放棄している。「近年の戦争は、多く自衛権の名において戦われたのであります。満州事変しかり、大東亜戦争またしかりであります」。
●「国家正当防衛権による戦争は正当なり」とする考えは「有害である」。戦争の多くは「国家防衛の名において行なわれた」のだから、「正当防衛を認める」ことは「戦争を誘発するゆえん」になる。
[中略]
●戦争放棄条項は、「国際平和団体の樹立」によってあらゆる侵略戦争の防止を期している。正当防衛による戦争があるとするなら、侵略する国があることが前線になる。したがって、国際平和団体が樹立された場合には「正当防衛権を認めることそれ自身が有害である」。[中略]
さて、私は、さる(2003年)8月11日、武蔵野市の「市民平和のつどい」(今年で8回目)に一聴衆として参加した。参加の理由の一つは、後に経歴を紹介する水島朝穂の講演が予定されていたからだった。

 水島朝穂の経歴紹介:「君はサンダーバードを知っているか/もう一つの地球のまもり方」編著者。1953年生まれ。早稲田大学法学部・同大学院博士課程を経て、1983年札幌学院大学法学部助教授、1989年広島大学総合科学部助教授を歴任。1996年より早稲田大学法学部教授、憲法学・法政策論・平和論。
 [中略]
 彼も、上記の吉田茂答弁を「原点」として重視している。そのことは知っていたが、11 日の会の当日の会場で配られた複写資料の中に、もっと興味深いのが入っていた。彼自身が書いた記事の一部である。

 日付は記されていないのだが、『あえら』の題字があり、2000年と手書きで書き添えてある。つまり、2年前の記事である。そこで彼は、上記の吉田茂答弁の内の「正当防衛権を認めることそれ自身が有害である。」の次に重ねて、「ご意見は有害無益であると私は考える。」と続くこと、審議録には、そこに(拍手)とあることを指摘し、「審議録に『拍手』とある部分はあまり多くない。吉田にここまで言わせてしまう、当時の状況があった」と記している。これは実に面白い。
 [後略]
---------- 引用ここまで ----------

なお、最近、カタコト(幼児語)で、「ゆでがえる」と批評するのが流行っているようだが、その普及に熱心なのが、「偽の友」代表の週刊金曜日編集委員こと筑紫哲也である。

下村とはTBSの同僚の仲であるが、彼こそが面も「ゆでがえる」の典型である。下村が、ぬるま湯から飛び出せるかどうか、じっくり検分するとしよう。注目!


---------- 引用ここから ----------
http://www.hek.co.jp/rec_n_jinzai3.html
ゆでがえる理論と言うのがあります。 ビーカーにお湯を入れて蛙をいれます。下から、アルコールランプで熱すると、蛙はちゃんと飛び出して逃げるそうです。ビーカーの中に冷たい水を入れて、蛙をいれます。下から、アルコールランプで熱するとかえるさんは、良い気持ちになっているうちにゆであがってしまうそうです。ゆでがえるになるわけです。かわいそうですね。ようするに、生物は特性として、環境が徐々に変わると気がつかないで、環境の変化についていけないということです。人間も生物のはしくれですから同じ傾向があるわけです。

http://www.kinyobi.co.jp/pages/vol467/fusokukei
週刊金曜日 ウソ発見誌
「ゆでがえる」の現況(筑紫 哲也)
---------- 引用ここまで ----------


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