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自衛隊派兵反対のイラク人の主張を捏造する日本のマスコミ
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1283.html
投稿者 なるほど 日時 2003 年 12 月 04 日 08:35:42:dfhdU2/i2Qkk2

自衛隊派兵反対のイラク人の主張を捏造する日本のマスコミ

先ほど(2003年12月3日夜)パリ在住のattac japan会員で現在日本に一時滞
在されている方から電話がありました。「小泉首相とイラク南部の部族との会
談、というニュースが夕方のNHKで流れたが、この人物はアメリカの占領に反
対しており、自衛隊派遣にも明確に反対している人物なんだ」という電話でし
た。ニュースの内容は次のとおりです。

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【復興支援はイラク国民のため】 小泉総理大臣は、総理大臣官邸で、イラク
南部の族長の子孫で、民主化運動に取り組んでいるアル・リカービ氏らイラク
人リーダーと会談し、「日本の復興支援は、イラク国民のために行うものだ」
と述べ、理解と協力を求めました。

http://www.nhk.or.jp/news/2003/12/03/k20031203000089.html

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今日の毎日新聞や共同通信のネットニュースでも以下のように報道されていま
す。

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【<小泉首相>イラク南部の部族代表ら2人と会談】

 小泉純一郎首相は3日、首相官邸でイラク南部の部族代表ら2人と会談し
た。イラクの復興支援活動にあたり、実際に要望を聞く狙いで、首相側近が
セットしたもの。部族代表らはフセイン政権によって湿地が破壊された「アフ
ワール地域」の再生へ支援を要請、首相も「いい提案をしてもらった。具体的
に検討させたい」と約束した。

 会談したのはアブドルアミール・リカービ氏(56)とモハマド・アルバハ
ドリー氏。リカービ氏はイラク南部の主要部族、リカーブ族部族長の家系。8
0年代に反政府運動に参加、イラク戦争前に検討されていた民主的臨時政府の
首相に推薦されていた。アルバハドリー氏ではナシリア在住。イラク農業省に
勤務、農業を指導している。

 フセイン政権は、反体制派が逃げ込んだ南部の湿原にダムを建設、湿原を干
上がらせ住民は土地を追われた。「アフワール地域」もその中に含まれてい
る。リカービ氏らは住民が再び住めるように、小泉首相に湿地の再生、開発へ
の支援を要請。小泉首相が検討を約束すると「イラク国民に大きなプレゼント
となる」と述べた。【坂口佳代】(毎日新聞)[12月3日18時55分更新]

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20031204k0000m010027000c.ht
ml

【イラク支援で理解を要請 首相、南部部族関係者に】

 小泉純一郎首相は3日午後、首相官邸でイラク南部の主要部族リカーブ族族
長の子息アブドルアミール・リカービ氏らと会い、イラクでの復興支援や安全
確保策について意見交換した。自衛隊派遣を決める前に「幅広く判断材料を集
めたい」との首相の意向で会談が実現した。

 リカービ氏は、日本の派遣要員の安全確保について「日本が善意をもって支
援するということをイラク国民が理解することが一番の基本だ」と説明。首相
は「イラク国民のために復興支援することは、日本、世界のために大事なこと
だ。そこのところを分かってほしい」と述べた。

 またリカービ氏は、旧フセイン政権により破壊されたイラク南部のメソポタ
ミア湿原再生など環境保全に力点を置いた日本の支援策を要望した。(共同通
信)[12月3日18時3分更新]

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実は、このアブドルアミール・リカービ氏は、先日フランス・パリで行われた
ヨーロッパ社会フォーラムに参加し、ブッシュの戦争・占領に断固反対する発
言をし、また日本からの参加者の「自衛隊派遣をどう思うか」質問にも「自衛
隊を派遣することも反対だ」と明確に答えていた人です。上記報道にもあるよ
うに、80年代の反フセイン闘争に参加し、敗北後にアメリカへの亡命を希望す
るも、当時フセイン政権と良好な関係を維持していたアメリカはそれを拒否、
結局フランスへ亡命することになり、いまもフランスに住んでいます。

彼を小泉と引き合わせたといわれているのが、東京財団の佐々木良昭という人
物。

http://www.tkfd.or.jp/division/research/member/002.shtml

この佐々木さん、2002年1月に、当時在職していた拓殖大学で、学生の腹部を
日本刀で刺して懲戒免職処分になった人物です(書類送検だけで逮捕されず!
この事件の報道を最後に添付しておきます)。

アブドルアミール・リカービ氏は、うまく丸め込まれて、あるいは日本ができ
る支援を訴えるように、という要請で来日を受けたのかもしれませんが、小泉
政権が自衛隊を来月にも派遣しようというこの時期に、上記のような報道しか
されないことからも、完全に自衛隊派遣のために利用されている、としか考え
られません。

彼はいま完全に周囲を固められており、自分の発言や来日自体が日本のマスコ
ミを通じてどのように歪曲されて伝えられているかがまったくわからない状態
です。

NHKやその他マスコミが、自衛隊派遣が差し迫ったいま、このような報道姿勢
をとり続けていることに、憤りを感じています。NHK、マスコミは戦争協力の
報道をやめろ!NHK、マスコミはアブドルアミール・リカービ氏の主張を正確
に視聴者・読者につたえろ!

NHKへの質問・抗議

https://www.nhk.or.jp/plaza/mail/form_program.html

毎日新聞への質問・抗議

simen@mbx.mainichi.co.jp

共同通信への質問・抗議

feedback@kyodonews.jp

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【傷害:元拓大教授を書類送検 「中東情勢は命がけ」と学生刺す】

 東京都文京区の拓殖大海外事情研究所で昨年12月19日、都内の私立大の
男子学生(24)が刺され重傷を負った事件で、警視庁大塚署は29日、杉並
区西荻北5の佐々木良昭・元拓大教授(54)を傷害と銃刀法違反(不法所
持)の疑いで書類送検した。

 調べでは、佐々木元教授は先月19日夕、自分の研究室でこの学生と同僚教
授ら計4人で中東情勢について話をしていた最中に「中東情勢は命がけだ」と
言って、室内のロッカーに入れていた脇差し(刃渡り約60センチ)で学生の
腹を刺し、2週間のけがを負わせた疑い。4人は当時酒を飲んでいた。元教授
は「中東情勢は簡単にわかるものではないという強い意志を示すために脇差し
を学生の前に突き出したが、刺したことは覚えていない」と話しているとい
う。

 書類送検の理由について、同署は「逃亡や証拠隠滅の恐れがないので逮捕し
なかった」と説明している。

 佐々木元教授は中東問題の専門家で、米同時多発テロについての著書もあ
り、テレビのコメンテーターもしていた。同大は先月27日「脇差しを学生に
見せるなど教育者としてあるまじき行為があった」などとして懲戒免職処分に
している。[毎日新聞1月29日] ( 2002-01-29-13:34 )


http://www1.jca.apc.org/aml/200312/36862.html

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