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(回答先: ＜英仏首脳会談＞仏大統領「イラク主権委譲は遅すぎ」と不満（毎日新聞） 投稿者 シジミ 日時 2003 年 11 月 25 日 03:43:38)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031124-00000216-yom-int
【ロンドン＝飯塚恵子】ブレア英首相は２４日、ロンドンを訪れたシラク仏大統領と会談し、今後のイラク統治問題などをめぐって協議した。
両首脳は会談後、共同記者会見し、シラク大統領は、米国が先に提示したイラク人への早期主権移譲を目指す新たな方針について「米国の新たな方針の方向性は正しい」と述べ、支持する考えを正式に表明した。大統領が米国のイラク政策への積極的な支持を公式に表明したのは初めて。今後のイラク再建に向けた欧州の関与のあり方にも影響を与えそうだ。
ただ、大統領は「率直にいって、新政策は主権移譲までの期間が長いうえ、国連の役割が具体的でないため、不完全だ」と述べ、米国が「来年６月」としている主権移譲の時期を可能な限り早めるとともに、国連の役割を明確に規定するよう注文をつけた。
また、ブレア首相は、２０日の英米首脳会談を踏まえ、ブッシュ大統領の考えを具体的に説明。仏独主導で進んでいる欧州独自の「共通外交・安保政策」の構築について、ブッシュ大統領が北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）の運営に支障をきたさないかどうか懸念している点を伝えた。
これに関し、シラク大統領は「欧州の独自の安保・防衛構想はＮＡＴＯに何ら支障をもたらすものではない」と明言し、英国にも参加を改めて求めた。
また、両首脳はトルコで英総領事館などを狙った爆弾テロ事件が相次ぐなど、国際テロの現場が拡大していることを受け、テロ撲滅に向け、国際社会が共に戦う方針を改めて確認した。（読売新聞）
[11月25日1時33分更新]
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