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少年兵壮行会 忘れ得ぬ言葉(朝日「声」)…全く同じ言葉が小泉首相から出て来た
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/1440.html
投稿者 縄文人 日時 2003 年 12 月 18 日 08:24:56:bfek92EqWeCqg

少年兵壮行会 忘れ得ぬ言葉

今朝の朝日新聞の「声」の欄に、
「自衛隊派兵」の本質に触れる意見が、掲載されていました。
「ある自衛隊家族の吐露」と並べて読んでみると、
ひときわ「哀れな思い」がわき上がってきます。

………………………………………………………………………
私は、女子師範を卒業して、ある学校へ赴任した。
児童数が2000人近い大規模校であった。
そこから昭和19年、2人の少年航空兵を出し、
壮行会が講堂で行われた。

担任の先生が2人の先頭に立ち、胸を張って現れた。
続く2人はりりしく立派に見えたが、顔はまだ童顔であった。
校長先生が言った。
「君たちは、自分の意志で志願したと聞き、誇りに思う」

私のそばにいた高等科担任の先生が、独り言を言った。
「あんな可愛い子が死に赴くんだ。
 おれは誰が何と言おうと、少年航空兵を絶対に出さない」。

この後の職員会議で、校長先生が言った。
「本校は大規模校なのに、少年航空兵を2人しか出していないので、
 文句が出ている。だから会議へ行っても頭が上がらない」

この時私は「校長先生も立場上大変なんだ」とむしろ同情したのだが、
今考えてみると、少年航空兵は志願して行ったのに、
いったい誰のために行ったのかと大きな疑問が残る。

約60年前の話だ。
だが自衛隊派遣の決まった今、しきりに思い出される。
校長先生が壮行会で言った言葉は、
小泉首相が言ったことと同じだから……。
………………………………………………………………………
その校長の言葉を、小泉さんの言葉に置き換えてみると、

「日本はアメリカの同盟国なのに、お金しか出していないので、
 文句が出ている。だからブッシュ大統領に会っても頭が上がらない」

ということにでもなるでしょうか。

そして、胸を張って会えるようになるためには、多少の犠牲もやむをえない。
…と。

その「多少の犠牲」の中には、
小泉さんや議員や官僚たち、そしてその家族は絶対に含まれていません。
だから「ある自衛隊員の家族」のような嘆きが生まれるのだと思います。

「靖国参拝」で「犠牲者」に対して、
「絶対に2度とこのような悲劇は繰り返さない」と誓った小泉さんが、
その唇も乾かないうちに、「多少の犠牲はやむをえない」というのです。
それは、多くの日本人も同じでしょう。
だからみんなが黙って、小泉政権の「暴走」を容認しているのだと思います。
そのうち、このサイトも「非国民」と呼ばれるのかも<笑>。

http://www.creative.co.jp/top/main.cgi?m=301

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