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【防衛庁関係者必読!】志水一夫氏が指南、自衛隊がイラクに好感触を与える方策とは…
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/585.html
投稿者 トンデモ非学会員 日時 2003 年 12 月 11 日 12:55:31:g.CSGswOeJ.NU

志水 一夫のトンデモ超常ウォッチング
『ここだけ の話』第5巻 第3号
http://www.melma.com/mag/27/m00002527/


【大変だ!】イラクに自衛隊を出さないと、世界中で日本人が殺され始める!! その理由は……

 いやはや、大変なことになりました。
 そう、もちろん、イラクで二人の日本人外交官が犠牲になられたことです。

 これで、【日本はどうあっても自衛隊をイラクに出さないわけにはいかない】ことになってしまいました。

なぜ?
 それは、今、日本が自衛隊派遣を取りやめると、以後世界中で日本人がテロの標的にされてしまう危険が著しく増大してしまうからです。

 もしこのタイミングで日本が自衛隊を出さないことを決定すると、実態はどうあれ、対外的には日本がテロにビビってそう決定したように見えてしまいます。
 これは、きわめてまずい、大変に危険なことなのです。
 なぜなら、【日本に対してはテロが効果的】だということを、世界のテロリストたちに教えてやるようなものだからです。
 これをテロリストの側から見ると、【日本人は殺し甲斐がある連中】だ、ということになります。
 そうなれば、イラクのみならず、【世界中のテロリストが日本人を標的に】選んでくることになるでしょう。

 まして、日本人はたださえ安全神話があるので無防備だし (海外の街中で突然銃撃戦が始まってもボケッとしているだけで即地面に伏せないのは日本人だけだそうです)、現在のイラクのような危険地域でも、軍 (自衛隊) ではなく民間に警備を委託しているような連中です。
 鴨が葱と鍋とガスコンロ背負ってウロチョロしているようなものじゃありませんか! (^^;;)
 自分が活動資金を必要としているテロリスト (共産ゲリラなど) だったなら、狙わない手はありません。

 一時期、今回の殺害がテロだったかどうかは充分明確ではないとされてもいましたが、たとえこれが単なる物盗りによる犯行だったとしても状況は同じです。
 先日、日系企業の副社長が誘拐され殺害されるという事件がありました。
 これには、かつて他国で誘拐された日本企業の方が無事帰還された際に、身代金が支払われたという噂が流れたことと無縁ではないでしょう。
 そのような噂に対して断固たる態度を示しておかなかったことが、少なくとも間接的に今回の事件を招いた可能性は否定できないのではないかと思います。
 こういう場合は、実際にどうかということよりも、どう見えるかどう思われるかが重要なんですね。

 そうでなくとも、かつてハイジャック事件で犯人たちの要求を呑んで非政治犯まで釈放してしまった前科があるのですから、なおさらです。
 その時の犯人たちがその後どのようなことを行なったのかも、ご存知の通り↓です。
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101355312/asyuracom-22

 しかし、現実問題として、現在のイラクが決して安全な状態ではないことも事実です。
 では、どうするか。
 妙案とまでは行きませんが、一つの方策を、この場をお借りして申し上げておきます。

 それは、日本の軍隊*が地元で歓迎されるようにすることです。
 日本軍が来たらこの地域はこんなに良くなった、という評判が立つようにし、他の地域の人たちも日本軍が来てくれるのを心待ちにするような状況を作り出すのです。

 対外ゲリラ攻撃が止まないのは、その背景に進駐軍への民衆の反感があるからです。
 彼らがテロリストをかくまう風潮がなくならない限り、攻撃は止まないでしょう。
 ならば、その風潮を無くしてしまえば良いではありませんか。

 戦後、日本が占領された際、米軍に対するテロがほとんど起きなかった理由は何でしょう?
 天皇の存在、占領軍による洗脳とも評される厳しい報道管制と情報操作、といったことの他に、もう一つ、大量の食料援助があります。
 マッカーサーは、食料か、さもなくば軍隊を送れと本国に要請して、大量の食料援助をさせることに成功しました。
 このことが、日本人の対米感情をどれだけ良くしたか、想像に余りあります。

 実はマッカーサーは、太平洋の島々を飛び石伝いに攻撃・占領するオリンピック作戦の主唱者で、一気に本土近くの制海権を押さえてしまって補給を絶ち、それ以南の日本軍を無力化するという、双方の犠牲者の少なくてすむ作戦を退けた張本人なのですが、そうとも知らず、日本人からは数多くの感謝状が寄せられるほどの好感情を持たれるに至りました。
 その原因の一つが、食料の配給や配布だったのです。

 動物の餌付けではありませんが、人間もメシに弱い動物です。
 一宿一飯の義理とまでは行かなくても、食事をおごってもらった相手には不思議と気を許してしまうところがある。
 生前にご本人から伺ったところによると、天中殺ブームの立役者、故・和泉宗章氏が一転して占い批判の側に回った際、何人もの占い師から「一度お食事でも……」というお誘いがあったそうです。
 流石は占い師、彼らも人間のそういった一面を良く知っていたのでしょう。
 もちろん氏も元占い師で、その点をよく解っていましたから、すべてお断りしたそうですが。
 つまり、そうと判っている場合でさえ、効果があるということです。

 つまり、自衛隊が訪れる地域には、まず大量の食料を配布する。
 しかもそれは、必ず日本からのものであることが一目で解るようにしておくことが必要です。
 どこかに「Made in Japan」の文字があるのはもちろん、日本語の表示はそのままで良い。
 できれば一目で日本からの援助品だと判るように日の丸をアレンジしたようなマークを付けておければベターです。
 決してうっかり「Made in China」とか書いてあるものを送ってしまわないように! (^^;)
 また、イスラム圏なので、宗教的タブーに触れることのないように気を付けることも必要です。
 さもないと逆効果になってしまいかねません。

 それからもう一つ重要なことは、日本が何かの「お詫び」に援助してきたのだと思われてしまわないように注意すること。
 朝鮮半島では、そのためにかえって話がこじれてしまっていることも、ご存知の通りです。

 そして、自衛隊が行ったら、彼ら自身がそれらの食料の配布に当たるようにします。
 それにより、自衛隊⇒食料⇒平和の使者、というイメージが人々の間に広まるようにするのです。
 「和」という字が穀物=食料を表わす「禾」に「口」からできているのは伊達ではありません。
 チョコレートのような傷みにくいお菓子の類を各自が持ち、子供たちに配るのも良いでしょう。
 「ギヴ・ミー・チョコレート」と言って (^^;) 子供たちが近づいてくるようになればしめたものです。
 子供たちに囲まれている自衛隊員は、地元の人たちに好感情を与えるでしょうし、 最もテロの対象にしにくい存在なのではないでしょうか。

 真珠湾とミッドウェイ、あるいは零戦の後継機の遅れの例を見れば一目瞭然のように、勝者は歴史に学びません。
 イラク進駐時の米国がまさにそれでした。
 日本で上手くいったから大丈夫、という自信ばかりで、なぜ上手くいったのかという上記のような事情をまったく忘れていたようです。
 日本占領に関しては、日米開戦直後からプロジェクトを立ち上げて研究を始めていたほどだったのに。

 敗者たる我々は、大いに歴史に学ぼうではありませんか!


 註
  * 石原さんじゃありませんが、日本人以外で自衛隊が軍隊じゃないなんて思っている人は一人もいません。
  それはおなじみ『ゴジラ』の「自衛隊(作中では防衛隊)マーチ」が海外盤↓では「Japanese Army March」、すなわち「日本軍行進曲」 (^^;) と訳されていることにも明白です。
  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000061GJ/asyuracom-22
  『モスラ』の中でもそう呼ばれているように、いくら「特車」と名づけてみたところで、戦車は戦車ですものね〜。

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