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こんにちわ、書記長さん。今年もよろしく、おてやわらかに。
http://www.asyura2.com/0401/dispute16/msg/104.html
投稿者 ブッシュ小泉 日時 2004 年 1 月 04 日 19:24:31:8ppcs.CpXc8iA
 

(回答先: 「ブッシュ小泉(ニセ中中)」とは何だったのか―アメリカ勢力による日本市民に対するテロルの時代の到来か 投稿者 書記長 日時 2004 年 1 月 04 日 17:36:38)

辻本逮捕の違法性についてのあなたの正確な分析はよく覚えています。
心底敬服いたしましたことは事実です。
いまでもあなたの辻本逮捕の違法性についての鋭い洞察は法律論的には
間違っていないと信じております。
何度も言いますが、
迷妄のない、研ぎ澄まされた、明晰な頭脳を持つお方だと敬服致しました。

しかし、ここのところの、あなたの書き込みの蒙昧さはいったい何ですか?
どうかなさったのですか?
失礼ですが、あのころと比較して、ずいぶんと頭脳の働きが鈍くなっている
ようにしかわたしには思えません。
思考の軸に在ったあなたのあの明晰さが失せ、
妄想が取って代ったとしか思えないのです。
このような場で陰謀論にばかり浸っているとそうなる。
わたしも陰謀論は大好きですが、いつも自戒している。
陰謀論には酒に似た快楽がある。
だから酒を飲むときの心構えを、陰謀論を語るときにも
自身に果たしている。
そういう自制がなくなったとき、陰謀論それ自体の是非を越えて
あたまの働きがおかしくなることがある。
酒も陰謀論も過ぎると、つい淫してしまうのです。
これはいつも気をつけなければいけないことだと思います。

わたしはいつもわたしでいたいから、
あなたの意見に同調することもあれば、蒙昧な意見には
毒舌を吐くこともある。
わたしは馴れ合いの議論はしたくない。ここを、
予定調和的に、同じイデオロギー、同じ抑圧、同じ憤懣を共有する者たちの
不満の吐き捨て場にする気は毛頭ない。
ここが意見の吐き捨て場であるにしても、人とは違うもの、自分の物を吐きたい。
それがときにわたしがいつも「一匹狼」と受け取られる理由であるのかもしれないし
嫌われる理由なのかもしれない。

ただ、人様はどういう理由でここに意見を表明に来ているのか知りませんが
ここでわたしが意見をいうときにいつも、わたしのあたまにあるのは、
アフガニスタンのある少年の顔です。
この少年の顔だけを念頭に置いてものを言っているのです。

あれはたしか、一昨年の暮れのことです。
アメリカやその追従国の関係者が勝手にアフガンを「開放」したと
はしゃいで、マスコミ関係者や西に亡命していた裕福なアフガン人・
各国のシンポ的文化人たちがレストランで「解放を祝うパーティ」をやっていた。
日本のテレビ局もその「解放されて喜ぶアフガンの人々」を報道するため
カメラを回していた。
レストランとおぼしき食堂には飾りつけがされ、音楽が鳴り響き、
料理がテーブルに盛られ、だれかれなく「解放」の喜びを発散させて
踊り、歌っていた。
日本のテレビ局は中継でその光景をお茶の間に送っていたのだった。
と、その時でした。
一瞬、テレビカメラが、偶然にもレストランの窓をアップで映し出したんです。
わたしはあのときの光景を驚愕と怒りと涙なしに今でも思い出せないのですよ。
多分、爆撃で親や家族を失くしたであろう浮浪の少年の顔が
偶然にもその窓に浮かび上がったんです。
まったくタイミングよく偶然にも。
あるいはディレクターのカメラマンへの指示だったのか!?
もしわざとだったのだとすれば、わたしはこのディレクターの気持ちが
ひしひしと伝わってきたと申し上げておきます。
偶然、豊かな室内を覗き見てしまった少年の
そのなんともいえない、茫然自失の、歪んだ表情!
湯気にかぶって歪んだ顔を思い出してもらえばいい。
まったくそのとおりに歪んでいました。少年の顔は。
氷点下の原野を、家族を失い、飢えて傷ついて歩いてきた姿でした。
食料の山積みされた暖かな室内で能天気にシンポ的文化西洋人や亡命アフガン人が
「解放」を祝っている!?
この少年の顔をわたしは一生忘れません。
世の中に絶望というものがあるとすれば、少年の貌は「絶望」そのものを
表わしていました。
いったい、何という「解放」があったものか!

わたしはこのアフガンの少年の立場、怒りがよくわかります。
状況こそ違え、わたしも同じような経験があるからです。
右も左も関係ない。善人も悪人も関係ない。
要は、「お前は人を殺すのか、殺さないのか?」
いくら格好のいい思想・倫理を振り回していてもその内実は
人を殺す思想なのか、殺さない思想なのか。
これを自らに問うのがわたしの基準のすべてです。
殺す側の思想にはすべて噛み付く。それは同時にわたしにも噛み付くことだ
これからも。
たとえ一時的に意見が同調したからといって、予定調和的に
以後も、生ぬるいハナシをするつもりはないのですよ。わたしは。

書記長さん、あなたのここ最近の書き込みはある意味で
根拠のなにもない妄想でしかない。
最初はギャグかとも思っていたがそうでもないようだ。
つまりは以前と比べて思考能力が格段に堕ちている。
そういう方のミスを指摘して、突っつくのは簡単だが
本来の能力を減退させている方のミスを突いて攻撃する気にもなれない。

これ以後は、あなたが明晰な論理の力を回復されるまで、つまらないレスを返す
ことは遠慮したいと思います。

どうかくれぐれもご自愛くださいまして本来のあなたを回復されますよう、
心からお祈り申し上げます。


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