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学歴は卒業して5年経ったら目安にならない --- 現代は知識よりも知恵を必要とされる時代だ(『株式日記と経済展望』より)
http://www.asyura2.com/0401/dispute16/msg/422.html
投稿者 まさちゃん 日時 2004 年 1 月 28 日 16:48:38:Sn9PPGX/.xYlo
 

学歴は卒業して5年経ったら目安にならない --- 現代は知識よりも知恵を必要とされる時代だ

2004年1月28日 水曜日

◆民主 事態収拾困難に 与党、辞職勧告提出の構え

古賀潤一郎衆院議員(福岡2区)の学歴真偽問題で、民主党は古賀氏が「けじめ」をつけるとして提出した離党届を二十九日に受理する方向で調整を進めている。しかし、与党が議員辞職勧告決議案提出の構えを強めるなど、古賀氏の立場はむしろ厳しさを増している。離党で事態を収拾するのは困難な情勢となっている。(西日本新聞)
[1月28日2時22分更新]

◆知識人投資家と知恵人投資家の違い ケン・ミレニアム 1月27日

■本日の概要
知識は、努力して勉強すれば誰でも身に付きます。しかし知恵は、「注意力・想像力・判断力・応用力」と「失敗の回数による経験則」でしか得ることはできません。株式投資においても、ニュースなど誰でも手に入る情報という「知識」をもとに、「知恵」によって自分なりの分析と結論を出すことが重要となります。つまり株式投資における勝ち負けの差は、「知識」ではなく「知恵」で決定するものと思います。
詳しい解説は、本文をご覧ください。

◆知識人投資家と知恵人投資家の違い
ケン・ミレニアムは現在、営業企画スタッフを募集しています。ケン・ミレニアムはよく募集をする会社だなと思う方も多いと思いますが、それは「知識人スタッフではなく知恵人スタッフ」になれる可能性があるスタッフを募集しているからです。

「知識人スタッフではなく知恵人スタッフ」になれる可能性があるスタッフとわざわざ書いているのは『日本には知恵人が非常に少ない』からです。ビジネスでも株式投資でも『知識人投資家のほとんどは株式投資の勝者になれない』と思いますが、『知恵人投資家のほとんどは株式投資の勝者になれる』と思います。

◇知識人と知恵人の違いとは
優秀な大学を出た人のほとんどは知識人になります。どういう意味かといいますと『知識に頼った判断』をするということです。しかし、その知識は『過去の時代に過去の人が、過去の環境で作った知識』であり、現在の環境ではほとんど使いものになりません。

例えば、ケン・ミレニアムでは1997年に株式投資のサイトをオープンしました。この時に言われていたことは、
1.相互リンクを多くしなければページビューは伸びない
2.株式投資のサイトだから『個別銘柄情報』を載せなければページビューは伸びない
3.インターネットでは『長い文章』は読まれない
というものでした。

そして、ケン・ミレニアムでは『相互リンクは一切行わない』『個別銘柄情報は一切出さない』『レポートは理解してもらうために長文にする』という、当時のサイトを成功させるための知識とは『全く逆』のことを行いました。
しかし、当時、株式投資に関するホームページではNo.1だったサイトのページビューを4ケ月で突破し、現在ではケンミレサイトのページビューは月間で1000万PV以上になっています。

もう一つ、知識人の欠点は「戦略的」ではあっても「戦術的」でないと言えます。
会社の問題点や今後の課題を見つけて指摘することを知識人は最も得意としています。そして、その時の指摘する『項目』と『言い方』についても、どの知識人も『同じ項目と同じ言い方』をします。これはほとんど例外がありません。

そして問題点と課題を指摘出来るということは優秀なスタッフであると思われるのですが、このことは『勉強して知識を身に付ければ誰でも出来る』ことです。
企業にとって重要なことは『その問題と課題の解決方法=戦術』ですが、この戦術については99%の知識人が回答できません。それは個別企業のそれぞれの環境による固有の回答は『本に書いていない』からです。

これはどういう意味かといいますと、知識は努力だけで得ることが出来ますが、知恵は努力だけでは得られないということです。知恵を得る方法は『注意力・想像力・判断力・応用力』と『失敗の回数による経験則』によってのみ得られます。

◇株式投資と知恵の関係
ケン・ミレニアムは毎日レポートを書いています。そして、そのレポートの多くは『ニュース』で見たことですが、これは『誰でも手に入れられる』ことですので、ここでは他人と差を付けることは出来ません。

エコノミストやアナリスト、ストラテジストが同じデータを元に分析しても、結果が違ってくるのは、データという知識をもとに『知恵』によって『自分なりの結論を出す』からです。

一昨日、ブッシュ大統領が『フランスとドイツ』に恨みがあることで、米国はユーロ高是正に対して『わだかまり』を持っている、フランスとドイツを懲らしめたいと思っているというレポートを書きました。

このような見方が『私は最も重要』だと考えています。ケン・ミレニアムには大きな実績を挙げた方々が社外取締役となって経営指導をしていただいております。いろいろな人が彼らのことを「凄いですね」と言います。確かに彼らの実績は凄いものです。しかし実績自体が凄いのではなく『彼らには成功者特有の凄い部分がある』ということになるではないかと思います。
つまり、人間である以上、みんな感情を持っているのですが、成功者が凄いのは『感情をコントロールするレベル』が一般人よりも高いからだと思います。だからこそ凄い実績を出せるのです。

『トップになった時に人間が変わる』人と『トップになっても人間が変わらない』人がいます。言い方を換えますと、トップになった時には『それまで持っていた欠点』をコントロール出来るようになる人とコントロール出来ない人がいます。

ブッシュ大統領のこれまでの言動や回りの人達のブッシュ評を聞くことで、ブッシュ大統領の性格を掴み、その性格が変わったかどうかを『発言と行動』で更に把握することで、ブッシュ大統領が『これから行う可能性があること』を予測して、今後の世界の方向性を探らなければならないのですが、この時に『米国の大統領の性格を知る』ことは非常に重要です。

これまでもグリーンスパンFRB議長や前オニール財務長官などの性格を知ることや、小泉総理や竹中大臣や田中真紀子氏や猪瀬氏、更に昔の対日強行派の代表であったゲッパード議員が今回大統領選挙に立候補した時に『この人になったら大変』と思いましたが、このように『世界を動かしている政治家や閣僚、日本を動かせる政治家や閣僚』が何を発言したか、どういう行動を選択したかによって、今後の問題に対して『どういう選択をするか』を分析出来る能力を付けることは『投資家』として非常に重要だと思います。

ちなみに、ブッシュ大統領はイラク戦争終了時に『フランスとドイツを排除した経済復興』について言及しましたが、2004年の一般教書演説でも『間接的にフランスとドイツを経済復興事業から排除する』と発言しています。

本来ならば、イラクが混乱していることや、国連介入を認めたことで、ブッシュ大統領のフランスとドイツに対する姿勢は軟化するはずであり、それが大人の選択なのですが、今年になっても『イラク戦争が始まる時のフランスとドイツの行動に対する恨み』を捨てていないブッシュ大統領は非常に危険だと考えられるのではないかと思います。

ということは、2月6、7日のG7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議)でもブッシュ大統領はフランスとドイツをいじめる可能性がある→ドル安は米国の国益に則している→ブッシュ大統領はドル安是正に素直に応じない可能性が高い→あとはフランスとドイツと日本の戦術次第という推測が、ブッシュ大統領の性格を見ることで出てきます。

◇結論
為替相場はどうなるか変わらないので、投資家としては為替の影響を受けにくい銘柄を投資対象とした方がリスクは少なくなるという結論が導き出されます。
知識は万人が平等に得られるものですから、勝ち負けの差にはなりません。勝ち負けの差は『知識に加えて、注意力・想像力・判断力・応用力を養い、更に失敗や成功の積み重ねによる経験則』を使って、確定していない将来を分析する能力が高いか低いかで決定されるものと考えています。


(私のコメント)
民主党の古賀議員の学歴詐称疑惑でワイドショーなどは大騒ぎですが、40歳代ともなれば大学を卒業した、しないと言っても20年も昔のことであり、本人の能力を図る目安としては役に立たなくなっています。また、最近の大学では進学希望者より大学の入学枠の方が多い時代であり大学卒の経歴も色が剥げ落ちている。

むしろ卒業して20年も経てば社会人としての実績のほうが、その人を評価する目安になります。だから外資系会社では有名ブランド大学を卒業した新卒者より、実績をあげている社会人を企業幹部としてスカウトしている。古賀議員の場合も県議会議員の実績があるのだからアメリカの大学卒の経歴を詐称する必要はなかったと思うのですが、議員は辞職せざるを得ないだろう。

企業も長引く不況で大卒者を大量採用する時代ではなくなり、外資系のように実績のある社会人をスカウトする企業も出てきました。有名大卒者を採用したところでそれが企業の戦力になるとは限らず、むしろそれがお荷物になってしまっては意味が無いからです。学閥などと言ったものが羽振りを利かせているところは、おそらく業績も振るわなくっているだろう。

中央官庁も東大卒と言った学閥が羽振りを利かし、年功序列社会が形成されている。だから国の政策は硬直化して、前例に則った行政しかすることが出来ない。キャリア官僚は知識レベルは非常に高いのですが、それは現在の環境では役に立たない知識なのだ。むしろ求められるのは問題を解決する知恵だ。

インターネットの世界もまだ出来たばかりであり、ホームページの管理者も手本も無いままに全く新しいものを作り出して行かねばならない。「株式日記」も作った当初は株式のメモ代わりに日記を書いていったのですが、毎日の政治や経済を解説したホームページがほとんどなかったので、自分で書いてみようと言うことになりました。

ケンミレニアムのホームページも「株式日記」と同じ1997年からですが、力量の差は歴然としており、パクリめいた記事を私は書いていた。それは現在も変わらないのですが、日本語による政治経済を論説したテキスト主体のホームページが少なかったので、中味が濃いホームページが有ったら紹介がてら、私のコメントも付け加えるような形になってきました。

特にインターネットは学校では教えてくれませんし、パソコンの操作方法からホームページの作り方まで全部独学でしなければならない。またホームページを公開したからと言って儲かるわけでもなく表彰されるわけでもない。このような分野は優秀な大学を出た優秀な人は興味をあまり示さない。だから日本はIT革命にも乗り遅れてしまった。

ケンミレの森田氏は「知恵を得る方法は『注意力・想像力・判断力・応用力』と『失敗の回数による経験則』によってのみ得られます。」と言っている。私の場合も株の失敗の数は限りなく多く、後は注意力や判断力や応用力などが必要なのですが、株式での成功の知恵となるものは見つからない。

今日の日記にしても古賀氏の学歴詐称事件と、ケンミレの今日の記事を結びつけて考えて学歴について文章を書いていくような発想力がインターネットには必要なのだろう。アメリカには小説家を目指してネットに作品を載せたり、政治・経済の評論家や研究者を目指して精力的に意見を発表しているサイトが数万もある。「株式日記」でもポール・クルーグマンのコラムなどを紹介していますが、日本の優秀な大学をでた秀才はなぜネットにコラムを書かないのだろう。

ネットの世界で意見を発表しあって、政治経済などに一つのコンセンサスを作り上げてゆくようにすれば、日本もアメリカのシンクタンクに劣らぬ戦略が形成できるだろう。以前は東大を出た官僚たちがシンクタンクの役割を果たしていましたが、現在ではそれは機能しなくなった。高い知識力では現代社会に対応できず、必要とされているのは問題を解決できる知恵の持ち主なのだ。

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