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化学肥料の野望と世界の農業独占支配    医療殺戮より
http://www.asyura2.com/0401/health8/msg/500.html
投稿者 寅蔵 日時 2004 年 5 月 22 日 14:15:45:8X/teMCB5Xc.E
 

投稿9

医療殺戮より

食こそ生命の根源だと見ると、日々欠かさないで食物の元は農業です。
その農業を変えたのは、化学肥料と農薬だったでしょう。
この利便性の裏にはこういう意図もあったのかという話です。
 ここでも「陰謀」はちょっと、おいといて、食と農と健康の関係について知ら
れていない資料もあります。

ーーーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーーー
    第七章 化学肥料の野望

●第三世界の市場開拓

 この五〇年間に世界で起きた大変革のひとつに「緑の革命」がある。これは第
三世界の多くの国々で実施された農業革命であった。
 この革命に期待されていたことは、第三世界諸国を急速に二〇世紀型社会に突
入させ、進歩した西欧諸国と同じ土俵で競合できるようにすることであった。け
れども二〇世紀が過去のものとなりつつある現在、この目的が達せられなかった
ことは明らかである。
 アジアや中南米諸国は、より安い労働力を武器に製造業において競争力を強め
ている。しかし農業では、69フェラーの化学産業にとつての新しい巨大なマー
ケットが開拓されたにもかかわらず、「緑の革命」の目標とされていた貧困の軽
減は画に描いた餅のままである。

 事実、第三世界の国々は地図の上では昔から「未開拓」unde@Oppedと記され
てきたが、これが実は「未搾取」une@Oit2dの歪曲表現であるという但し書きは
ついていない。末搾取とはつまり、食欲な国際的陰謀家集団によってまだ搾取さ
れていない、という意味である。
 国際銀行家たちの唯一の関心事は、自分たちに利益をもたらす商品市場を新た
に開拓することである。しかし、第三世界諸国の大部分は商品の代金を支払えな
いため、米国の納税者が第三世界に「援助」するという巧妙なシステムが編み出
された。
 米国人労働者が工場でトラクターを作る。トラクターはボリビアに輸出される。
そしてその代金は、米国人労働者の賃金から税金というかたちで搾取されるので
ある。
 さらに洗練された方法は、これらの国々が商品の代金を払えるように米国の銀
行あるいは国際的回収不能の融資が米国人納税者の税金によって「補填」される?
@労働者は自分で作った製品の売り上げを自分の賃金で穴埋めしているのである。
 その結果、労働者が不当な重税を免れるために、裁判に訴えて合衆国憲法を引
き合いに出すと、裁判官は憤然として「見当遠い」 で「混乱を招く」証言をし
たとして、被告を刑務所へ叩きこむ。まさか合衆国憲法の立案者たちは、このよ
うな社会を想像だにしなかったであろう。
 世界は今や69フェラー一@@チャイルド連合の冷酷な手下たちが運営する
「強制収容所群島」と化してしまった。この世界の神は金と権力で、唯一の敵は
自由の主張者である。


●農業開発がもたらした新たな市場

 69フェラー財閥の最近のヒーローは、一九七〇年度のノーベル平和賞を受賞
した@@マン・ポーローグである。アイオワの農夫だった@@マンは、新種の穀
物を栽培するために一九四四年に69フェラー財閥によってメキシコへ送られた。
そしてここでの実験期間中、六万種もの小麦を交配させた。その結果、一九六四
年までに矯小体、二倍矯小体、三倍矯小体のすべての熱帯種を作り出し、この成
果が「緑の革命」として歓呼の声で迎えられた。
 出来上がった「スーパーホウィート」(超小麦)は収穫の大幅な増産をもたら
した。しかし農家はそのために畑一エーカー当たりに大量の化学肥料を投入しな
ければならなくなった。化学肥料は硝酸塩と石油から製造される。そしてこれら
は69フェラーが支配する商品群であった。
 緑の革命には莫大な量の除草剤と殺虫剤も使用され、69フェラー化学帝国に
新たな市場をもたらした。結局「緑の革命」は、単なる「化学薬品の革命」にす
ぎなかったのである。

 しかしどう考えても、第三貰諸国がこのような大量の化学肥料と農薬の代金を
支払うことができなかった。そこでふたたびこれらの問題は、すでに確立されて
いた「海外援助」システよって処理された。

 さらに69フェラー財閥は@@ート・チャンドラ去フィリピンに送り込み、
「ミラクルィス」(奇跡のコメ)を作らせた。その結果、以前の三倍もの化学肥
料を必要とするコメが出きあがった。普通のコメは成熟するまでに六カ月かかる
が、このコメは四カ月で実ったので、年に二回しか収穫できなかったものが、三
回できるようになった。
フィリピンの二つの財閥集団が「奇跡のコメ」の利益のおこぼれをめぐつて互い
に争ったとき 69フェラー家はその片方、すなわちマルコス財閥を追い出し、
代わりにアキノ財閥を権力側につけた。アキノ財閥はチエースマンハッタン銀行
と深いつながりをもっていた。もちろん@ナ融資の利子を支払うという条件付き
ではあるが……。69フェラーの「慈善活動」は、常に市場・利益・政治的支配
と密接につながっている。@の化学肥料産業もまた、69フェラー石油を基盤と
した産業なのである。

●余剰軍事物資が化学肥料に化けたー・

第二次世界大戦の終わりに兵器製造業者たちは、自分たちが硝酸塩の莫大な在庫
をかかえていことに気がついた。平和というものは@財団にとってはいつも恐怖
の種だが、武器製造業着たは突然やって来たこの平和のために、に開拓する必要
に迫られた。

 窒素と硝酸塩は、爆弾や砲弾の製造には欠かせない物質である。彼らは平和時
にも、戦時下に敵するだけの市場を確保する必要があった。
 第一次世界大戟中、独占支配者たちは多額の費用をかけて、人々に悲惨な被害
と死をもたらす素を製造した。しかし戦争が終わって、彼らは売れ残った膨大な
量の塩素に直面した。このとき素を売りさばける唯一の市場は、米国の一般社会
であることに気づき、われわれの飲料水に塩素注ぎ込んだ。
 第二次世界大戦後の今回も、かねて実証済みのこの教訓に従い、膨大な硝酸塩
の在庫を食物連の中に化学肥料として投入することが一九四五年に決定されたの
である。

 米国人が心臓発作で死亡する割合は、ここ五〇年のあいだ増え続けてきた。医
療独占支配体制弁明者たちは、これを米国人の寿命が伸びたという「事実」を示
す証拠だと素気なく説明していりつまり寿命の伸びた分だけ、ガンや心臓病のよ
うな「退行性」疾患に罹りやすくなった、というである。
しかしこの説明は、既成医療産業がよく使う逃げ口上で、自分たちに都合がいい
ように米国人の生活様式の変化を無視している。


一九世紀には、コレラと腸チフスの流行が米国の大都市の住人たちを何度も襲っ
た。病気の原因は、不衛生と飲料水の汚染が原因であった。
 第一次世界大戟後、独占支配者たちは自分たちの余った塩素を上水道に注ぎ込
んだ。そしてこ塩素のおかげでコレラと腸チフスの流行が起こらなくなったとし
て、この処置は喜んで受け入れれた。しかし実際には、流行病がなくなったのは
塩素処理のおかげではなかった。

 腸チフスの主な原因は都市の汚物、すなわち腐ってハエがたかるような路上に
落ちた大量の馬の糞にあった。ひとたび雨でも降ると、この汚物は洗い流されて
上水道に流れ込んだ。その後自動車が登場して、馬が主要な交通手段として街の
通りから消えると、腸チフスはほとんど一夜のうちに姿を消した。この病気が流
行らなくなったのは一九二〇年代だが、ちょうど車が馬車に取って代わった時代
である。


 塩素のような軍需物資がわれわれの上水道へ投入されたことで、さらに予期せ
ぬ出来事が起きた。新しい流行病、心臓発作の増加を招いたのである。

 水道水中の塩素は、食べ物の中の動物性脂肪と結合して、ある別の化学物質を
形成する。そしてこれは動脈中で粘着性の物質になり、医学的には人体を「アテ
ローム性動脈硬化症」と呼ばれる状態にする。この粘着性物質が蓄積すると、血
液循環が徐々に妨げられ、最後は心臓の冠動脈が詰まって、狭心症や心筋梗塞症
の発作が起きる。

 ここでふたたび、公衆衛生の見せかけの 「進歩」は、医療支配者たちにとっ
て結局もうひとつの恩恵であることが明白になった。水道水に塩素を入れたおか
げで、全米の病院は心臓病の患者であふれかえったからである。

●農業独占支配に向かって

 第二次世界大戟の終わりに、独占支配者たちは互いに協力して、自分たちの持
つ余った硝酸塩を米国民の食物連鎖の中に投入するために奮闘した。
 米国全土の地方役人は、地元の曲辰家に化学肥料や除草剤、殺虫剤の使用量を
増やすよう指導する

 この指導は農業をより資本集約的なものに変えることに役立った。農民はもっ
と多くの金を借りるために銀行に行くようになり、結果的には多くの農家が土地
を追い出され、旧ソ連の集団農場に似た巨大な農業独占支配が築き上げられた。

 農家は高価なトラクターを購入するために、さらに多くの借金をした。トラク
タ一にはもちろんガソリンが必要なため、石油を支配する69フェラーの利益を
さらに増やした。また同時に、農家が以前は馬の糞から取っていた肥料も、化学
肥料が取って代わったことで、農家の手から奪われてしまった。

 地方役人の指導に忠実に従った農家が銀行に金を借りに行くと、各地の銀行は
気前よく貸し付けてくれた。しかしこれらの銀行が連邦準備制度Systemから資金
を得ていたのは、決して偶然ではない。

 米国の通貨と信用を独占するこの制度は、一九一〇年十一月に陰謀家たちがジョ
ージア州ジキル島で開いた秘密会議で計画された[連邦準備制度に関しては、同
じユースタス・マリンズの著書『民間が所有する中央銀行』(面影橋出版)を参
照]。この会議の座長をつとめたのは、上院議員の@@ソン・オールドリッチで
あった。ちなみに彼の娘は近年ジョン・D・69フェラー二世と結婚した。

●農業独占支配が健康におよぼす影響

 肥料を大量に投入した畑から採れる農作物は栄養価が低下してしまうことや、
またこれらの農作物は収穫後に大規模な貯蔵・輸学販売に好都合なように極端に
「加工」されるという事実を、医療支配者たちは巧妙にごまかしてきた。

   これに対して反対の声を挙げた人物は、一流の栄養学者H・M・シンクレア
博士であった。彼はオックスフォード大学マグダレン・カレッジの人間栄養学研
究所で所長をつとめるが、「一九五七年度世界健康デー会議」で挨拶を行ない、
その内容がブリティッシュ・メディカル・ジャーナル誌(一九五七年十二月十四
日付)に掲載された。シンクレア博士は、自分が医学生になって間もないころの
ことを引き合いに出してこう述べた。

    「私は臨床医学の教授に、二〇世紀に生きる中年の人々の予想寿命が、
二〇世紀初頭やさらに一九世紀に生きた人々とほとんど変わらないのはなぜか、
と質問したが、教授は答えることができなかった。肺炎はほとんど見られなくな
り、結核も比較的まれになり、外科手術、内分泌学、公衆衛生が格段に進んだこ
とで、医学は偉大な進歩を遂げた。そのように言われているにもかかわらず、実
際には中年の人は一世紀前に比べて四年間の長生きさえできていない。そして実
のところスコットランドでは、予想寿命は現実に以前よりも低下している」

  一人九三年、ドイツの農芸化学者ユリウス・ヘンゼルは、著書の「石のパン」
の中で次のように書いている。
  「農業はガンの原因のひとつになってしまった。……われわれは、自分たち
の摂取する栄養としてどんな種類の穀物を栽培するか、肥料に何を使うか、とい
うことに無関心ではいられない。
  単に泥灰土(でいかいど)すなわち炭酸石灰を肥料として施すだけで収穫量
が増えるので、われわれが泥灰土だけでいつも満足してしまうようになることは、
確かに事実ではある。しかしこのような偏った施肥は、ゆっくりだが確実に、さ
まざまな種類の悪影響をおよぼす。そのために次のような格言が伝えられてきた
のである。
「石灰をまくと父は富者になり息子は貧者になる」と。


  現在、われわれが食べる小麦粉は「ふすま」[皮や胚芽の部分]を取り除き、
ほとんど栄養が欠けた状態で供給されるので、現在これほど多くの病気が蔓延し
ているのは当然である」

 この文章が書かれたのは、69フェラー財閥が石油を原料にした化学肥料を世
界中に氾濫させるより前の一八九三年のことであった。


 栄養価の不足した不活性な食物に対して、こうした批判が高まるのを抑えるた
め、医療独占支配の手下どもはおちおち怠けるわけにいかなかった。
 米国食品医薬品局FDAと米国医師会AMAは、著名な栄養指導者に対する消耗戦を
指揮しながら、化学肥料の使用を堂々と擁護してきた。
 広く読まれている米国医師会発行の雑誌、トウデーズ・ヘルス誌は、すべての
公立学校と図書館に置いてあるが、一九五八年九月号にこう書いている。

  「連邦政府が行なった広範な研究の結果、穀物の栄養価は化学肥料を使用し
た土の影響を受けないことが明らかになり……」
  これは69フェラー財団自身に所属するアレクシス・カレル博士が次のよう
に書いていることと矛盾する。

  「化学肥料は穀物の収穫量を増大させるが、消費された土中のミネラルを
補わないために、間接的に穀物や野菜に含まれる栄養素の中身を変えてしまう。
 雌のニワトリは人工的なエサと飼育方法によって、大量生産者の鶏舎のケージ
の列に入ることを強いられてきた。このニワトリが生んだ卵の質は、以前と変わっ
ていないと言えるだろうか?
  同じ質問が牛乳についても言える。乳牛は今では一年中牛舎に閉じ込められ、
人工飼料を食べさせられているからである。
  衛生学者は、病気の本当の原因について十分な注意を払ってこなかった。彼
らはときおり現代人の生活や食物、およびそれらが人体の生理、精神に与える影
響について研究するが、それはいつも浅薄で不十分かつ短期間の研究でしかない」

 政府機関の研究者の主張とは反対に、土壌が農作物にとって重要であることは、
たとえば次のような例でわかる。それはレタスに含まれる鉄分の割合は、栽培さ
れた土壌によって一〇〇グラム中一ミリグラムから五〇ミリグラムまで変化する
ということである。
  米国中西部は昔から「甲状腺腫地帯」と呼ばれてきた。広い範圃で土壌中の
ヨウ素が不足しているためである。
 イギリス諸島では一一千年近くにわたって農業が営まれ、土壌中のミネラルが
かなり不足しているため、英国人は歯が悪いことで世界的に有名である。

  現代の農芸化学の生みの親は、ドイツの化学教授ユストス・フォン・リーピッ
ヒ博士である。彼は土壌にミネラルや酸性添加物を添加することが、植物にとっ
て有用であることを提唱した。この化学的農法では、酸性あるいはアルカリ性の
溶解性化学物質を使用する。しかしこれでは、結果的に土壌を酸性化し、土が使
い物にならなくなってしまう。

 われわれ現代人は、[ミネラルを土壌に残した]最後の氷河期の恩恵の上に生
きているといわれている。そのため、土壌にふたたびミネラルを与える唯−の方
法は、今まで約さ万年ごとに起こった氷河期をふたたび経験することだ、と極論
する者もいる。

  ミズーリ州立大学農学部土壌学科の学科長、W・M・ア〜ブレヒト博士は、次
のように述べている。

 「病気は永いあいだ、外部からわれわれを襲うものと一般に信じられてきたが、
われわれ自身の栄養摂取が間違っていて不完全なために内部から発生する可能性
のあることが、次第に理解され始めている。最近の栄養学の知識を総合すると、
栄養素の欠乏を原因とする病気がはるかにたくさんあることが明らかになってい
る。この欠乏の原因は、家庭がスーパーマーケットで購入する食料品だけでなく、
さらにその源に近いもの、すなわち土壌の肥料というすべての農産物の出発点に
までさかのぼることができる‥…・。このように、ミネラル欠乏が原因とされる
病気が増加していることは、古いことわざを裏付けるものである。すなわち『健
康は食にあり』と」


 近年になって流行してきた多くの新しい奇病は、その原因が食物にあることが
明らかになってきている。
 ジョーゼフスン博士は重症筋無力症[眼筋障害、四肢の筋力低下などをともな
う病気、自己免疫疾患と考えられている]を、マンガンの欠乏による内分泌障害
としている。これはマンガンの吸収不全や代謝不全によって起こると彼は考えて
いる。

 化学肥料が必要となったのは、農業技術の永年の欠陥であった鋤・鍬の使用に
原因があるかもしれない。

 オクラホマ州立大学のエドワード・H・フォークナ一教授は、掘削鋤で土を耕
すと土壌の肥沃度を破壊してしまうことを発見した。彼はこれを防ぐために、緑
肥を表面にすき込むことによって、鋤で耕やすことを止めにした。鋤という農具
を使うと、事実上すべての緑肥(地面の上に残った腐食した草や野菜の残りかす)
 の層を、地表面から約六ないし八インチ [約一五から二〇センチ] 下に挟
み込むことになる。
 ところが、この層は地下水面から上昇してくる水分に対して防護壁の役割を果
たす。すると、毛管現象による水分の上昇がこの緑肥の層で妨げられるため、上
部から六インチ厚の土壌は乾燥してしまう。そのため土中のビタミンやミネラル
が奪われ、この鋤の耕起によって洞渇した土壌で育った農作物は害虫を呼び寄せ
る。そして病気に罹り、最後には枯れてしまうのである。

 しかし、この結果を見た農家は、鋤を使って耕起することが土壌の毛管現象に
よる水分の上昇を妨げることに気づかずに、問題は土壌になんらかの成分が不足
していることにあると結論づける。そこで、大量の化学肥料を喜んで買う消費者
となるのである。

●農業独占支配に関わる人々

( 中略)詳しくは本書を 


●化学肥料は病気の源

 化学肥料を使用したため、野菜に含まれるタンパク質が毎年一〇%ずつ減少し
ていった。しかし化学肥料が食物を通して病気を引き起こす原因となる際にもつ
とも危険な働きは、化学肥料が土壌中のカリウム(K)の量を減らし、ナトリウ
ム(Na)の量を増やすという事実である。
 カリウムとナトリウムは、電気的に異なる二つのグループの代表である。体内
の不活性カリウムは病気とくにガンの原因になりやすい。

 米国人全体に高血圧患者が劇的に増加しているが、その原因は化学肥料の使用
によるナトリウムの増加がうまく説明してくれる。なぜなら、化学肥料を施され
た畑で育った食物を食べることで、われわれ米国人のナトリウムの摂取量が着実
に増えているからである。またそれと同時に、体内のカリウムが着実に減少した
ことによる影響も被っている。カリウムはとりわけ規則的な心臓の持動に必須の
物質である。そのためこれが欠乏すると、突然の心臓発作に襲われやすくなる。

現在、栄養学者たちは、米国人の貧血の七〇%は化学肥料の使用に原因がある、
と信じている。そのわけは、化学肥料は土壌中の鉄分を補わず、逆に奪ってしま
うからである。

ーーーーーーーーーーー以上引用終わりーーーーーーーーーーーーーーーーー

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