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医療現場から若干のコメント
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投稿者 町医者 日時 2004 年 7 月 30 日 11:35:39:Jlt0pjLrwYKl6
 

(回答先: 風邪薬や抗生物質の副作用?、死亡2年半で106件(Yomiuri) 投稿者 ああ、やっぱり 日時 2004 年 7 月 29 日 23:53:55)

ああ、やっぱりさん・朝霧さんこんにちは
今回、町医者としてキーボードを取り、若干コメントさせて頂きます。

まず、3年で1000件はは確率としてどう診るかです。
かぜ薬は1年で数千万件は処方されていると思います。3年で1億件に達するかもしれません。これも正確なデータがありません。
スチーブン・ジョンソン症候群に罹患者数は1000件あまりでしょうか?軽症で受診しない。報告しないのも入れるともっと多いでしょう。
としても、おおざっぱに確率は、数万件に1件レベルかもしれません。
じゃあ、風邪薬を処方するたびに、
「スチーブン症候群はこういう病気で、この薬を飲めば死ぬかもしれません。」
と説明したとして、何分かかり、20人かぜ薬処方したとして、患者さんはみんな1時間多く待たされるかもしれません。
更に、
「死ぬかもしれないなら、処方しないでくれ。」
という患者さんがでてくるでしょう。
このとき、薬の期待される効果が懸念される副作用を大きく上回る場合、
「死ぬかもしれないけど、飲んでくれ。」
と、医師は指示する事になります。

また、薬にはプラセボ効果というのがあります。
メリケン粉を胃の薬だと言って飲ませると、胃が良くなった感じがする事があります。
メリケン粉を死ぬかもしれない薬と言われて飲むと、気分悪くなりませんか?

ちなみに、薬の添付文書を知ってる薬で一度読んでみてはいかがでしょう?
http://www.info.pmda.go.jp/psearch/html/menu_tenpu_base.html
不安になりませんか?
お医者さんは、この中から、確率的に、重症度的に、年齢・性別、患者の人柄、体質、気質、その時の患者さんの機嫌、社会的立場まで検討して、セレクトして、患者さんに説明していると思います。
ある意味、知らせるべき情報は知らせ、いたずらに不安を助長させる情報は隠しているので、患者さんの不安を多少身代わりになってくれているのです。
(とてもじゃないけど、数千もあるくすりを全部読破・把握しているわけではないのですが・・・。)

薬との因果関係はあるらしいが、メカニズムも、どういう患者が発症するリスクが高いのか、いまいちわかりませんから、現在の風潮で、なんでも説明してというのもいかがなものかという気もします(某抵抗勢力政治家みたいですが・・・)。

厚労省の責任は副作用情報を製薬会社に徹底させ、医者に通達して終わりでしょうが、現場ではいろんな患者さんに個別に最善の対応をする事が望まれます。

極論すれば、「ただの風邪」なんか、特効薬は一週間くらい我慢して栄養と水分十分とって家で寝てれば治るのです。医者だって、副作用がでると訴えられる薬なんかあまり出したくないのです。薬価も安くて昔ほど設けもない。

それでも、かぜを引いても仕事や育児・家事休めない。熱が高くて働けない、すぐ仕事できる様にして欲しいというのが、現代日本人のニーズの様です。

そんな人々に、死ぬかもしれないが薬飲みなさいと言えますか?

確かに、昨今、医師の権威が地に落ち、我々は信用回復もしなければなりませんが、なかには、医療費をケチりたい勢力のマスコミのあおりもあるのではないかとも思いたくなります。

しかし、患者減ったなー!

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