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鼻の粘膜利用、脊髄損傷に新治療法…慶大チーム(読売新聞) ― 中国では中絶胎児の鼻粘膜細胞移植が行なわれている
http://www.asyura2.com/0401/health8/msg/889.html
投稿者 シジミ 日時 2004 年 9 月 15 日 19:52:38:eWn45SEFYZ1R.
 

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040915ic01.htm

成人の鼻粘膜から採取した細胞を使った、脊髄(せきずい)損傷の新しい治療法開発に、慶応大医学部の整形外科と生理学のチームが乗り出した。

 中絶胎児の鼻粘膜細胞を脊髄損傷患者に移植する治療は中国で行われているが、安全面、倫理面の問題が指摘されている。成人の細胞が使えれば、患者自身の細胞が移植可能で倫理問題や免疫拒絶を回避できる。

 研究チームは豪グリフィス大と協力し、成人の鼻粘膜細胞を同国から輸入した。細胞の安全性や増殖能力が確認できれば、近く脊髄損傷を人工的に起こしたサルの脊髄に移植し、握力や運動量など運動能力の回復を確かめる実験を始める。動物実験で治療効果が出れば、早ければ1年後にも実際の患者による臨床試験に入る予定。

 治療効果が期待されているのは、鼻粘膜に存在する嗅(きゅう)神経鞘(しょう)グリア細胞(OEG)。この細胞は、神経細胞の突起の成長を促し、脊髄内の情報伝達を再生させると考えられている。

 これまで研究チームは、様々な神経の細胞のもとになる人間の胎児の神経幹細胞を脊髄損傷のサルに移植し、治療効果を上げている。チームの中村雅也講師は「神経に分化する神経幹細胞と、神経細胞の成長を促進するOEGを両方移植すれば、大きな効果が出るかもしれない」という。

 中国・北京の首都医科大では、中絶胎児のOEGを慢性期の脊髄損傷患者の病変部に移植する治療が行われており、これまで日本人11人も渡航した。

 

(2004/9/15/03:05 読売新聞 無断転載禁止)

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