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2ちゃんねるインサイドリポート
http://www.asyura2.com/0401/idletalk7/msg/740.html
投稿者 てんさい(い) 日時 2004 年 2 月 01 日 01:10:28:KqrEdYmDwf7cM
 

2ちゃんねるインサイドリポート
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Hanamizuki/6143/shiryou/2chan.html

関連リンク
2chの正体(疑惑)
http://www.asyura2.com/0311/bd31/msg/522.html
2ch でも言論統制か?ひろゆき、韓国幼稚園児襲撃事件N+スレ立て拒否。
http://hobby.2log.net/zk1/archives/blog368.html


――囁かれるひろゆき氏と夜勤氏との不可解な関係――


 昨年12月25日、午後1時過ぎ、高等裁判所815号法廷、注目されていた2ちゃんねる裁判の一つ、2ちゃんねる管理人・ひろゆきこと、西村博之氏と都内動物病院との間で争われていた裁判の判決が言い渡された。

 この裁判は2ちゃんねる上の「ペット大好き掲示板」内のスレッドで「ヤブ医者」「過剰診療、詐欺」などと書かれた都内動物病院経営者が2ちゃんねるに書き込みの削除を要請をしたものの、2ちゃんねるがそれに応じなかったため、ひろゆき氏を訴えたもの。既に一審ではひろゆきが敗訴し、書き込みの削除と400万円の支払いが命じられたが、控訴審判決でも高裁は一審判決を支持した。

 控訴審判決を受けて、ひろゆき氏は「最高裁で争う」という意向を示しているというが、現実的には上告は難しく、たとえ上告が認められたとしても、最高裁は高裁へ差し戻しをする可能性が高い。よほどの方針転換なり、新事実の発生なりがない限り、ひろゆき氏が裁判を維持することは難しいだろう。現実的には2ちゃんねるの違法性が認定された格好となった。

 ひろゆき氏は、弁護士も立てずに裁判に臨んだり、裁判に遅れてきたり、裁判長に絡んだりするなどして、裁判官の心証を著しく損ねているが、最近も写真週刊誌でDHCに挑発的な態度をして、残されている和解の余地を自ら摘んでいる。ひろゆき氏を知る人物はひろゆき氏の性格についてこう語る。

「中大時代、ひろゆきは、友人とのトラブルがあり、時折、殴られたりすることがあったのですが、わざわざ『もっと殴ればいい。怪我でもさせれば、訴えるなり、警察に突き出したりできるから』などと陰険な発言し、火に油を注いでいました」

 喧嘩下手は以前からのことのようだ。

いま2ちゃんねるは、岐路に立たされている。ひろゆき氏は、高裁判決直後のメールマガジンで「IPを記録して、揉め事は当事者同士でやってもらうことにします」と、これまで2ちゃんねるが売り物としてきた匿名掲示板等という方針を全面的に改める意向を示した。6億円もの高額賠償を求められているDHC裁判を始め、2ちゃんねるは、現在8件もの裁判を抱え、仮処分も多数あるようだが、先の高裁判決でますます不利になる見込みが強まっている。

 ひろゆき氏は、昨年11月に中央大学で行われた講演会で(裁判で不利な状況が続くようならば)アメリカに高飛びするなどと語っているが、現実にひろゆき氏がこうした行動に出た場合、訴訟の矛先は北海道札幌市のサーバー会社社長・夜勤ことN氏に向かうのではないか、というのが2ちゃんねる関係者の見方である。

N氏とは一体、何者か。

 99年に誕生した2ちゃんねるは、転送量の増大と共にたびたび無料サーバーを移行してきたが、2001年2月より現在のサーバーであるビッグサーバーに落ち着いた。このビッグサーバーの運営会社・株式会社ゼロの登記簿を上げるとN氏の名前が出てくる。”2ちゃんねるの影の黒幕”などと巷間囁かれることもあるN氏だが、これまでその実像に関しては、公にはなることはなかった。

2ちゃんねるメニュー(http://www.ff.iij4u.or.jp/~ch2/bbstable.html)奥方部に【大人の時間】といった注意書きと共に「へるす」「ソープ」「出会い系」などエロ系掲示板群のリンクがある。一見、2ちゃんねるの他の掲示板と変わりがないように見えるが、ひろゆき氏の説明によれば、「2ちゃんねるではありません」という(http://www.2ch.net/ad.html)。

「これは通称、ピンクちゃんねる(bbspink.com)と呼ばれるもので、N氏のものです。そもそもひろゆきは、エロ掲示板を2ちゃんねるで扱わない意向だったようなのですが、N氏が2ちゃんねるのサーバーを無料で引き受ける条件として、ピンクちゃんねる開設を提示したようです」(関係者)

 N氏はサーバー業務以外にも自身でエロ系コンテンツを複数手掛けているという。

 ピンクちゃんねる系掲示板を開くと最初のスレッドに書き込みのできない奇妙な"スレッドまがい"が、最初に表示されるが、ここにリンクの貼られているサイトを訪れてみると、そのいずれもが卑猥そのもののエロサイト。察するに広告と見てとれるが、このサイトを「IPドメインSEARCH」(http://www.mse.co.jp/ip_domain/)で調べてみると、登記人として「NT.Technology inc.」というアメリカのシアトル郊外に所在する会社が記されている。同様にして調べると、NT.Technology社は、ピンクちゃんねる、2ちゃんねるの登記人だが、先に説明した2ちゃんねるビューアのID管理会社でもある。関係者によると、NT.Technology社は「N氏がアメリカに持つ会社」だと言う。実際に国際電話をかけて確認してみると、受付に出た女性も日本語でそれを認めた。

 2ちゃんねるのサーバー業者がエロ業者であるとは胡散臭さに輪をかける。N氏について、信頼すべき2ちゃんねる関係者が語る。

「実質的にひろゆきと共に2ちゃんねるを共同運営している人物です。テリー伊藤に似た、もの静かな男だと聞いています。サーバー管理ばかりではなく、社員に一部の削除業務をさせていたりするなど、2ちゃんねるの運営に絡むほか、様々な2ちゃんねる利権を得ています。例えば、スレッドが掲示板上から消えて、DAT落ちと呼ばれる、読めなくなる状態になり、一定期間を経て、過去ログ倉庫に移行しますが、DAT落ちした書き込みをアップするかどうかの編集権も含めて、この一連の流れをN氏は手作業で行っています。しかし、これは、プログラムを書いて、自動化すればよいたぐいのもので、何も手作業を挟む必要性は見受けられないもの。DAT落ちした書き込みは『2ちゃんねるビューア』という課金システムに加入しなければ読めないことになっていますが、『2ちゃんねるビューア』で得られる利益の1/3はN氏のものとなります」

 関係者が問題だと指摘するのは、N氏が2ちゃんねるから利益を得て、実質的に運営に関わっているにも関わらず、表に顔を出ささず、裁判で標的となるのはひろゆき氏に限られるという点だ。

 一昨年8月にネット界を騒然とさせた"2ちゃんねる閉鎖問題"は、N氏の自作自演だったと関係者は指摘する。

「そもそもはN氏が、それまでタダだったサーバ代を突然、700万円に引き上げると言い出したのが発端。突然、個人が年間8400万円もの大金を払えるはずがありません。N氏のブラフだったと考えてしかるべきでしょう。UNIX板の住人がプログラムを改良して転送量を下げたことが美談として伝えられていますが、これにしても、まともなスキルのあるサーバ業者ならば造作もなくできたはずのサービスではないでしょうか」

 記者の取材に対して、ひろゆき氏はN氏に月額2万ドルを支払っていると証言しているが、

「2ちゃんねる程度の転送量であれば、月額50〜60万円程度で引き受けてくれる業者はいくらでもあるはずでボラレすぎです」(前同)という。

 "閉鎖問題"が騒がれた当時、2ちゃんねるの事業化に向けて動いていた切込隊長こと山本一郎氏に近い筋の証言が次のように語る。

「当時、山本氏を通じて、S社、R社、O社、I社など、複数の企業からサーバを提供する旨の申し出がありました。2ちゃんねるのサーバを全部、あるいはその半分でも肩代わりしてくれるという話が持ち上がるたびに、N氏がそれに反対し実現しませんでした。N氏は2ちゃんねるの一部でも他の業者に奪われることに難色を示していたのです。ひろゆきの方は、草創期の2ちゃんねるを支えてくれたN氏への恩を感じており、N氏を裏切れないとも漏らしていたようですが」

 この時期、2ちゃんねるは、ひろゆき氏、山本氏、N氏の3人によるトロイカ体勢で運営されていると見られていたが、この関係者によると、実際の所は「ひろゆきを中心とした奇妙な三角関係」が2ちゃんねるにはあったという。

「山本氏は、騒動の当事者である、N氏と直接交渉しようとしたのですが、N氏は終始、ひろゆきを介してしか話に応じませんでした。山本氏は、まず700万円を支払わなければならなくなるのは一体いつになるのか、書面で回答して欲しいと要請したのですが、結局ひろゆきを介した答えが『夜勤さんは紙で約束するような人じゃない』というもの。これには、随分山本氏も立腹していたようです。N氏の目論見は、突如莫大なサーバー代をふっかけておいて、世間知らずなひろゆきに何とかして稼がせるよう仕向け、法外な利益を吸い上げようとしたということだったのではないでしょうか。ところが山本氏のようなビジネスマンが割り込んできた。N氏はこのことが面白くなかったのでしょう」(前同)

 このような穿った見方が出てくるのは、N氏の経歴をもってすると、ある面では仕方がないといえるかもしれない。最近になってネット上で明るみになったことだが、N氏には逮捕歴があるのだ。

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「インターネットで金集め 出資法違反で社長逮捕

 北海道警生活環境課と札幌・中央署は六日、インターネットを利用し不特定多数の人から金を集めていたとして、出資法違反(預かり金の禁止)の疑いで札幌市厚別区もみじ台南七丁目、パソコンソフト開発販売会社社長●●●●容疑者(37)を逮捕した。
 調べによると、N容疑者は同社の事業として一月六日から二月二十五日まで三度にわたり、インターネットに開設した「新春特別企画 ネット成金への道 オーナー募集」というホームページでダイヤルQ2の共同オーナーを募集し、利用者十七人から二十五口計七十五万円を会社の銀行口座に振り込ませた疑い。
 『十八歳未満禁』と風俗関係のダイヤルQ2番組への投資をにおわせ、一口三万円、最高五口までとして募集。『一年後には配当金プラス元金を返還することを保証します』と広告していた。
 同課などは、●●容疑者が三十七都道府県の約百九十五人から計約八百万円を集め、会社の運転資金に充てていたとみて裏付け捜査を進めている」(1997.05.06 共同通信記事より。一部伏せ字)
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 この事件は朝日、読売、毎日の各紙でも報道されている。結局、満期になる前に逮捕されてしまっていので、果たして詐欺目的だったかどうかは分からない。だが、他誌の報道を併せると、N氏が元本保証の上に1年後には出資金を4〜5倍にして返還するというおよそ現実離れした目標を掲げていたことは事実だ。

 ひろゆき氏は2ちゃんねるのとあるスレッドでで「全額返金してるそうで、実質的な被害者がいないんすよ」とN氏擁護の構えを見せたが、問題はそうした事件を起こすN氏の体質である。

 ひろゆき氏がこの書き込みをしたスレッドで山本氏がN氏に「児童買春斡旋ってどう思う?」と質問をし、「スワ、夜勤さんはそんなことやっていたのか!」と一時2ちゃんねらーを騒然とさせたが、実はこの件は、かなり以前から2ちゃんねる関係者の間で囁かれていた噂である。

 2ちゃんねる関係者の一人が声を潜めて語る。

「2000年12月ごろ、複数の2ちゃんねる関係者の元にN氏を調べているという北海道の財界団体の人物が訪れて、聞き取り調査を受けたんです。その場でN氏についての資料を見せてもらったところ、過去にN氏が出資法違反、児童買春斡旋で逮捕されているという犯歴データが書かれていたそうです。そればかりではなく、N氏はデリヘル業者であったことがあるという情報もそこでもたらされました」

 調査を受けた2ちゃんねる関係者は北海道財界関係者が実在の人物であるということを確認したというが、記者は、この証言の裏を取るには至っていない。しかし、暴力団などの反社会的勢力が暗躍する風俗業界にN氏が身を置いていたとするならば、彼の体質も納得がゆくのではないだろうか。

 リキッドオーディオ、デジキューブ、クレイフィッシュなどこれまで様々なIT企業の脇の甘い経営者が軒並み裏社会の浸食を受け、スポイルされてきたという経緯があるが、2ちゃんねるもそのひそみにならっている……というのだろうか。

 N氏とひろゆきの間にはある種の微妙な関係が垣間見れる。ひろゆき氏周辺によると、「(N氏の)サーバ代は高い」と発言をしているが、また、その一方こんな証言もある。

「N氏はひろゆき氏をたびたびアメリカ旅行に旅費を出して連れて行っています。特に一昨年暮れから昨年初頭にかけて、長期旅行をした際、ひろゆき氏のN氏への盲信ぶりがあからさまになりました」

 記者がNT.Technology社に問い合わせたところ、「ビジネストリップ」とのことだったが、その詳細については分からなかった。

「信用できる人なんて本当にいるんですか?」とひろゆき氏は、2ちゃんねる関係者に漏らしている。しかし、その一方で「ひろゆきは、N氏のマインドコントロール下にあるのではないか」という憶測もある。真相については窺い知れないが、ひろゆき氏の警察に対する非協力的態度、裁判沙汰上等といった従来の2ちゃんねるが持っていた反社会的ともいえる側面を丸ごと引き受けてくれたのが、N氏だった、ということではないかと記者は推測する。「N氏もひろゆきと同様、IPを警察に渡さないなどの方針を採り、家宅捜索を受けたことがある」(関係者)という情報もあるのだ。

 

 曖昧な削除基準、不透明なカネの流れは、これまでたびたび"2ちゃんねる=総会屋"説といった、真偽不明の噂を生み出してきた。ことの真相を探るべく、記者はこれまで『サイゾー』『財界展望』といった媒体で2ちゃんねるの内幕に迫る記事を書いてきたが、ひろゆき氏、N氏はともに記者の取材を拒否。ひろゆき氏は「ギブ・アンド・テイク」を条件に「情報提供者を明らかにしなければ、取材に応じない」とし、N氏に至っては電話にすら出ずじまい。住民票からN氏の実家と思しき漢方薬店にも取材を試みたが、納得のゆく説明はついに得られなかった。

 そればかりではなく、取材している最中、記者の情報提供者の一人の留守録にこんなメッセージが入っていたことがある。

「ホシノです(※記者の名前)。あの件ですが、どのぐらい本気ベースで書いていいんでしょうか」

 当時記者はこのようなメッセージを入れた覚えは全くない。何者かが記者の名前を騙った "スパイ行為"であったのではないかと記者は推測している。

 2ちゃんねるは、200万人とも300万人ともいわれるユーザーを確保し、一種の社会現象としてメディアにもたびたび取り上げられてきた。これほどまでに巨大になり、影響力を持ち始めた2ちゃんねるは、もはやひろゆき氏の個人サイトの域を超えた公共圏であり、またそれ相応の責任を担う必要に迫られている。取材に応じないひろゆき氏、N氏らの態度は、結果的に真偽不明の憶測、思惑、それに伴う自家撞着を生み出しているのではないだろうか。記者が取材した限りでは、創価学会説、プロ固定説に関してはシロであったことを付け加えておきたいが。

「2ちゃんねる以外の掲示板を見ていたところ、『たまには2ちゃんねるにも来てね』といった書き込みとともに2ちゃんねるのリンクが貼られるという誘導をよく見かけるんです」(ネットウォッチャー)という声も囁かれる。2ちゃんねるは、一時ほどの求心力が低下しているのではないか。4年あまりにも続いてきた2ちゃんねるは、いま多数の裁判を抱え、崩壊への道を歩み始めたのかもしれない。


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追)記者は「サイゾー」2001年12月号記事以来、継続して取材をしてきた。これまで様々な媒体に企画を持ち込んできたが、結果的にこのような形でネット上で公開することになった。2ちゃんねるに興味を持つような媒体の多くが、ひろゆき氏の世話になっている場合が多く、いわば"2ちゃんねるタブー"なるものも実際に存在するというのが記者の感想でもある。

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