不肖リーマンお尻にレスさせていただきます。

＜ここまで昔の話は、私はよくわからんですね。＞

私もこのあたりの歴史の話がしたいわけではなく、ただ「僕ちゃん、もしかしたら藤原氏の騙しのトリックに気づいたゾウ！」と、子供っぽく指摘したかっただけなので、それ以外の部分であまり難しい話をされてもついて行けません、、。

＜物質的には高度で謀略にたけた中華文明と、
縄文・長江が色濃く残る日本列島住民との接触界面に湧いたボウフラでしょう。＞

ここまでは私はよういわん。
一方で、日本の天皇って「外人から見れば、癒し系珍獣」という表現は、まさしく言い得て妙。（日本人に面と向かって言わないだけです。）

＜朝貢という証拠はないのかもしれません（門外漢なので分かりません）。
しかし、唐の皇帝が公式に相手にしたのだったら、
唐側では朝貢と見ているのは当然だと思うのですが。＞

唐側からみれば、朝貢以外の外交形態はありえないわけですから、そうみていたのは当然だと思います。（遣隋使の苦い経験もあるので、そういう朝貢形式の文書も持っていったと思います）
一方で、「唐ノ倭ノ那ノ国王」みたいなあて先になっている返書は、どこかに捨てていたのではないか、と。
このあたりのことは、やっぱ、唐書を読めば何処かにかいてあるんじゃないかなあ。

＜漢詩が日本人離れしてうまいのは当たり前であって、
菅原くんチでは家族が中国語で話していたのかもしれませんよ。＞

前回この事を書こうかと思ったのだけれど、ものには順番というものがあると思うので、書きませんでした。相変わらず痒いところに手の届く人ですね。

フィリピンで土人がタガログ語をしゃべる中で、スペイン系の名家が家庭内でスペイン語しゃべったりするのと一緒です。
聖徳太子が三経ギショとかいうお経の注釈書を書いた、というのも、中国語がNativeの言語だったからこそできたハズ、とかいうのと一緒？

＜（「英語」に置き換えると現代と変わらない寒い光景ですね。
幼児に、日常生活で不要な英語を詰め込むなんて滑稽だよ）＞

文脈がよくわかりません。急に保育園お迎えのおかあさんたちの井戸端会議になっていない？
それとも、愛子様の話題？　皇室ネタに振り戻す？

ところで、（外）国語教育の話をすると、最近小学校教育で「国語教育は、教科書やお話を音読するのが一番」という陰山方式というのがはやっています。
これは外国語教育にも当てはまると思います。いい中年になってから英語に苦労していますが、やっぱ声だして読むのが一番言葉の練習になるような気がする。
そんなことを考えていると、お坊さんがお経を大声で読む、という行為も、実は中国語を勉強するには音読（さらにいえば文章丸暗記）が一番、ということを経験から知ったのだと思います。

＜ロンドンの起源は、「居留地（メティック）」でしょう。
共同体の外れ、離れにある交易港。＞

どうでもいい雑談ですが、シティ一帯は、９０年代末の不動産ブームをきっかけとして古いビルの建直しが進みつつありますが（計画から竣工までタイムラグがある）、新たなビルを建てる際の基礎工事中に昔（ローマ時代？）の遺跡が沢山出ました。発掘作業をしている間に、９１１でバブルははじけてしまいました。

＜「火付け」も大陸起源の謀略だと思うよ。
当時としては、画期的なテロリズムでしょう。
「９．１１の変」というやつ。
俵藤太は関係ないかな？＞

俵藤太ってだれですか？鬼退治をした人？平将門を退治した人だっけ？

＜栃木県足利市に行ったとき、
足利幕府滅亡後、
地元の「足利姓」の者は、他の地域へ逃亡し、また名前を変えてしまったので、
地元に足利姓の一族はいないのだと言われました。＞

どうでもいい話だけれど、確か新田さんは、今でもいると聞いた事があるような気がします。

＜敗者が姓を変えて殺戮を逃れるのは日本の伝統のようです。
蘇我原氏ということはまさかないと思いますが？＞

「スガとソガ」の妄想は前回書こうか、とも思ったんですけど、どんどんトンデモになるので、、。（でも誰かがとりあげていそうな、、、。）
もし本当なら、６４５年から２５０年ぶりの藤原への再挑戦だ、となり、私好みです。

（「源氏物語あたりを読めばわかるけどさあ、天皇家の家系図ってさあ、不倫だとか陰謀だらけで、実際の血筋なんかとはぜんぜん無縁だったんだよなー」
ということを納得する材料として使いたくなるね。）

＜明治政府成立時のすり替え話は、ちょっとレベルが違うと思うよ。＞

私が言いたいのはすり替えではなくて、実際の親子関係ではない関係が戸籍に記載される（源氏の子が天皇の子とされる）ということです。たしかにこの手の話は田舎では戦前は沢山あったし、今でもあるはずですね。

明治天皇でも自分の子（昭和天皇三兄弟、除く三笠）を孫として公表せざるを得なかったし、昭和天皇は自分の子を平成天皇として立てられない（但し、昭和天皇に男の子がいたかどうかは知りませんが。　尚、秩父宮と高松宮が男の子を持てなかったのも世の中の政争や混乱を避けるという理由だったと思います。）、等々といったことを指して言ったつもりでした。

有名な話では、表面上は「白河ー堀川ー鳥羽ー崇徳」とつながる天皇家の家系が、実は崇徳は白河の子である、という話。このことが保元・平治の源平の乱の原因となります。鳥羽からみれば、自分の叔父さんが、自分の息子として認知されているという状態です。
（ちなみに、平清盛も白河の息子であり、堀川や崇徳とは異母兄弟という関係になります。）

ここから教訓としてわかるのは、天皇家内の怨念が日本に暗い影を落とす可能性が今後もありうる、ということです。

思わず天皇ネタになってしまったので、ここらあたりで、、、。

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