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(回答先: 良かった良かった。 投稿者 クエスチョン 日時 2004 年 3 月 18 日 21:48:24)
高原、小野、曽ケ端「最強助っ人」 ３６年ぶりメダルへ（スポーツ報知）
３大会連続となる五輪出場を決めたＵ―２３（２３歳以下）日本代表。今後は、８月の本大会でメンバー入りが可能なオーバーエージ３選手（２４歳以上）を加えて、新生・五輪代表として再スタートを切る。山本昌邦監督（４５）は欧州組を招集することも検討。ＭＦ小野伸二（２４）＝フェイエノールト＝らを加えた最強布陣で、メキシコ五輪以来３６年ぶりとなるメダル獲得を目指す。
オーバーエージ３選手４月合流へ
山本ジャパンに今後、本格的に“助っ人”が合流する。「オーバーエージ（ＯＡ）は使うことになるでしょう。４月に呼ぶか呼ばないかは監督次第です」と、１８日までに日本協会・田嶋幸三技術委員長（４６）は断言。アテネ五輪は８月に開幕するため、連係を図るには時間がない。次の強化合宿となる４月のギリシャ遠征から、助っ人候補が合流することになる。
山本昌邦監督（４５）は早くから、本大会でのＯＡ選手の使用を明言してきた。「大会の直前に呼んだだけでは時間がない。少しずつチームに呼んで違和感をなくしたい」と、０２年１２月の強化合宿で初めてＦＷ高原、ＧＫ曽ケ端をＯＡメンバーとして発表。直後に高原は辞退したが、昨年の合宿でも親善試合のない合宿に限ってＤＦ田中誠、宮本、ＭＦ明神を招集した。
「力が違い過ぎて、チームが別のものになっても意味がない。あくまで今のコンセプトを踏まえた上で、レベルアップを図れる選手」が指揮官のＯＡとしての基準になる。
現時点でチームのウイークポイントはＧＫ、リベロ、左ＭＦ。だが、メンバーは１８人と最終予選の２０人よりも登録メンバーが少なくなる。絶対的なストライカーや、中盤をユーティリティーにこなす選手の存在も大きくなる。
大会直前には、フル代表が７月にアジアカップ（北京）を控えている。「掛け持ちはあり得ない。ただ、候補となる選手には本人の意思を確認したい」と田嶋委員長は話す。関係者によると、山本監督は高原、小野の招集を強く希望しているという。「協会と海外クラブとの折衝もあるが、最強チームを作りたい気持ちは変わらない。後は世論、国民の後押し」と山本監督。３６年ぶりのメダル獲得に向けて、再びサバイバルレースもスタートする。
◇オーバーエージ枠 ２３歳以下が中心の五輪サッカーで、２４歳以上が出場できる人数枠（３人）のこと。１９９６年アトランタ五輪から採用された。
◇日本のオーバーエージ使用歴 ９６年アトランタ五輪で、西野朗監督（現Ｇ大阪監督）の意向でオーバーエージ枠を使わなかった。初戦でブラジル（１―０）を破ったが、得失点差で１次リーグ敗退。００年シドニー五輪では、フル代表との監督を兼任したトルシエ監督がＧＫ楢崎正剛（２４）＝名古屋＝、ＤＦ森岡隆三（２４）＝清水＝、ＭＦ三浦淳宏（２６、いずれも当時）＝東京Ｖ＝の３人を起用。ベスト８に進出した。
◆過去の五輪本戦
《１９３６年ベルリン大会》予選を経ずに初出場。１回戦で欧州の強豪スウェーデンと対戦したが、３―２で初戦を初勝利で飾った。次の準々決勝ではイタリアと対戦したが、攻守にわたって圧倒され０―８で完敗。ベスト８で敗退した。
《１９５６年メルボルン大会》初めて行われたアジア予選を抽選で勝ち抜き、２０年ぶりに出場。１回戦で地元のオーストラリアと対戦。圧倒的なアウエーでの試合となり０―２で敗戦。
《１９６４年東京大会》グループ予選では、初戦のアルゼンチン戦で川淵三郎（現日本協会キャプテン）らの得点で３―２と金星。続くガーナ戦では２―３と敗れたがグループ２位で準々決勝に進出。チェコスロバキアと対戦し０―４で敗れはしたが、ベルリン大会以来２８年ぶりのベスト８進出を果たした。
《１９６８年メキシコ大会》予選グループの初戦でナイジェリアと対戦したが、釜本邦茂（現日本協会常務理事）のハットトリックで３―１と快勝。グループ２位で２大会連続となるベスト８に進出。準々決勝では釜本の２得点、渡辺正の得点でフランスを３―１で撃破。準決勝ではハンガリーに敗れたが、３位決定戦でメキシコを下して歴史的な銅メダルを獲得。
《１９９６年アトランタ大会》２８年ぶりに出場。予選グループの初戦で強豪ブラジルと対戦したが、伊東輝悦のゴールで１―０で退け、“マイアミの奇跡”と呼ばれる歴史的金星を挙げた。だが、続くナイジェリア戦では０―２と完敗。最終戦となったハンガリー戦では前園真聖の２得点などで３―２と勝ったが、３チームが勝ち点６で並び、得失点差の末にグループ３位となって敗退。決勝トーナメント進出はならなかった。
《２０００年シドニー五輪》「黄金世代」と呼ばれる布陣に初めてオーバーエージ選手も加えて臨み、グループ２位で３２年ぶりにベスト８に進出した。準々決勝の米国戦は延長戦でも決着が付かずにＰＫ戦へ突入。４番手として登場した中田が外し、ベスト４進出を目前にして散った。
[ 3月19日 8時1分 更新 ]
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。