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Re: 保存用:妻をめとらば創価学会の悲惨2
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投稿者 ロシアチョコレート 日時 2004 年 4 月 24 日 13:38:04:DsXgc9p/1U5SM
 

(回答先: Re: 保存用:妻をめとらば創価学会の悲惨1 投稿者 ロシアチョコレート 日時 2004 年 4 月 24 日 13:35:58)

(続きです)

“邪宗の悪害”がうつる

九一年一月、私は家庭裁判所に夫婦和解の調停を申し立て、妻との“闘争”は法廷に持ち込まれた。
調停委員は二人の話し合いをすすめたが、朝美は一方的に五つの条件を上げ、ひとつでも欠けたら離婚すると主張した。

その中には、こんな一項もあった。
「家族がひとつの心になるために、学会に入信し、公明党の政治活動をすること」
とうてい受け入れられる条件ではない。

二人の関係は悪化の一途をたどった。
「あんたの顔を見るのも嫌や」
と朝美は逃げ回り、三万円の養育費を届けに行くと、
「もう二度とこの家の敷居をまたがんとって。子供に邪宗の悪害がうつるき」
という言葉を投げつける。子供と会えるのは月一回だけ。面会に行って子供を抱くと、泣き出すこともある。すると、
「むごい、むごい」
と言って、私の手から取りあげてしまう。そのあげく、ついには親戚まで出てきて非難、罵倒を浴びせあう修羅場を演じるまでになってしまった。

そのころ、二人が知り合うきっかけとなったピアニストのウンベルト・クワグリアタさんが、二人の結婚と子供誕生のお祝いのためにピアノを弾きに来てくれた。もちろん夫婦が危機的な状態にあるなどということは知らずに。

これを機に夫婦が元に戻れれば、とかすかに期待を持ったものの、朝美は離婚したいとはっきり口に出して言った。
「子供の入信をあんたは拒んだし、こともあろうに、そのことを学会員に相談して回ったきね」

そんな状態が一年近く続いた十二月のある日、役場で朝美を見かけた。何かの書類を窓口に提出しようとしていた朝美は、私が近づくと、あわてて出ていった。不審に思って窓口の人に聞くと、
「転出届けを出そうとしよったみたいですよ」


どういうことなのか。私は元学会幹部のおばさんに電話で尋ねた。
「それは、学会がよう使う手やね。住民票を会館か聖教新聞社の住所に移し、学会幹部の家に隠れる。つまり蒸発してしまうんよ。すると、ご主人は長い間、離婚も再婚も、子供と会うこともできん」
それを裏付けるように、朝美の小学校時代の先生が、朝美からこんな話を聞いたと教えてくれた。
「先生、ここだけの相談やけど、ある幹部から一時身を隠しいうてアドバイスを受けちょるんです。ただ、先生から紹介された子供もいる塾をほうり出すわけにもいかんし、塾が三月に終わってから、そうしようとも思いますが」

私は追い詰められた。四月になって朝美が子供を連れて身を隠したら、二度と子供に会うこともできなくなってしまう。

何度も考えた。ありとあらゆることを考えた。しかし、ほかに方法はない。子供を奪い返すこと、それが私に残された最後の手段だった。

面会日の十二月十七日、朝美の実家を訪ねた。朝美が子供の記念写真を撮ることをOKしたこの日、朝美は学会の用事で多忙だった。そのため、私が子供を連れ出し、写真を撮った後に返すことになっていたが、私は子供を連れ帰り、しばらく知人の家に匿ってもらうことにした。

少しの間、私が子供を育てることを電報で伝えたところ、朝美の塾の生徒の母親が家の様子を窺い、レコード店の中には学会員らしき客が終始出入りするようになった。私の留守中に、警察から電話がかかってきたこともある。電話に出た母親に尋ねた。
「お宅の息子さんは大丈夫ですか? 子供はどこに隠したんですか?」


ある人が教えてくれた。警察が動いたのは、公明党の町議が警察署長に話したからだという。私自身が精神病患者で、子供と自殺する恐れがある、と。
私は子供を手元に置けば、朝美は話し合いに応じてくれると思った。夫婦が和解する方法はこれしかない。朝美は子供にとって実の母親だ。できることなら、両親がそろった家庭で育てるのが一番いい。しかし、ついに話し合いの場がもたれることはなかった。

私は母親の助けをかりて、子供を育て始めた。それには健康保険証が必要になる。勝手に妻の実家に移された子供の住民票を元に戻したい。役所に行くと、助役まで参加して協議したうえで言った。
「前例がない。世帯主が朝美さんになっちょるから、住民票は変えれんと思う」

後で町民課長がこっそり漏らした。
「あそこの組織じゃなかったら、すぐ変えちゃるんやけど。あそこはすぐ裁判にも訴えてくるし、いろいろ力もある。相手が悪い。あきらめてや」

この町の町長選挙でも、学会員の票は大きくものをいうのだ。


功徳はあったか

九ニ年一月、朝美が離婚訴訟を起こし、十月に離婚は成立した。子供の親権は、家庭裁判所で争われることになった。
私と母親の元で子供が次第に成長していく中で、昨年八月、家庭裁判所の審判が下った。主文に曰く、
「親権者を朝美と定める」

まったく信じられなかった。副会長の言葉がよみがえる。家庭裁判所の判決ぐらいどうにでも……。

家裁は朝美の言い分をほぼ全面的に認めた。私が子供をだまして奪いとった行為を、「親として欠落した部分がある」として、とりわけ厳しく指弾した。
「浩三が調停中に朝美を騙して子供を奪い去った行為は、極めて違法性が強く、子を想う親の愛情に基づく行為とはかけ離れたものである」

極めて違法性が強いと言うが、これは離婚が成立する前のことだ。父親が我が子を家に連れてくることが、何の法律に違反するのか。まったく理解に苦しむ。

アメリカでは、こうした事例が年間一万件以上あるというが、父親が子供をとってくるのは愛情を持っているからこそだと、裁判所が判断するのが普通らしい。

ある弁護士は、家裁の判断は高知というお国柄が関係しているのではないかという。
「高知で夫婦のトラブルと言えば、酒を飲んだ父親が暴力をふるうケースが多い。だから、父親が子供を無理やりとってきたとなれば、いかにもイメージが悪い」

審判を下すにあたり、三人の調査官が状況を一番良く承知しているはずの仲人や、朝美の先生に話を聞いていないのも不思議だが、それより何より納得がいかないのは、この裁判が、宗教はまったく関係していないとしていることだ。

夫婦間に決定的な亀裂が生じたのは、朝美が子供を無理やり入信させようとしたからに他ならない。まさに最大の問題である御受戒について、家裁は、
「(朝美は)いささか軽率であった」
とごく簡単に片付け、子供に信仰を押しつけないと朝美が話していることで、
「『御受戒』をめぐる一事をもって、直ちに親権者の適格を欠くと言い切ることはできないと思われる」
と結論づけている。そして、家裁は「母性優先の原則」なるものをあげる。
「乳幼児期の養育には、母子間の愛着行動が不可欠で……余程の事情がない限り、子の監護者としては母の方がふさわしい。ことに女児の場合は、なお更であろう」

こんな裁判があるだろうか。私はすぐに高等裁判所に抗告の申立てをしたが、
「事情等がどのようであれ……専ら子の福祉という観点からみれば、未だ三歳にすぎない幼児の親権者は、母である相手方が相当である」

として十一月に抗告棄却。ここでも宗教の問題はまったく無視された。もはや残るは最高裁判所しかない。
「子供に特定の宗教教育を、父親の意志に反して行うことが明らかな母親を親権者と指定することは、憲法第一三条・一九条及び二〇条に違背するものである」
「子どもは『無宗教でいる』か、『特定の宗教を信じる』かのどちらかの選択することがゆるされるべきである」
と憲法判断を求めたが、門前払いの形で最高裁に抗告を却下された。

かくして、私は司法の場では全面的に敗北を喫した。
朝美は勝ち誇ったように、私に手紙を書いてきた。
「当然ながら民主的な決定が下されました。これが法治国家日本の道理でありましょう。又仏法から道理でもありましょう……(仏法は道理です。そして勝負です)六百万遍題目をあげた功徳だと思いました」
しかし、本当に功徳があったのだろうか。朝美がお題目をあげたことで、私たち夫婦は幸せになったのだろうか。

私は今でも朝美は学会の犠牲者だと思っている。私との離婚騒動がたたってか、朝美は学会のすべての役職をはずされているという。以前は幹部だったのに、今は厄介者あつかいされているらしい。

私は朝美に気づいてもらいたいと思う。学会のように狂信的な宗教が、いかに恐ろしいものであるかということに、私にはある種の集団催眠だと思える。人は精神状況から意志能力まで完全にコントロールされてしまう。

私たちが結婚式をあげた日蓮正宗の末寺の住職のことを朝美は、
「東京でも、これほど尊敬できる住職さんに会うたことはない」
と私に言ったものだった。ところが、その後、学会と日蓮正宗が分裂すると、その住職を悪しざまに言うようになる。自分で判断する力をまったく奪われてしまったのだ。朝美の目をさますには、もはや山崎浩子さんのように、逆洗脳するしかないのかもしれない。

私が、なぜ自分の家庭内のことをありのまま書くことにしたのか。それは、これが私の家庭だけの問題ではないからだ。

高知市内の元学会員の女性も、子供の御受戒をめぐって、非信者の夫と衝突した。
その体験を私にこう語っている。
「夫婦喧嘩もたえんので幹部に相談したら、『貴女の信心が足りんからや。題目を数多く上げや』と責められ、御書を読む会や座談会に出席した時には、幹部から、『早く御受戒を受けさせんと、因果応報の原則で貴女自身や子供にも難が来て罰を受けます』と強く言われたがです」


学会から妻を取り戻すために二十年にわたる闘いを記録した『家庭内宗教戦争』という本も出版されており、ある宗教評論家は、こうしたトラブルに悩む人は一万人を下らないだろうと言っている。
しかし、子供を人質にしたうえで夫に離婚か入信を迫る――このテクニックを“蟻地獄作戦”というらしいが――多くの人たちはその脅しに屈してしまう。最高裁まで争ったのはまったく初めてのケースだと、弁護士は言う。


「池田大作」の絵本で

私が妻のもとから子供を取り返した時、娘はまだ一歳三ヵ月だった。
その娘が仏壇の前で正座し、手をあわせてムニャムニャ何か唱えているのを見た時、私は強い衝撃を受けた。


学会では一歳ごろから宗教教育を始めるのだという。
あれは結婚の直前だったと思うが、朝美が私の妹の子供たちに『ほしのゆうえんち』という絵本と、『お月さまと王女』というアニメのビデオをプレゼントしてくれた。絵本の作者は何と池田大作、アニメのビデオも、原作・池田大作となっていた。学会員の家庭では、こうした絵本やビデオを使って、
「これは池田先生が書かれたものです。これもそうです。先生は偉い方なのです。」
と教えるのだという。そして、毎朝、仏壇のお水替えやご飯のお供えを手伝わせ、仏壇の前で正座をさせて、「南無妙法蓮華経」と三唱させ、頭を下げさせる。

見よう見まねでお題目を唱えている娘を見て、私は絶対に負けていけない、妥協してはいけないと自分に言い聞かせた。

私が娘を手放せば、娘は洗脳教育をされ、自分というものをなくしてしまうだろう。池田大作を先生と呼び、親よりも大事に思い、言われるままに日蓮正宗のお寺を攻撃するようになるだろう。娘の人格が破壊されるのを、私は指をくわえて見てはいられない。せめて、娘が自分の判断力を持つようになるまでは、この手で守らなければならない。

この四月、娘は三歳七ヵ月になる。一緒に暮らし始めて早二年以上。お父ちゃん、お父ちゃんと可愛くまとわりついてくる。毎朝、保育園の送り迎えをし、一緒に本を読んだり、日曜日には車で温泉に行ったり……。

しかし、娘との幸せな生活がいつまで続くのか。すでに最高裁の決定は下り、三月三十日には子供を直ちに引き渡すようにという裁判所からの命令も来ている。いつ強制執行があっても不思議ではない状態なのだ。

私が何か罪を犯したとか、暴力をふるったとか、離婚の原因を自分で作ったのならともかく、子供の幸福を願って特定宗教の入信に反対したにすぎない。それなのに、なぜ娘と別れなければならないのか。

私に罪があるとすれば、それは創価学会の本当の恐ろしさを知らなかったということにつきる。

その恐ろしさを知った私は裁判所で何度も説明したものだ。なぜ子供を取り返さなければならなかったか。創価学会がどんな団体であるか。日蓮正宗寺院に対する嫌がらせ、放火、脱会者への暴行、脅迫……。しかし、判事や調査官は言った。
「それなら、なぜ大新聞やNHKなどのテレビ局はその事実を報じないのか」

無知とは恐ろしい。これからも、学会の真の恐ろしさを知らないまま、強固な信仰を持った女性と結婚する男性が出てくるだろう。

学会のある幹部はこっそり私に言う。
「一言謝って創価学会に入ります言うたら、三日後には解決していたのに」

お断りだ。強制執行があっても、私は決して従うつもりはない。それで監獄行きというなら、喜んで監獄に入る。父親が命をかけて子供を守るのは当たり前のことだし、娘が学会に洗脳されることを思えば、それははるかにましな選択だと考えている。
(たなべ こうぞう・レコード店店員)

(貼り付け終了)

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