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がんばれ！！ゲイツ君番外編６５【がんばれ！！ゲイツ君】
http://www.asahi-net.or.jp/~FV6N-TNSK/gates/bangai65.html
町を歩いているといきなり目に入って不快な思いをすると言ったら今のご時世ではYahoo!BBと相場が決まっておりますが、最近ではＭＳもその仲間入りを果たしているようです。
例えばロンドンでは最近二階建てバスの車内のテレビでWindows2000のチュートリアルのビデオが延々と流れているとのことです。情報を頂いた方はロンドンの有名なミュージカルを観劇した帰宅途中であったとのことで、なんともご愁傷様と言わねばなりません。休日くらいWindowsなんてけったいなものをは無縁の生活を送りたいというのは誰しもが思っていることだと思うのですが、この会社はそうした市民のささやかな願いなどブルドーザーで踏みつぶすような勢いで侵略してきているようです。
そう言えば、先々週にYahoo!の画面がいきなりOFFICEの画面になったら怖いという話をさせていただいたのですが、最近では毎日新聞のサイトもとうとうこのMS菌に冒されてしまったようです。しかしいくら新聞の販売が思わしくないからと言ってこんな悪魔に魂を売るようなことをやっていてはかえって読者が離れるばかりだと思うのですがどうなんでしょうかね。
そういえば毎日新聞と言えば聖教新聞の印刷を請け負っていてそのおかげで創価学会には何も物が言えないということで有名ですが（まぁ日本の新聞なんて多かれ少なかれみんなそうですが）、いやはやかつては日本一に部数を誇った新聞社のこのていたらくぶりは何なのでしょうかね。やはり悪魔に魂を売った代償は高かったという所でしょうか。
さて、一週間のご無沙汰でしたが皆様いかがお過ごしでしょうか。最近またいきなり雪が降ってきたりなど肌寒い日々が続いておりますが、風邪など引かないようにお気を付けになっていただければと思います。今日は番外編にてお送りしようと思います。
先週の最後にSCOがDEAD ENDだという件をお話させて頂きましたが。まさに最近断末魔のように訴訟を連発しているこの会社、実はＭＳから多額の資金援助を受けていたと言う内部文書が公開されたようですね。
この文書はハロウィーンＸと呼ばれて既に山形浩生さんによって翻訳がされていますが（色合いが多少に見にくいのは原文がそうなっているからのようです）、しかしこれでどうやらこの会社のLinuxのライセンス違反の提訴について、裏で糸を引いているのがＭＳらしいということが解ってきました。まぁ巷では噂をされていた話ではありましたが、どうやらこれで決まりみたいですね。それにしても８６００万ドルって９０億円ですか。確かにこれでSCOの資金残高が6850万ドルというのと合致します。
彼らにしてみれば訴訟で勝てなくてもLinuxのイメージダウンになればそれで良いわけですから勝ち目も無いのに無駄にぎゃぁぎゃぁ騒いでいるのも解ります。それに合わせるように最近ＭＳが例の反Linux大キャンペーンを開始していることもありますし、これで、これで裏で線が一本に繋がったと言えるでしょうね。
実際に製品の善し悪しで勝負するのではなく、謀略で相手の技術を潰そうとするのは言ってみれば昔からのＭＳのお家芸ではありましたけれど、こういうことをしても世の中の何のためにもならないということが何でこの会社は解らないのでしょうかね。まぁ、先週の公取の立ち入り調査などもありましたし、そうそう彼らの思い通りには事は進むことはありませんが、いやはや相変わらず腐りきった会社です。
ちなみに、先週はSCOの訴状のワードのファイルの履歴情報から、SCOが訴訟を行う先の企業を当初はBank of Americaにしていたことがばれたと言う報道もされましたね。多分最初はユーザー企業はあまり大きい所から始めると自分らが潰されるとでも思ったのかもしれませんが、それにしてもLinuxを販売してそのライセンスまで声高に主張している会社が、裁判所に提出する文書がワードですか（笑）。まぁこの会社が妙にＭＳと仲が良いと言うのは別に勝手ではありますが、ファイルの履歴情報くらい消しておかないと次の手の内がばれてしまいますから気を付けた方が良いでしょうね(:-P。
あと、先週はYahoo!BBの情報漏洩の件をお話させていただきましたが、どうやら集団訴訟に発展するような勢いで話が進んでいますね。実際に訴訟に勝てるかどうかは不明ですが、路上であれほど日常の平穏を乱すようなことをして、無知な人間を網で救うがごとく勧誘を行い、その結果が個人情報の大規模な漏洩となると、こんな訴訟をされても当然かと思います。
ちなみに、Yahoo!BBから勧誘の電話がしつこく掛かって来て困っているというお便りを先週は三通ほど頂きました。こういう勧誘系の電話っていろいろありますけれど、普通は一度断ると二度目は掛かってこないものなのですが、Yahoo!BBの勧誘電話の場合は断っても直ぐに掛けてくることもあるようで、なんかもうこれではヤクザの脅しの世界ですね。
しかし、こういう風に電話帳に電話番号を載せているわけでも無いのに見知らぬ人からいきなり勧誘の電話が掛かってくる場合って、大抵は名簿業者から名簿を仕入れて電話を掛けているはずなのですが、自分らでこういうことをやっておきながら「個人情報を脅して取ろうとするのは悪だから許せん」などと言うのは、天に向かってつばを吐いたら自分に戻ってくるようなものですのであまり笑わせないで欲しいものです。
そう言えばソフトバンクもITMediaで「内部情報漏洩を起こさないための基礎」等というサイトを３／１に立ち上げたりしていますが、そんなこと間違ってもお前らに言われたくないと一千万人くらいから突っ込みが入ったのではと思いますね。(:-P
さて、今日のところはこんな感じで終わりです。なお、来週は週末に仕事が入った関係で申し訳ありませんが更新が出来ない可能性がありますが、その場合はそうご連絡しますのでよろしくお願いいたします。
しかしまぁちょっと前の業界の嫌われ者というとMSとUNISYSだったりしたものですが（そのはるか前はIBMだったりしましたけれども）最近ではすっかりＭＳとSOFTBANKとSCOになってしまいましたね。いやはや、時代も様変わりしたものです。
ところで、MSやSCOなどの会社から嫌われているオープンソース、以前ソースの写真ということで伝統の味であるおたふくソースをご紹介させていただきましたけれど、こちらの写真のようなソースもあるようです。
これは２０００年に開催されたLinuxWorldExpoで無料で配られたものだそうで、実施に市販の予定があるのかどうかは解りませんが、しかしこういう可愛げなデザインだと若い女性などに売れるかもしれませんので、Ｓ＆Ｂさんもぜひ製品化を検討してみていただければ幸いです。多分ネーミングやデザインの使用料などは無料であるようにも思いますので(^^;。
でももし本当にこれが製造されるとなった時には、製造第一号品はぜひ取って置いてもらって、皆でこのソースをたっぷり掛けたパイを彼ら嫌われ者三人組に思い切りぶちまけてやりたい所ですね(^^;。
それでは、また次回まで。さようなら。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
