小泉首相は２６日午前の衆院予算委員会で、日本独自の判断で対北朝鮮経済制裁を可能とする外国為替・外国貿易法（外為法）改正案について「北朝鮮に問題の平和的解決に向けた努力を促す意味で、色々な選択肢を持つということは有意義だと感じている」と述べた。

　また、政府が「権利は有しているが、行使は認められない」としている集団的自衛権に関する憲法解釈については「今まで積み重ねてきた国会の議論、政府の考え方を尊重していきたい」と述べた。一方で、「集団的自衛権の解釈について、どうあるべきかを議論するのは結構だ」と語った。

　自民党の安倍幹事長の質問に答えた。

(2004/1/26/11:32　読売新聞　無断転載禁止)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20040126i204.htm

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