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韓国:総選挙情勢 弾劾案採決で形勢逆転 与党圧勝か [毎日新聞]
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投稿者 あっしら 日時 2004 年 4 月 05 日 02:07:26:Mo7ApAlflbQ6s
 


 盧武鉉(ノムヒョン)韓国大統領が、弾劾案可決で権限停止された非常事態の中で15日、総選挙が投開票される。当初は、盧大統領を支持する少数与党「開かれたウリ党(ウリ党=我が党の意味)」が苦戦していたが、弾劾案可決で形勢が逆転。国会議席の約7割を占める2野党は、弾劾案を強行採決したことで国民の反発を買って支持率が激減し、ウリ党は圧勝の勢いだ。盧大統領は、総選挙で自身の再信任を問うと表明しており、復権の可能性が日に日に高まっている。【ソウル堀信一郎、堀山明子】

 「総選挙の日から、本当の盧政権が始まる」。ウリ党と盧大統領周辺の最近の合言葉だ。自信に満ちたこのせりふが、韓国の政局の現状を象徴的に示している。総選挙で与党ウリ党が勝利して、名実共に与党の座を射止めたうえで、盧大統領は残り任期4年間の政局運営の主導権を完全に握ろうというのだ。

 弾劾案が国会可決された3月12日に大統領権限を停止された盧大統領は、青瓦台(大統領官邸)の公邸で静かに過ごしている。公邸にこもった生活が24日目になった4日は、青瓦台の裏山を散策する余裕も見せた。この間、政治的な発言を控え、読書ざんまいの生活だという。

 総選挙の情勢だけではなく、法的にも大統領は有利との見方が強い。大統領に近い人物によると、大統領の選挙中立違反などの弾劾訴追案は、弾劾理由としては弱いというのだ。

 現在、憲法裁判所で審理中の弾劾裁判の判決も、派遣先の変更で派遣時期が遅れたイラク派兵も、総選挙後という政治日程が確定した。「弾劾案可決」で国民は衝撃を受けたものの、今のところ、大統領の書いたシナリオ通りに物事が進んでいるかのように見える。

  ×  ×  ×  

 「ウリ党の看板をしょっていたら、棒切れでも当選する」

 韓国政界では、こんなジョークがはやっている。それほどウリ党の支持率が高い。

 ウリ党は、盧大統領支持派の国会議員47人が、新千年民主党(民主党)から飛び出して昨年11月、結成された。現在は、国会定数(現行273)に占める割合は約2割の弱小政党にすぎない。

 設立当初は、15%前後の支持率で、鳴かず飛ばずだったが、今年1月にニュースキャスター出身の若手議員、鄭東泳(チョンドンヨン)氏を党議長に選出したことがきっかけで、その1カ月後に支持率が23%台になり、最大野党ハンナラ党の支持率を上回った。国会が盧大統領の弾劾案を可決した3月12日には32・4%に急上昇。現在でも各種世論調査で40〜45%という驚異的な数字を維持している。

 この高支持率は、盧大統領の弾劾に「71%が反対」(3月18日付朝鮮日報世論調査)という民意を反映したものだ。弾劾可決に端を発したウリ党への追い風と野党への逆風は誰も予想できなかった。

 「野党は世論を見誤った」。世論調査専門家はこう指摘する。国会議席の7割を占める「巨大野党」は、弾劾カードを昨年から温存し、総選挙目前のタイミングで切ったが、盧政権発足以来の政治混乱が早く収まってほしいという民意を読み切れなかったようだ。野党の民主党議員も「弾劾案を可決させれば、盧政権の力は地に落ち、ウリ党の支持率も急落すると思っていた」と読み違いを認めている。

 大統領の懐刀であるウリ党の鄭議長は「国会議席(新定数は299)のうち、120〜130議席を獲得すれば、盧大統領が国民の信任を受けたことになる」と説明する。現状では、現有議席の3倍近くを獲得するのは確実で、半数を上回るとの見方が有力になっている。

 ただ、「韓国の選挙情勢は一晩で変わる」のが選挙通の常識だ。「韓国の選挙予想は当たったことがない」という妙なジンクスもある。盧大統領がこの1年間「再信任を問うための国民投票」発言や、側近の不正政治資金事件などで国政を混乱させたことに対して、国民が不満を抱いてきたことも事実だ。選挙戦終盤での韓国の政府や政治家の発言や国際情勢の変化が流れを変える可能性は消えていない。

 実際、ウリ党の鄭議長が3月26日、韓国紙との会見で、未来は若者の時代だという趣旨で「60、70代は投票しなくていい。家で休んでいればいい」と発言し、波紋を呼んでいる。怒った韓国の老人会は3日、鄭議長の公職辞任と政界引退を要求した。お年寄りを敬愛する儒教思想が色濃い韓国だけに「失言問題」は尾を引きそうだ。

 ◇北朝鮮も強い関心

 韓国の「弾劾政局」には、北朝鮮も強い関心を持っているようだ。総選挙では、対北朝鮮強硬政策を取っている野党ハンナラ党が敗北し、北朝鮮との対話を重視する与党ウリ党が勝利し、盧大統領が復権することが望ましいからだ。

 「弾劾案可決で南(韓国)は混乱しているが、どの程度なのか」

 3月29日から北朝鮮・金剛山で行われた第9回南北離散家族再会事業に参加した北朝鮮の記者や関係者は、韓国側にこう問いかけたという。

 現地で取材した韓国の共同取材団によると、北朝鮮側の関心は大統領弾劾問題と総選挙の行方に集中した。「総選挙はどこが勝ちそうか」「ウリ党の支持率が急上昇しているらしいが、支持率はどれくらいか」との質問攻めに遭ったという。

 これまでも、北朝鮮は野党が3月に弾劾案を可決した際、ハンナラ党と民主党を名指しして「議会クーデター」「政治反乱」などと批判。02年12月の韓国大統領選で、盧大統領が誕生した時も「共和国(北朝鮮)との対決を鼓舞する勢力は惨敗をまぬがれない」と論評し、ハンナラ党の敗北に安堵(あんど)感をみせた。

◆盧武鉉政権1年の歩み◆

<02年>

12月 民主党候補として大統領選勝利

<03年>

2月 第16代大統領に就任

4月 イラクへ第1次派兵

9月 民主党離党

10月 「国民に再信任問う」発言

   イラクへの追加派兵決定

12月 「不正資金がハンナラ党の10分の1   超えれば引退の用意」発言

<04年>

1月14日 総選挙前の国民投票断念を言明

2月24日 ウリ党の応援したいと発言

3月9日 野党が弾劾訴追案を提出

  12日 国会で弾劾訴追案可決

  19日 4月予定の追加派兵が延期に

  30日 弾劾審判の初弁論

  31日 総選挙告示

4月15日 総選挙投開票

[毎日新聞4月4日] ( 2004-04-04-23:23 )

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040405k0000m030058001c.html

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