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アメリカ陸軍大学がブッシュの対テロ政策を非難☆山本史郎さんからの「MLメッセージ』
http://www.asyura2.com/0401/war46/msg/606.html
投稿者 縄文人 日時 2004 年 1 月 13 日 23:53:57:bfek92EqWeCqg
 

山本史郎さんからの「MLメッセージ』です。

●大量破壊兵器の証拠なしと 米前財務長官
CNN日本版 2004.01.12
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200401120005.html
 米国のオニール前財務長官は12日発売の米誌タイムに対して、長官在任中に「イラクの大量破壊兵器に関する証拠を一度も見たことはない」と述べた。前長官はCBSの番組「60ミニッツ」でも、ブッシュ政権は政権発足時からイラク攻撃をすでに決定していたと批判している。

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 ☆★イラク戦争批判、今度は米陸軍大学から論文
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アメリカ陸軍大学がブッシュの対テロ政策を非難
the Age.com 1月13日 By Thomas Ricks(ワシントンポスト記者)
http://www.theage.com.au/articles/2004/01/12/1073877760932.html
 アメリカにおける軍指導者養成の最高機関がブッシュ政府による対テロ戦争への指揮に批判を加えた。陸軍大学が政府はイラクで「不必要な」戦争を起こして回り道をし、「非現実な」テロリズム探索を遂行していると非難したのだ。それはアメリカを重大な脅威とは言えない国との戦争に導いたかもしれないという。

 陸軍大学のレポートは、そのような間違いの結果として、アメリカ陸軍は「ほとんど極限状態」にあると警告する。それはとりわけ、「地球規模の対テロ戦争」の戦域を縮小し、その替わりにアルカイダのテロ組織によってもたらされる狭い範囲の脅威に焦点を当てることを勧告している。

 このレポートの著者であり防衛専門家として経験豊かなジェフリー・レコード教授は、「いま定義され遂行されている地球規模の対テロ戦争は、危険なまでに見境なく野心的なものであり、したがって・・・その範囲は調整し直されるべきだ」と書く。彼はさらに、現時点で対テロ作戦は焦点があっておらず、果てしなく絶望的な安全追求をおこなうなかでアメリカの軍事力を浪費してしまう恐れがあると付け加えている。

 陸軍大学の戦略研究所から発行されたレコード教授のレポートは、その見解は著者に属するものであって、必ずしも陸軍およびペンタゴン、あるいは政府を代表するものではない、という標準的な断り書きを付している。

 しかし、このレポートをwebサイトに掲載した陸軍大学戦略研究所の責任者であるダグラス・ラブレース退役陸軍大佐は、レポートからほとんど距離を置こうとはしない。彼は「ジェフが実際に論文で発表した内容は、本当に考慮される必要があると思う」と指摘した。ラブレース大佐は、このレポートの発表は陸軍大学の司令官であるデイビッド・ハントゥーン少将から承認されたという語った。彼とハントゥーン少将はこの研究が議論を引き起こすことを期待しているが、「学問の自由の庇護のもとに置かれるべきだと」と考えている。

 ペンタゴンの首席報道官ラリー・ディリタは、自身はこのレポートを読まなかったと述べ、「もし結論が対テロ戦争の縮小が必要だというものならば、近いうちに読むべき対象リストには入りそうにない」と語った。

 サダム・フセインのイラクは制止され得たし脅威を提示するものではなかったという主張など、リコード教授の論証の多くは、これまでにも政府批評家によってなされてきた。彼は結論として、イラク戦争は選択肢の一つであって、当然必要なアルカイダとの戦いから注意をそらすものだった、と主張する。

 しかし、このような見解が陸軍で最高のアカデミックな機関たる陸軍大学によって発表されたということは通常ではありえない。小論は、ブッシュ政府の対テロ戦争指揮を考察するなかで、さらに多くの批判をおこなっている。

 レコード教授による批判の核心は、ブッシュ政府が手に余るものに手を出した、という点にある。彼は対テロ戦争におけるアメリカ政府の野心を第二次大戦におけるヒットラーの強引な戦線拡大になぞらえる。彼が書くところによると、「戦略の基本原則は、敵の数を対処可能な範囲に留めるべきである」という。「ドイツが二度の世界大戦に敗北したのは・・・そこでの戦略目標が彼らの使用可能な戦力を上回ったからである」。

 彼は11月にブッシュ大統領によって描かれた政府の政策を笑った。それは中東の民主化を追求するというものだった。彼は述べる。「民主化され繁栄する中東という成果は、もし一つならば、ひじょうに遠い将来に実現するかもしれない。民主化のドミノ理論の残り部分は今まで解明されたことがない」。
( ワシントン・ポストより)

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参照; ワシントンポスト 陸軍発表の研究で対テロ戦争批判
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A8435-2004Jan11.html

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 ☆★イラク現地ではデモ、米軍への攻撃続く
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●シーア派多数のクーク: 失業者デモと軍部隊衝突 7人けが
毎日新聞 1月13日 10:17
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040113k0000e030019000c.html
 サマワ/AFP通信によると、イラク南部のクークで12日、失業者約1000人が職を求めてデモや投石による抗議を行い、駐留しているウクライナ軍部隊と衝突。地元警察によると、イラク警察官4人とウクライナ兵2人が軽傷、デモ隊1人も負傷した。クークは、バグダッドから175キロ南東にあり、シーア派が多数を占める。地元住民が3日前からデモを続け、緊迫した状況が続いていた。


●イラク中部で失業者デモ、ウクライナ兵ら6人けが
読売新聞 1月13日 10:49
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040113i403.htm
 バグダッド/イラク中部クートで12日、失業者のデモ隊が、治安維持にあたっているウクライナ軍や警官隊と衝突し、ウクライナ兵2人とイラク人警官4人が負傷した。AFP通信が地元警察の話として伝えた。デモ参加者も少なくとも1人が病院へ運ばれたという。イラクでは10日にも、南部アマラで英軍や警察が失業者のデモに向かって発砲し、イラク人6人が死亡した。

●政策批判で? 人気ラジオ番組中止 市民の抗議、1日100件
毎日新聞 1月13日 朝刊
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/nybomb/afterwar/art/040113M072_0709101E10DI.html
 バグダッド/イラクで旧政権崩壊後から放送されていた人気ラジオ番組が昨年末に打ち切りとなり、市民の不満が広がっている。聴取者がさまざまな相談を寄せたり、問題提起をしていたが、米英占領当局(CPA)やイラク統治評議会への批判的な意見もあったことから、何らかの圧力がかけられたとの指摘も出ている。

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