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「米軍車列爆破」以上に深刻な周辺住民の被害☆ウソの犠牲者数/ラマディでは部族長を殴打
http://www.asyura2.com/0401/war47/msg/598.html
投稿者 縄文人 日時 2004 年 2 月 03 日 20:06:04:bfek92EqWeCqg
 

山本史郎さんからの「MLメッセージ」

http://electroniciraq.net/news/1355.shtml

 昨日(1月28日)、バグダッドの西60マイルにあるハルディヤで道端に仕掛けられた強力な爆弾によってアメリカ兵が殺された。そしてイラクの一般市民が、その直後のアメリカ兵による発砲で殺害された。

 しかしながら死亡したアメリカ兵とイラク民間人の数に関して、相反する数字に疑問が残っている。この事件に関する米中央軍司令部の報道向け発表では、アメリカ軍は自家製爆破装置(IED)の爆発で特殊部隊のアメリカ兵3人が殺されたほか、1人のイラク人が死亡したと主張した。発表では兵士1人とイラク人数人が負傷したとも言う。

 だが現場にいた目撃者から、今日、まったく異なる話を聞いた。彼は一般民間人である犠牲者が運ばれたラマディ病院で出会った人物だ。現場近くに住む25歳のイラク人モハメドは、12人のアメリカ
兵が死んだのを見た、と証言した。身体の部分があちことに散乱していた。ほかにも少なくとも5人が負傷した。

 彼以外にも数人の目撃者が、アメリカ軍の車両がIEDで爆破されたとき、他の兵士が銃撃をはじめ、目に入るものすべてを撃ちまくったと証言した。大型トラックを運転していたハマドは撃ち殺された。他の犠牲になったイラク人はその後ろのバスに乗っていて、バスはアメリカ兵の発砲で穴だらけになった。

 事件を目撃したイラク人警官アリは、死亡した12人のアメリカ兵を見たと語った。「アメリカ軍は犠牲者を遺体袋に入れ、ヘリコプターで運んでいった」。彼はバスから乗客が出るのを助けようとしたが、アメリカ兵が許さなかったと述べた。アメリカ兵がそうさせなかったので死者がでた。

 同じく事件現場近くにアブドル・アークマンは、アメリカ兵12人が死に米軍ヘリで運ばれていったと語った。「われわれはアメリカ軍に出て行ってほしい。彼らは自由をほどこすというが、しかし彼らがもたらしたのは死と災難だけだった。彼らがイラクにとどまるのなら、われわれは彼らを皆、殺すだろう」。

 一方、アメリカ軍のキミット准将はAP通信に、「われわれはイラクで道理ある安全水準を確保するのに十分な能力を持っていると思う」と語った。

 米軍医療チームが負傷兵に緊急処置をしたあとの点滴の袋と血のついた布を手にしているイラク人少年に目をやりながら、私たちは現場を離れた。一人の元気な少年が死亡したアメリカ兵の持っていた軍用の時計を見せびらかした。IEDによる爆発の痕跡を示す穴は、ハイウェイの車線間に数フィートの深さに達していた。

 私たちが命を落としたトラック運転手の葬列に出くわしたとき、彼の棺はイラクの国旗でおおわれ、多くの男たちによって厳かに担がれていた。彼らは棺をモスクに運びながら涙を流し、その後、小さな
丘を登って村の墓地へと向かった。

 一人の男が葬列の外に私を引き寄せ、言った。「アメリカ軍はわれわれを動物のように扱っている。彼らはわれわれの家を日ごとに襲ってくる。そして金銭を盗みだす。それにどの家でも、最低一人は拘留されている。サダムはかつて私たちを処分したが、アメリカ軍は今、われわれの持つすべてを破壊しているんだ」。

 別の男も話しかけてきた。「私たちは自由が欲しい。仕事が必要だ。私は教師だが、イラク侵攻以後は働くところがない。米軍は私たちに自由を約束したが、彼らは私たちに刑務所と死、そして間違った扱いを用意しただけだ」。

 また別の憤激した男が話しだす。「米軍は大量破壊兵器とサダムを捜しに来たと言った。だが彼らは大量破壊兵器を発見できず、サダムを捕らえたのに、俺たちはいまだに苦しめられている。俺たちは
ずっと米軍と戦うつもりだ。奴らは金目当てに来たんだ。彼らは俺たち全員を侮辱している。奴らは侵略者なんだから、イラク国民にはアメリカに抵抗する権利がある。それに彼らは攻撃を受けたとき、な
ぜ、いつも無関係の者たちまで殺すのか?」

 2、3人の男たちが、ハルディヤは今、電気がつくのは一日に一時間だし、午後7時には外出禁止だと私に告げる。

 ハジは怒って私に言った。「俺はアメリカ軍はも少し良いかと期待してたぜ。もし彼らが誠実だというなら、今すぐ出て行くべきだ。今回の事件以後、彼らは拡声器で家にいるように呼びかけ、午後7時以降は外出しないように警告してきた。こんな生活ができるか?」

 遺体を埋葬したあと、私たちは厳粛にラマディ病院について行った。イラク人犠牲者が担ぎこまれたラマディ病院の副院長レイド・アル・アニ医師は、3人のイラク人市民の遺体が病院の死体置き場に運ばれたと述べた。5人の負傷したイラク人は一般民間人だった。
「5人の負傷したイラク人がここに運ばれてきて、3人が死んだ。一人は今、手術室に入っており、5人目の男はアメリカ兵による発砲で3発被弾してケガし、上の階にいる」。

 モハメド・ハマド(36歳)は顔と胸、右足を銃で撃たれ、病院で加療中だ。彼はこう話した。「米軍パトロール部隊が道端に仕掛けられた爆弾に襲われたとき、俺はラマディからハルディヤに向かうタクシーに乗っていた。その時ちょうど、米兵がやたらと撃ち始めたんだ」。

 私がアメリカ軍から補償金を取るつもりかと尋ねると、彼は「判らない。しかし彼らが私に補償金をくれるとは思わない。かれらはここらの誰にも補償金を払ってない」と答えた。モハメド・ハマドによると、彼が乗っていたタクシーの運転手はアメリカ軍の銃撃で殺された。

 私はモハメドと話したあとホールを歩いていて、14歳の少年ヤス・ハマドと出会った。彼は左腕、胸、足に受けたりゅう弾片によるケガを治療していた。アメリカ兵が彼の家を襲い、そのうちの一人が手りゅう弾を置いていったのだ。翌日になって、ヤス・ハマドがそれを手にしたとき、手りゅう弾が爆発したのだ。

 アル・アニ医師は私に、アメリカ兵に殴られた部族長が上の階に入院していると告げた。医師は彼と話すために私たちを上階に連れて行ってくれた。その途中で彼は、この病院はラマディで最も高い地点
なので、米兵が屋上を占拠していると教えてくれた。彼はそのことを気にしてなかったが、しかし彼らがビンを標的に射撃練習をするのには気を使っていた。これは彼の治療する年配の患者を狼狽させた。

 部族長トルキ・ムスルはベッドに横たわり、殴打された頭、胸、肩、足の怪我で治療を受けていた。糖尿病も病んでいた。彼は話をするために苦痛によるうなり声をあげて上半身を起こした。

 「二週間前、アメリカ兵が来て、抵抗活動をしているレジスタンス戦士の名前を教えろと要求した。私は誰もレジスタンス戦士を知らない。私たちはここでサダムに反対してたんだ。それなのに彼らは手
荒く扱ったうえに、一週間内にまた来るので何人かの名前を調べておくのが身のためだ告げた。一週間前にまたやって来て、彼らは家族を外に出して鍵をかけた。私が誰の名前も知らないと答えると、彼らは私の手を縛り、カバンを頭の上に乗せて装甲つきの車で連れ去った。頭から首すじ、肩、胸を殴られた。足も蹴られた。その後、彼らは私を家に戻し、殺すこともできるんだぞと脅した。私はレジスタンスではないので、彼らが捜している者を誰も知らないと答えるしかなかった。彼らはまた来ると言った」。

 この部族長はそれ以来、入院しており、アメリカ兵が再び彼の前に現れないことを望んでいる。彼は私たちに他の部族長や友人と一緒に昼食をしようと誘った。私たちは病室に座って、鶏肉、米、サラダを食べたが、そのすべてが彼らのフラストレーションと不安を示していた。この部族長は3万人の部族員を預かっている。

 彼の友人の一人が、アメリカ人はなにを考えているのか?と質問した。「彼らはわれわれが米軍と戦わないと考えているのか? こんなことが再発するなら、部族長はどうして部族員が戦うのを止めるというのか? 部族長が殴られたことを3000人の部族員が知ったら、彼らはどうする?」。住民がアメリカ軍から被害を受け、殴られ、恥をかかされ、殺されたことについて彼らは真実を話さなかった。部族長はそのときの相手から受けた圧力に怒っていると話した。

 病院の管理職もまた、このフラストレーションを口にした。私たちは部族長の従兄弟を訪ねるために下の階に連れていかれた。ムハマド・ナセル・アリも3万人の部族員の長だった。彼の話は従兄弟の経
験とほとんど同じだった−−拘束され、殴られ、脅され、そして今、アメリカ軍から非難するために入院している。片方の足が折れ、身体には打撲傷を負い、苦痛のなかでベッドに横たわっている。

 部族長ナセル・アリはこう述べた。「アメリカ軍はわれわれに武力行使すべきでない。もし彼らがわれわれに敬意と尊厳をもって対応するなら、われわれは彼らを歓迎するだろう。だがそうせずに、彼らはわれわれに恥をかかせ、憤慨させている。なぜ彼らはわれわれの自由を奪うのか? わが部族員は既に自分たちがなすべきことの準備を整えている」と。

 彼のもとには毎日100人以上、厳かな面持ちをした人々が訪問している。私たちが滞在しているときも、20人以上が部族長の容態をうかがうために、私たちの話が終わるのを待っていた。

 私たちがホールに歩いていく途中で、病院の医師の一人が私たちに訴えた。「アメリカ軍は昨日、ハルディヤを封鎖した。彼らは誰も屋外に出させまいとしている。救急患者が出たらどうなるのか? 心臓発作のときは? 人々が医療処置なしで自宅に足止めされることを、アメリカ人は受け入れるか? 昨日の午後5時から今朝まで、全市が封鎖されたんだ! これはたいへんな重大問題だ。われわれの人権はどこにいったのか?」と。

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