現在地 HOME > 掲示板 > 戦争47 > 696.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
1986年にイスラエルの核開発、保有をサンデー・タイムズに暴露の元ディモナ原子力研究所技師モルデハイ・バヌヌの公判前の暗殺を検討していたことを元モサド長官が告白。バヌヌは現在、国家反逆罪、スパイ罪で服役中。
Ex-Mossad chief: option of killing Vanunu was on our minds
By Reuters
http://www.haaretzdaily.com/hasen/spages/391180.html
JERUSALEM - Israel's spy agency considered killing nuclear whistleblower Mordechai Vanunu in 1986 before deciding to abduct him for trial on treason charges, a former Mossad director said on Thursday.・・・
なぜ殺害しなかったか。その方がいいと判断したから。所有の否定と所有の宣伝という相反する二つを行う必要があったから。殺害は所有の宣伝になってしまう。
イスラエル議員がイラクがWMDを持っていないということをイスラエルは知っていたということを認めながらもワシントンに罪をなすりつけている理由がうかがえるというものだ。
次の「98年」に記された慧眼の田中氏による次のレポートは、こうした所有の宣伝と否定のジレンマについて指摘している秀逸な分析だ。そしてイラクが落ちたこの現在、このレポートはますます興味深く読める。必読。
イスラエルが抱える核のジレンマ
http://tanakanews.com/980812israel.htm
また、ケネディはイスラエル核開発、そしてまさにこのディモナ原子力発電所との関わりがあることも指摘しておきたい。
The issue of the Dimona reactor was among President Kennedy’s top issues immediately after he took office on 20 January 1961. On 30 January Secretary of State Dean Rusk submitted to Kennedy a two-page report about Israel’s atomic energy activities. The next day Kennedy met departing American Ambassador to Israel, Ogden Reid, primarily to be briefed about the matter of Dimona. Reid told Kennedy that an inspection of the Dimona reactor could be arranged, "if it is done on a secret basis."
http://www.gwu.edu/~nsarchiv/israel/documents/first/
バヌヌは消されなかったが、こうしたことも含めて実際消された人間はいなかったのだろうか。
関連
イスラエルで「核保有」暴露技師の公判記録公開
http://www.jnc.go.jp/kaihatu/hukaku/database/kiji9911/12-j.html
イスラエルはイラクにWMDがないことを知っていた証言その2 イスラエル議員
http://counternews.blogtribe.org/entry-694aa11cdb4e84013b0787e2aab1e9e1.html
イスラエルもイラクにWMDがないことをよーく知っていた、スコットリッタ ー
http://counternews.blogtribe.org/entry-3a92efdaadb099ee2f7ec90c3aec734c.html