【ミュンヘン（独南部）＝刀祢館久雄】世界各国の国防相や政府高官、専門家が集まり安全保障問題を討議する「ミュンヘン安保政策会議」が7日、2日間の日程で始まった。フィッシャー独外相はこの中で、米国などが求めている北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）のイラク展開に反対しない考えを表明した。イラク派兵に否定的な独が容認姿勢を示したことで、ＮＡＴＯの本格関与に向け動き出す可能性が出てきた。

　フィッシャー外相は一方で、ＮＡＴＯの展開が成功するかどうかについて疑問も提起。ＮＡＴＯの枠組みでもドイツとしてはイラクに派兵しない方針も明らかにした。イラク戦争の正当性には「今も納得していない」と述べ、開戦に反対した独政府の立場は正しかったと強調した。

　ラムズフェルド米国防長官は6日にミュンヘンで開いたＮＡＴＯ非公式国防相会議で、多国籍部隊の指揮を徐々にＮＡＴＯに移すよう提案。関係者によると、既にイラクに派兵しているポーランド、スペイン、イタリアなどが支持を表明した。 (22:57)

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20040207AT2M0701707022004.html

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• イラク：正常化で米と協力する用意　露国防相が演説 ［毎日新聞］ あっしら 2004/2/08 03:00:45 (0)

　

　

　

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