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歴史を読み返すと・・・
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投稿者 2001 日時 2004 年 2 月 09 日 21:32:33:6NJsBJIH/qOdk
 

(回答先: 嫌な予感がしますね 投稿者 オニオン 日時 2004 年 2 月 09 日 20:14:32)

世界の歴史は戦争の歴史。
当時の最先端の技術を握ったものが他を圧倒する。

灌漑と農耕文化が漢とペルシア、ローマ、エジプト帝国をつくり、
騎馬軍団をつくったモンゴルが世界を征服し、
産業革命を成し遂げた欧米諸国が植民地を世界中につくった。

とくに近代になってからは技術革新のスピードが速まり、フランス革命以後は
革命と戦争ばかりだったといって間違いない。

きな臭い話題にはことかかないのが現代だ。


第一次世界大戦の前、きなくさいことはやはりありました。
社会問題に目を凝らすと、ドレフュス事件などは、戦争の序章としてわすれることができないのだ。
ナポレオンがドイツを支配し、その仕返しにビスマルクがナポレオン三世に勝利し、
その仕返しが第一次大戦でフランスとしては大きい植民地を持ち負けない自負はあったのだ。
その仕返しがヒトラーの登場となる。

第二次世界大戦の前、その伏線はいろいろありました。
いきなり始まったわけではありません。
ヒトラーの登場が即戦争だったのではありません。
1929年にはじまった世界経済恐慌。
これがドイツに英米にも勝てるかもしれないという気をおこさせました。
賠償問題にてんてこ舞いだったドイツ経済もすこしはましに見えたのです。

さて現在に目を移すと冷戦に勝利したアメリカ。
そのアメリカがテロに困惑しています。
冷戦に勝利し核兵器を独占してどこにもおいつけない国になったはずが、印パや北朝鮮などの後進国に追い上げられあせっています。

さてきなくさい臭いはどこからしてくるのだろう。

BRICの四大新興国(ブラジル、ロシア、インド、中国)の登場で
ひとたび先進国がその権威を失えば戦争はまた起こる可能性がある。
なんといっても日本は中国の恨みをかっている。
アメリカはベトナム、中東、ラテンアメリカ、ロシアの恨みと不信をかっている。

新興国の登場は戦争の序章となってきたのが世界の歴史。
中国の経済成長の過熱を心配するのはいらないことだ。
それよりも中国の軍事力を心配したほうがいい。
経済の過熱なんて戦争がはじまれば、小さな心配になってしまう。

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