★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > Ψ空耳の丘Ψ34 > 778.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
核不拡散条約承認、「昭和天皇の意向汲む」と故・前尾氏 [朝日新聞]
http://www.asyura2.com/0403/bd34/msg/778.html
投稿者 なるほど 日時 2004 年 4 月 04 日 21:46:30:dfhdU2/i2Qkk2
 

核不拡散承認はヒロヒトの意向:証言

 これが本当だとすると、天皇の政治への直接介入。それじゃアキヒトが「イラ
クに自衛隊送るな」といえば、小泉は撤兵するか。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

核不拡散条約承認、「昭和天皇の意向汲む」と故・前尾氏

 核兵器保有国を増やさないことを目的とした「核不拡散条約」が国会承認され
た76年、当時の故前尾繁三郎衆院議長が成立に向けて積極的に動いたのは、昭
和天皇の意を酌み取っていたからだった――当時、議長秘書だった平野貞夫・民
主党参院議員(68)のそんなエピソードをつづった著書が出版される。

 同じ秘書仲間だった安藤仁・洗足学園音楽大客員教授(62)も前尾氏から同
趣旨の話を聞いたと証言している。

 平野氏の著書は「昭和天皇の『極秘指令』」(講談社)。著書によると、前尾
氏が心筋梗塞(こうそく)で死去する直前の81年7月、前尾氏に都内の料亭に
呼び出された際、「私はかつて陛下のある『ご意志』に関(かか)わった」など
と述べ、衆院議長当時に核不拡散条約の国会承認に向けて積極的に動いたのは、
昭和天皇の意向だったと、打ち明けられたという。

 また、安藤氏は、条約の国会承認前、皇居で天皇への「奏上」から戻った前尾
氏から議長室で「条約承認を(昭和天皇から)頼まれた。議長生命をかけてやら
ないと」と聞かされたという。

 安藤氏は「『天皇は国政に関する権能を有しない』と規定されている憲法に抵
触するのではないかと心配したので、当時は口外できなかった」と話している。


 条約は70年2月に調印。しかし、与野党の反対でたなざらしにされ、6年後
の76年5月、ロッキード事件発覚で1カ月以上にわたって空転した後に承認さ
れた。

 当時、社会党の議院運営委員会理事だった山口鶴男・元総務庁長官は「牛の前
尾といわれた人が急に動いたので、唐突感があった」と振り返る。

 平野氏と前尾氏との会話については紹介されたことがあるが、今回の出版にあ
たって平野氏は、「与野党を問わず安易に核武装を口にする議員が増える中で、
一石を投じる意味で広く知ってもらいたい」と語る。

〈御厨貴・東大教授(政治学)の話〉

 昭和天皇は質問上手で、問いただすことによって自らの意志を示唆した。現実
に「指令」があったかどうかは疑問だが、平和を求める昭和天皇の質問が前尾の
琴線に触れたのは確かなのだろう。池田勇人の後継者とされながら、佐藤栄作に
翻弄(ほんろう)され、大平正芳によって追われた前尾が、彼らの放置した条約
の決着をつけ、一矢報いた。大義は天皇の意志にあったと言いたかったのではな
いか。

(朝日04/04 18:41)

http://groups.yahoo.co.jp/group/nomorewar/message/12531

 次へ  前へ

Ψ空耳の丘Ψ34掲示板へ



フォローアップ:


 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。