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《 オホーツク共和国(概論) 》
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投稿者 愚考 日時 2004 年 6 月 27 日 19:26:46:SXA7Sr6NkdU/w
 

オホーツク共和国(概論).2003/03/14
http://homepage1.nifty.com/kikugawa_koubo/okho.htm

これからの国際社会を一国で生き延びられる国がどれほどあるだろうか。経済統合から政治統合への道を歩むEUの出現は明日の国家の在り方を示している。南米大陸も東南アジアもその方向へ向かうのではないだろうか。その他の地域も経済共同体から国家統合の道をさぐって行くものと想われる。

そのような国際的環境の中にあって、四五十年先を見た時、資源もないのに人口過多のこの国が一国のままでやっていけるのだろうか。はなはだ疑問である。ならば、日本はどの様に身を処して行けば良いだろうか。やはり近隣諸国と経済統合から政治統合への道を辿るのが日本国の生き延びる道ではないだろうか。しかし、中国・韓国などとは過去のわだかまりを、あれから半世紀すぎた今日に至っても、完全に払拭出来ないでいる。これでは近隣諸国との政治統合は言うに及ばず、経済統合すら夢のまた夢と言わざるを得ない。

そんな過去のわだかまりに囚われずに、対等に付きあえそうな近隣国といえばロシアだけではないだろうか。それにちょっと離れるがモンゴルもわだかまりがなさそうだ。とすればロシアとの統合の道を模索してみてはどうだろうか。地下資源をたっぷり蔵していそうなシベリアは魅力的ではないか。だが、ロシアは伝統的にヨーロッパの国である。そんな国を相手に国家統合を夢見るのは無謀と言うものかもしれない。

しかし、全ロシアとの統合は無理としても、ヨーロッパ・ロシアとアジア・ロシアと分けて考えれば、それほど無謀なことではないだろう(やはり無謀かもしれないとは想うが。無謀とすると本論は成り立たないので、分けることが可能だろうと勝手な前提に基づいて論を進めてみる)。

先ずは、地域統合のパイロット国家を建設して、日露両国民が融合した多民族国家を造る。そして、この国を機軸にして隣接する国家(日本、アジア・ロシア、出来ればモンゴルまで)の統合を図る。その機軸となるべき国はサハリン、千島列島、北海道を版図とする。この国を「オホーツク共和国」と名付けてみた。

この国家は日露両国民を主体とする多民族国家となる。これにより日露間の領土問題は否応なく解消する。この国は軍備を持たず、その安全は日露両国により保証する。こうなればこの地域において、互いを仮想敵国とした日露両国の敵対する軍備は不用となる。この国が自活できる財政を確立するまで、日露両国の財政支援は必要であろう。ロシアからはどのような財政支援が出来るものか管見にしてわからないが、日本からの財政支援は現在の北海道に対する国庫からの支出を継続する。また、軍費の削減も財政支援の原資とすることもできる。これは日露両国について言える。

サハリンからエネルギーを賄い、北海道では食料を賄う。千島列島の水産資源の利用は勿論、手付かずの自然が観光産業を生むだろう。非武装の新国家は周辺に脅威を与えるものとはならないから、日露以外の国々から苦情が出ることもないだろう。懸念することは多民族国家の一員として、日本人が馴染めるかどうかであるが、一世代あれば克服できるのではないだろうかと楽観している。

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