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「ボーンズメンが闘う時」byトム・ハイデン
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投稿者 Q太郎 日時 2004 年 5 月 21 日 04:19:21:4V2zl9FyN7Ano
 

http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2004/05/post_8.html

「ボーンズメンが闘う時」byトム・ハイデン

イエールポリティック紙2004/05/18付けコラムより(Alternet転載)。

こんなタイトルのコラムがイエール大学新聞に掲載されているところを見ると、学内においてスカルアンドボーンズは批判されはじめているのかもしれない。以下に全文を翻訳掲載する。(文中リンクと写真掲載はDeepthroatによる)

ボーンズメンが闘う時

by トム・ハイデン

ジョン・ケリー(スカルアンドボーンズ1965年会員)とジョージ・ブッシュ(スカルアンドボーンズ1967年会員)に、大学時代からの秘密結社所属について良心の呵責を感じないか、と尋ねるようなガッツのあるジャーナリストはいないものだろうか。ケリーが予備選挙で勝利を収めた際、ブッシュがお祝いの電話をした時に、彼等はスカルアンドボーンズについて暗号で話し合っただろうか?デモステニの誕生日とスカルアンドボーンズ創立を表す暗号「322」をうっかりレポーターが口走ったとしたら、ブッシュとケリーは部屋から外に出ない旨の同意をするだろうか?

もう黒板を消しても良いかな?読者諸君。それともこんな質問は誇大妄想的で野暮ったいと、気取って片付けてしまうつもりかな?

私は陰謀論信者になったわけではない。しかし、平等主義の60年代から40年の月日が過ぎて、さらにいえば独立宣言から225年も経過したのに、2004年の選挙においてアメリカの有権者が選択したのは本当に2人のボーンズメンなのか?

学ぶべきことは、貴族制は民主主義社会にあっても生き延びているという事実なのである。

私自身、ブッシュやケリーと同じ年代に、ミシガン大学の秘密結社の会員だったので、それがとてつもない経験であったことを証言できる。新入生として、ドルイド(ケルト人系組織)に誘われた私は、2日間の宗教儀式の中で、下着一枚だけにされて、生卵をぶつけられ、赤い染料を浴びせられて、大学キャンパス内の木に縛り付けられた。こうした屈辱を受け入れることで、卑しい学生ジャーナリストだった私は、キャンパスの重要人物に生まれ変わることになったのだ。

しかしながら、程なく私は疎外された。組織に属しているという実感をどうしても得られることはなかったのである。たぶん、アイリッシュ系カソリック信者の移民出身で、大学に進学したのも家族で最初だった私は、元々アウトサイダーだったのだ。組織構成員達の目的はただひとつ、アレクサンドラ・ロビンスのスカルアンドボーンズに関する著作の中で情報源が言うように、「組織に属していない人間に嫌な思いをさせる」ことなのだ。しかし組織内に居た時でさえ、私は嫌な気分で、所在なくて、憤慨していた。

最も上級の秘密結社であるミシガムア(Michigamua)に誘われたとき、私は入会する代わりにガールフレンドのアパートに隠れ住むことにしたので、私はミシガムアにとって歴史上最初の入会拒否者になった。何かがおかしいと思っていたし、資格もないと思っていたし、将来を棒に振るかもしれないと感じたのである。

ミシガン大学の秘密結社ミシガムア(source)

1960年の夏、全米学生協会(U.S. National Student Association)の全体会議の時に、同じような違和感を感じた。その頃の連盟は、「領主の生まれ」と自ら表現するという年長の学生リーダー派閥が運営していたのである。一方では、野心家だった私はその年長者たちに挑戦するべく、結局20年後まで続くことになる学生人事副委員長の座に立候補したが、他方で、SDS(Students for a Democratic Society:民主学生連盟)などの過激な学生運動に強く惹かれていた。権威の中で働くべきか、新しく危険な何かを求めるべきか?

ある夜、私は偶然にも、全米学生協会の机の上に置かれた黄色いメモを見つけた。そこに書かれたチャートの最上段には「管理グループ」と書かれていた。左側には私の名前があり、SDS創立者アラン・ハーバーの名前もあった。右側には「YAF(Young Americans for Freedom:アメリカ青年自由連合、ボーンズマン1950年会員のウィリアム・F・バックレーによりイエール大学で設立された保守系グループ)」と書かれた枠があった。

7年後に、CIAが密かに全米学生協会を管理・支援していたことが暴露され、ミシガンデイリー紙の前編集者がCIAに雇われたスパイであることが判明した。私はフリーダムライダー(人種差別を訴えるためにバス旅行をする)として南部に赴き、ポートヒューロン宣言の草稿を書いた。

その頃には、ジョージ・ブッシュはイエール大学のチアリーダーで、ビールに夢中だった。ジョン・ケリーは海軍中尉になってメコンデルタで撃ちまくっていた。ブッシュは権威に何の疑いも抱かなかったが、ケリーの忠誠心は戦争で揺らぎ始めていた。しかし彼等は共に巨大で、安全な、秘密裏に行われる少数民族優遇システムに所属していたのである。

あの頃から随分と時間が流れたが、私たちは今でも特権階級に根ざした様々な格差に苦しんでいる。政治システムは民主主義を隠れ蓑にした金権寡頭政治となってしまった。有権者の大部分は、野球場のファンのようなものだ。安い席からゲームに参加して、現状に安住したまま、どっちか好みのボーンズメンに投票する。私たちの税金は、彼等が用意した企業向けの特等席に化けてしまう。

ボーンズメンは、時々権力争いをする。例えば、75年前、米陸軍長官ドワイト・デイビスがデイビスカップ(テニスイベント)を主催すれば、現大統領の祖父の兄ジョージ・H・ウォーカーはウォーカーカップを主催して対抗した。今日のブッシュとケリーの違いは、彼等自身感じるとおり真剣なものかもしれないが、決闘するというわけではない。カール・マークス(ロンドン経済学校)が述べているとおり、階級支配において両者は対照的に相反するという。ブッシュは単独帝国主義だが、ケリーは長い間ボーンズメン達が支持している多面的提携主義である。1人はカウボーイ、1人はインテリなので、両者とも、同じクラブ会員同士で口論するかもしれないが、外部の人間にとって彼等の相違点は現実の問題となる。

ラルフ・ネイダー氏はこのことがわかっていない。その代わりに、彼は二つの党派が共に同じ金権政治に陥っていると主張している。もしかしたら、ネイダー氏は党派に加われないことで憤慨を蓄えているかもしれないが、危険な無知に陥っているともいえる。最高裁判事の指名、宗教的原理主義、市民の権利、環境問題、ジョン・アッシュクロフトとイラクの未来などの課題をめぐり、ブッシュとケリーの違いは、二つの党の支持基盤レベルで大きく分断しているのだ。ケリーがKumbayaを歌っている間、ブッシュはキリスト教右派に追従している。ブッシュ支持者は恐ろしく、危険だが、それがCIA系の連中がケリーを好む理由となるらしい(もちろん密かに)。念のために書いておくと、この11月に私はCIAと共に投票するつもりである。彼等はより小さい災いの選択を私たちに示してくれることであろう。

しかし本当は、ボーンズメンや大型献金者によって選出された候補者のどちらかを選択するよりは、ラルフ・ネイダーのように、民主主義を意義あるものにしたいのである。

私はいまでも参加型民主主義を支持する。それは1962年当時の民主学生連盟の元々の理想であったし、ディープサウスから平和部隊までの除外者を組織した我々の世代の経験を通して、育まれたものなのだ。当時の学生には戦争徴兵があったが、投票するにはあまりにも未熟と見なされていた。南部の黒人やメキシコ人移民は分益小作人になることができたが、投票箱の前では平等ではなかった。我々の世代にとって、民主主義とは誰が多くの投票を獲得するかであり、誰がお金を操作するかということではなかった。情報は自由に流れ、企業の広告やメディア活動によって阻まれることもなかったのである。

私たちはいつも、すでに支配者によって審査済みの二人の候補者のどちらかを選択する以上の権利を求めている。私たちは自らの生活に影響を及ぼす決定に際して、より直接的な意見を求めている。私たちは、秘密結社によって制限された民主主義ではなく、誰もが参加できる民主主義を求めている。押入れには何も隠して欲しくないのだ。

60年代とそれ以前の世代の過激な活動の結果、私たちの国はより開かれた民主主義国家となった。リンカーンだけでなく、差別廃止論者達のお陰で、奴隷制度を廃止することができたのであり、選挙権確立は婦人参政権論者のお陰であり、ウォールストリートの規制は大衆主義者のお陰、正しい交渉は工場スト参加者のお陰、より良い空気と水は環境運動家に負う所が大きい。今回の選挙では、反戦活動と世界の司法運動がイラクと貿易の課題を明確にしてくれている。そして同性愛コミュニティは結婚制度を市民的不服従へと導くのである。

しかし、権力ピラミッドの頂点に居る間は、アメリカ風エリートたちはまだ奇妙な性質のままで、下層からの改革を受け入れることもない。大多数のアメリカ人がアイビーリーガー候補者に劣等感を抱いたり、彼らのドラマに自己投影しているようでは、心理的にも我々は民主主義に生きることはできないだろう。やがては変えていくべきなのだ。隠し事をする支配者達は、民主主義社会の道徳的妥当性を獲得できない。それ故に彼等は次第に秘密主義に陥っていったのである。

2年前、ミシガン大学に学生達が忍び込み、ミシガムアの秘密の場所を占領して暴露し、そこに隠されていた盗品のインディアン遺物を見つけた。ミシガムアはキャンパスを離れた。そのニュースを聞いたとき私は、個人的な、漠然とした抵抗を続ける代わりに、もっと昔にそれをやれたらよかったのにと思った。古い偶像を破壊するには新しい世代が必要なのだ。レナード・コーエンは正しかったのかもしれない。民主主義はアメリカに近づきつつある。

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