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事例の男は、「愛」「安心」「平和」「平等」「自由」「正直」を目指してはいない
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投稿者 調和人 日時 2004 年 6 月 23 日 11:06:28:YeUEew8g6.9hA
 

(回答先: 事例の男は、「愛する妻」がブスと呼ばれることにはなんらこだわらないはずです。 投稿者 あっしら 日時 2004 年 6 月 22 日 19:04:07)

あっしらさん、彼の代弁役おつかれさまです。なかなか楽しいですね。


私の役は「“事例の男”に真実を気づかせる者」という感じで考えております。
ただこの“真実”も世間的には“真実”ではないかもしれませんので(たぶん逆)、どういう役どころになるかはお楽しみ・・・。

“事例の男”に言いたいです。

あなた(事例の男)は、「愛」「安心」「平和」「平等」「自由」「正直」を目指してそのような行動をとったといいましたが、それはあなたが目指しているつもりでも、実は行き先は反対方向です。
まず「平等」から見ると、あなたはこの世界には「プライベート世界」と「手段的世界」の少なくとも2つが存在していると仮定しております。さらに「手段的世界」には本源的な価値を見出していないとしております。
あなたの考え方は、同じものを思い込みによりカテゴリーをはめ込むことであり、それは排他的概念ではありませんか?つまり「偏見」から来るものです。
なぜ「偏見」するのかと考えますと、「プライベート世界」を充実させ、より良くさせる為には「手段的世界」が必要であり、それがないと不安であり、本当の奥さんを連れて行くことで生じる結果にも不安なのではないですか?(つまり「安心」ではない)


>【人を外面的ものさしで判断をする人間】が多く、【人を内面的ものさしで判断をする人間】なんかほとんど
>いない、とりわけ自分が仕事で付き合っている世界ではそうだと経験的に知っている。

少なくともあなたは【人を外面的ものさしで判断をする人間】はバカバカしいもの(つまり悪)であり、【人を内面的ものさしで判断をする人間】は良好な関係のもの(つまり善)と知っているようですが、なぜ悪に対して悪の行動をとるのでしょう。目には目を、歯(刃)には歯(刃)をというのは少なくとも「平和」的な行動ではないのではないと考えます。

またあなたの考える「経験的に知っている」というのは、「思い込んで知っている」「教えられて知っている」ということではないですか?
あなたは【人を外面的ものさしで判断をする人間】が、あなたを常に良い方に解釈すると思い込んではおりませんか?あなたをこう見る方もおられるかもしれません。
・あいつにあんな美人の奥さんがつくなんて、生意気な奴だ。
・あんな美人の奥さんがいるというのに、まだあいつは出世や金が必要なのか?俺が天罰を与えてやるよ。
・たぶんあいつはあの美人な奥さんを騙したに違いない。俺達もあいつに騙されないようにしなくては。
まだまだ考えられます。
あなたは自分が美人な奥さんを連れていることで、自分を良い方に解釈してもらい、自分を褒めてもらいたいという気持ちが心の奥にあります。なぜ褒めてもらう必要があるのですか?
それはあなたが褒めてもらうということが足りないから褒めてもらうのです。
つまりあなたは自分を足りない部分を持ち合わせた完璧ではない自分と思っております。
あなたは人間として完璧です。(完璧とうぬぼれは違います。)
あなたは人間としてありのままに美しいです。
これ以上何を補う必要があるのですか?あなたは自分を本当に「愛」しておりますか?
ありのままの完璧な自分を「愛」していないのではないでしょうか。

さて、あなたは確かに奥さんを愛しておりますね。しかし、あなたの愛し方は真実の「愛」ではないです。それは制限された「愛」ではないですか?
真実の「愛」とは、無制限であり、自由です。
あなたは、言いました。

>私(事例の男)は、ちゃらちゃら着飾って嬉々としてパーティに行くような女はキライなんですよ。
>私の妻もそんなことは嫌いだと言っています。そりゃあ、妻も女性ですから本音はそうしたいのかもしれない
>けど、それにはまって「今度もパーティはいつ?楽しみだわ、何着て行こうかしら」などと言うような女に
>なって欲しくはないんです。

あなたは、妻の本音は着飾りたいと思っていますと言いましたが、なぜ自由にそうさせてあげないのですか?あなたの偏見から来る価値観を彼女に押し付けて、彼女の行動に制限を付けてはおりませんか?
彼女を本当に愛しているなら、彼女になるべく「自由」に居させることではないですか?

またあなたは自分の価値観に従わない女は妻にはふさわしくない、つまり愛することはできないと感じているはずです。
では今のあなたの奥さんがあなたの価値観にそぐわない女性に変化していったとすると、あなたは彼女を愛することはできなくなるのですか?
あなたはできなくなると思っているはずです。
それはあなたが「愛」を知らないからです。
「愛」とは心の状態を表すもので、ある条件の結果から生ずるものではありません。
つまり、あなたの条件を彼女が満たせなくなっても、あなたは彼女に対して「愛」で居ることができるはずです。

あなたの考えている「愛」は真実の「愛」ではありません。それはただの条件であり、結婚という名の契約です。(契約を否定しているわけではありません)

というように人間の本質である「愛」「安心」「平和」「平等」「自由」に反するあなたの行動は本当には「正直」な行動とは言えません。


・ ・・・とこんな感じでどうでしょうか。フ〜・・・。

ただ、最終的には彼の方向性を変える気はありません(尊重します)ので、ある段階で終わりにしようと・・・なるのでしょう。

しかし、この題目は現在の社会における諸問題が多く散りばめられておりますね。
う〜ん。実に奥が深い・・・。

頭使うので、一日一投稿にしよう・・・。
しかしあっしらさんって本当にパワフルですね・・・いいな。

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