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Re: 今は柏崎刈羽原発を停止させる時(経過報告)【JANJAN】--訂正記事と付いたコメント
http://www.asyura2.com/0403/genpatu2/msg/508.html
投稿者 ネオファイト 日時 2004 年 11 月 01 日 20:45:06:ihQQ4EJsQUa/w
 

(回答先: 今は柏崎刈羽原発を停止させる時(経過報告)【JANJAN】 投稿者 バルタン星人 日時 2004 年 11 月 01 日 08:23:37)

今も断続的に余震が続いています。6基の原発は動いたままですが、気象庁は、まだ震度6強の余震がありうると警告しています。そのため、今しばらく柏崎刈羽原発を停止させるべく、国内外の人々や団体が動いており、東京では東電に緊急申し入れがなされたり、オーストリアのAtomstopp Internationalが、日本向けページに要請文を掲載したりしています。

 原発のある柏崎刈羽の状況について、具体的な報道がなされませんが、下記のリンク先の情報(写真あり)によると、道路などの不通区間が相当あります。

・鉄道(多数の区間が不通のまま)
http://www.jreast.co.jp/

・高速道路の状況(小出⇔長岡間が通行止め)
http://www.jhnet.go.jp/info/hw_info/008.html

・国道・県道の被災による一般車両の通行禁止の状況
http://fix.road.go.jp/niigata/


・災害状況写真(刈羽村)
http://www.vill.kariwa.niigata.jp/jyohou/cyuuetujisin/saigaisyasin.htm

・災害状況まとめ(柏崎市)
http://www.city.kashiwazaki.niigata.jp/webapps/search/life_result.jsp?lifegenre=078

・道路の通行状況(柏崎市)
http://www.city.kashiwazaki.niigata.jp/webapps/search/life_result.jsp?lifegenre=064


 このように避難や支援が困難な現状において、原発事故が発生すれば大変なことになりますが、原子力資料情報室などの指摘(以下リンク)によれば、重大な問題と危険性があると言えます。

・柏崎刈羽原発は緊急に停止を!(原子力資料情報室)
http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=71

・原発の耐震設計基準は崩壊した!(山崎久隆)
http://www.jcan.net/tanpoposya/doc/0410jishin_ymsk.htm
 「原発の耐震設計基準に多くの重大な問題がある・原発はひび割れなどで老朽化している・想定を超える大地震が原発付近で起こりえる」など、極めて本質的な問題が重積しています。

 また、地質学者の生越忠氏に電話で伺ったところ、“今回の地震が「プレート境界地震」の可能性が高いのに、マスコミに登場するのは「直下型」と主張する学者ばかりで、これは東京電力にとって有利なのだ”。

 “1977年に柏崎刈羽原発1号機の設置許可が出された頃は、日本海にプレート境界があるとわかっていなかったが、1983年5月26日の日本海中部地震で、プレート境界の存在が明らかになった。しかし、柏崎刈羽原発2号機の設置許可は1983年5月6日に出されていた。それで2号機以後の建設にあたっては、「1号機との整合性」のためにプレート境界の存在を無視してきた”というのです。

 その上、“原発のある西山層は、第3期鮮新世から第4期洪積世にかけての、新しい地層であるのに、羽越活褶曲帯(今も褶曲活動の続く)に位置するため、褶曲や断層が多く、地すべりしやすい含水比の多い地質である。福島・浜岡・東海第2原発などのある場所より脆弱な地質で、日本列島の中でも特に脆弱な地質と言える。”とのことでした。

 さらに、建設時に掘った地面から温泉が湧出したとか、作業効率が良くなるものの
強度を弱める、水増ししたコンクリート*を使ったとの、信憑性の高い告発情報が流
れたり、原発の直下に断層がある可能性が、原発周辺の調査から推定されたりするな
ど、不安材料が多々ある柏崎刈羽原発です。

*「建設関係」の「シャブコン」に他の原発での事例ですが参考情報あり


最初の記事:今は柏崎刈羽原発を停止させる時

※参考:
市民ネットメールマガジン41号英訳版
新潟県中越地方に位置する柏崎刈羽原発の停止を求める緊急申入れ
「柏崎刈羽原子力発電所の停止を求める要請」に関するQ&A

(北岡逸人)


     ◇

(編集部)※記事の内容、参考リンクに関しては掲載後、筆者より修正依頼が有りました(11月1日午後)。

【以下は記事に対するコメント】
趣旨はわかりますが議論が乱暴では? 名前:くまりん
日時:2004/11/01 18:50

 被災者の方の不安を取り除くために原発を一時停止せよという趣旨は分かります。しかし気になる部分があります。
愛・蔵太氏の補足になってしまうかもしれませんが

> さらに、建設時に掘った地面から温泉が湧出したとか、作業効率が良くなるものの強度を弱める、水増ししたコンクリートを使ったとの、信憑性の高い告発情報が流れたり、原発の直下に断層がある可能性が、原発周辺の調査から推定されたりするなど、不安材料が多々ある柏崎刈羽原発です。

 ちょっと出鱈目な憶測過ぎませんか?コンクリートの水/セメント比は構造設計段階で決定されます。その設計仕様に基づいてプラントに発注されますがプラントではコンクリート打設時刻とそれに付随する事項、例えばプラントと建設現場までの所要時間、天候、湿度、気温などを考慮してプラント出荷時の水/セメント比を調整します。それは現場に到着して打設開始の時に設計仕様になるべく近づく様にするためです。

 その現場に到着すると施工管理技術者の立会のもとに第三者機関(施主、設計者、施工者と利害関係になく、かつ国の定めた試験場の資格を持つ機関に)よって 100m3(立方メートル)ごとに圧縮強度試験用のテストピースが採取されると共に気温、時刻、温度、水/セメント比、塩分濃度などのデータを取る受入検査が行われます。渋滞などでプラントの読みが外れて設計強度が出ないと思われるものはそこで施工管理技術者によって返品されますし、施工管理技術者で判断が付かない場合は設計監理者に連絡が入り、数値によっては返品の指示をだすケースもあります。それらのデータは報告書となって提出され、さらにテストピースは 7 日、 14日、 28日と材齢ごとに圧縮強度試験が行われます。最終的にそれらのデータは施工者のみでなく、設計管理者、管轄する行政の建築構造担当検査官の承認を得て始めてその建物は竣工出来るのです。

 私は設計監理という仕事をしていますが、少なくとも過去、水/セメント比について多少水分の多い状態で納入されたコンクリートの受入検査報告書を見たことがありますが、だからといって設計強度が出なかったなどと言うことは経験したことがありません。(返品の指示は出したことがありますが)だいいち作業効率が云々などと述べられていますが、受け入れ検査で返品にならぬような許容量以内の水分量のものは作業にあたる職方さんが少し大変だという程度のもので、打設コストに跳ね返るようなものでもありません。逆に打設コストが下がるくらいに水を増やせば設計強度が出ないばかりでなく、それ以前に打設乾燥後のコンクリートの目減りが酷く、余計なコストがかかります。建築というのは一つ一つ工程内検査を経て設計仕様に準じているかを確認しながら行うもので、そうでなければコストをかけて直していくのです。

 昨今問題になっている JR でのコンクリートの剥離は塩分量の問題であって、水/セメント比とは関係ありません。私は少し水分量が多く、作業が楽だったときなど職方さんが「今日は柔らかかったけどこんなんで強度が出るんかい?」などとい発言を現場近くでなさってそれがまことしやかに近隣からささやかれ出すケースは経験したことがありますが、そういうことを言う職方さんはコンクリートの強度についての知識などまったくなく只、憶測でものを言っているのです。またそういうことを言いふらした職方さんの思想が問題になったことがありましたが、土工さんという職業に就かれたその方の人生の変遷を思えばここでは触れません。そしてすべての土工さんがそんな方ばかりではないということもあります。

「作業効率が良くなるものの強度を弱める、水増ししたコンクリートを使ったとの、信憑性の高い告発情報」などという書き方は JANJAN に集う方達が忌み嫌う 2ちゃんねる的垂れ流しと全然変わらないように思えます。原発の様な大きなプロジェクトは少なくとも100人以上の技術者がかかわっています。そしてそれぞれが金銭的な利害が対立する四つのグループに属しながら仕事をしています。記者の記事はその技術者を冒涜し貶めるものです。もしその「告発情報」を原発停止の材料に使うなら設計管理者、行政の建築構造担当の部署、建設会社とその協力業者、試験機関を明確に示した上で、どこでだれがどのように手を抜いた疑いがあるのかを示して下さい。

 追加されたリンク先の記事は少しおかしいと思いました。「下請けの作業員からはいつも怒鳴られていた。年下の職長にさえ頭が上がらない状態」なんてことが日常的な業界ではあありませんよ。甘い検査ばかりではありません。ただし全くない話ではないと思いますが、みんがあのようにやっていたら都市はもっとめちゃくちゃになっているでしょう。告発している人だけが技術者ではありません。がリンク先でも水/セメント比について触れていますが「洗浄水を全て注入した」として「強度が加水しない場合の三割程度にまで低下するという人もある」とは述べられていますがこれについてだけは根拠も明確に述べられていません。しかし前述のように私の知る限り強度は出ています。リンク先の事例が柏崎に当てはまると思われるのなら私が申し上げたことを示して見て下さい。くりかえしますが「原発を一時停止せよという趣旨」には賛同出来るのですが出鱈目な憶測を持ち出しているために変な偏見と意図が感じられせっかくの記事の科学的な説得力が失われていると思いました。
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たくさんの情報をありがとうございます。 名前:影平洋
日時:2004/10/31 22:41

 余震が続く大変な最中、いろんな情報をありがとうごさいます。 
 私は以前原発立地に住まっていた関係で、原発密集地という現地にお住まいになられている皆様の安否を、こころから案じております。

 提供していただいた情報は周りの人と共有しつつ、できる働きかけをしていきたいと思います。多くの人に原子力災害への関心を持ってもらうことが大切だと思います。

 まだまだ困難があると思いますが、どうかお体大切に、私も微力ながらがんばります。
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俺には記者の記事のほうが信用できないんですが 名前:愛蔵太
日時:2004/10/31 18:12

>原発を止めて点検もしない東電や国の、呪文のような安全説明は信用できかねます。

俺にはこの記事は、今の段階では「原発を止めろ止めろという、呪文のような危険宣言」のようにしか思えないので、大変申し訳ないんですが以下の情報をいただけませんか。

>今しばらく柏崎刈羽原発を停止させるべく、国内外の人々や団体が動いており、東京では東電に緊急申し入れがなされたり、

動いている「国内外の人々や団体」はどういう名称のもので、東電に対してなされている「緊急申し入れ」とはどのようなものですか?

> また、“今回の地震が「プレート境界地震」の可能性が高いのに、マスコミに登場するのは「直下型」と主張する学者ばかりで、これは東京電力にとって有利なのだ”との、地質学者からの指摘がメールで流れています。

そのように主張している地質学者は誰で、そのメールの内容はどこで読めますか?

> さらに、建設時に掘った地面から温泉が湧出したとか、作業効率が良くなるものの強度を弱める、水増ししたコンクリートを使ったとの、信憑性の高い告発情報が流れたり、原発の直下に断層がある可能性が、原発周辺の調査から推定されたりするなど、不安材料が多々ある柏崎刈羽原発です。

その「信憑性の高い告発情報」とはどのようなもので、そのテキストはどこで読めますか?
「原発の直下に断層がある可能性」の調査はどのような形でおこなわれ、どういうデータから推定できましたか?

以上、よろしくお願いします。

また、前回の記事に関する俺の疑問点は以下のようなものですが、

>県内外の専門家に電話で確認しましたが、「大きな余震が起きる可能性だけでなく、原発近くの大地震も起きうる」とのことでした。

具体的に、どの専門家に確認したのか、専門家の名前を挙げていただけませんか。
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【愛蔵太さんはジェンダーフリーの話題でも「男女が同じ更衣室を使うことを主張するプロジェンダーフリー団体を調べてやる」とまんまと勝共連合(統一協会)のデマゴギー(そんなこと推進してる団体なんかありません)にかかってしまった方です ← レッテル張りだと言うのは百も承知】

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