投稿者 転載バカボン 日時 2004 年 5 月 18 日 11:42:56:kkVgFyCLlyr/.
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=NGK&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2004051801000255
農業バイオ、恩恵は不公平 貧困国に届かず、FAO
【ワシントン17日共同】遺伝子組み換えなどのバイオ技術は農業の生産性を上げ貧困を減らす可能性があるが、現状は一部の国の農民しか恩恵を受けていないとする報告書を国連食糧農業機関(FAO)が17日発表した。
遺伝子組み換え作物の開発では市場価値が高い大豆などに投資が集中し、キャッサバなど貧困国の重要作物は無視されてきたため、とFAOは分析。必要なバイオ技術が貧困国にも行き渡るよう、公的機関や援助国が投資を増やすべきだと訴えている。
報告書はバイオ技術を「万能薬ではない」としつつ、伝統的農法の補完手段として積極的に評価。組み換え作物の安全性は今後も慎重な監視が必要とした。
バイオ技術の恩恵の例として中国を取り上げ、害虫抵抗性を持たせた遺伝子組み換え綿が綿全体の作付面積の3割を超え、大量に使われていた殺虫剤が金額にして約7割減ったなどとする研究を紹介した。
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