米国産牛肉の輸入再開問題で、米国のベーカー駐日大使は１６日、農水省で島村農相と会談した。会談では「科学に基づいて具体的な再開条件を詰める」というこれまでの日米両政府の基本合意事項を再確認したが、ベーカー大使が早期輸入再開を求めたことに対して、島村農相は「（再開の）時期を明確にすることは出来ない」と明言を避けた。

　また、日米両政府は同日、両国の専門家と実務者による協議を都内で開き、米政府が正確性を保証する出生記録簿に基づいた月齢判別方法について意見交換を行った。１７日は、肉質による月齢判別方法について協議する。

(2004/12/17/00:16　読売新聞　無断転載禁止)

http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20041216ib25.htm

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