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病気遺伝子持つES細胞を作製/死亡胎児幹細胞の臨床研究利用、指針作り先送り/マウスでES細胞から大脳細胞〔読売〕
http://www.asyura2.com/0403/gm10/msg/525.html
投稿者 ネオファイト 日時 2005 年 2 月 09 日 11:17:20: ihQQ4EJsQUa/w
 

(回答先: クローン羊ドリーの科学者がヒト胚のクローン作製の許可を得る〔BBC〕 投稿者 ネオファイト 日時 2005 年 2 月 09 日 11:11:27)

米民間研究所、病気遺伝子持つES細胞を独自作製
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050129i305.htm
 【ワシントン=笹沢教一】米イリノイ州シカゴに本拠を置く民間不妊治療病院「生殖遺伝学研究所」が、病気の遺伝子を持つ胚(はい)性幹細胞(ES細胞)を独自に作製し、使用を希望する医師や研究者に配布を計画していることが28日、明らかになった。

 米国ではES細胞を新しく作り出す研究への政府助成は、大統領令で禁じられている。

 同研究所チームは、着床前診断で遺伝性の血液病などが判明した胚の提供を受け、ES細胞18株を作り出した。病気の遺伝子を持つES細胞株は初めてで、将来は、ES細胞の段階で遺伝子を治療し、その後に臓器・組織に育てて移植医療に応用する研究などに役立つという。

 ES細胞は様々な活用法が模索されているが、今回の細胞は、遺伝性疾患にも対応できる可能性がある。

 米国では、ハーバード大チームが昨年、政府助成を使わずに独自資金でES細胞を作り出し、研究者に無償配布する方針を明らかにしたが、ロイター通信によると、今回の細胞を使う研究者はいくらかの謝礼を支払うことになるという。

 ホワイトハウス当局者によると、こうした非公認株を使用した施設は、政府助成が打ち切られる可能性があるとしている。
(2005/1/29/14:29 読売新聞 無断転載禁止)



死亡胎児幹細胞の臨床研究利用、指針作り先送り濃厚に
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050203i212.htm
 神経などを再生する医療への活用が期待される死亡胎児から採取した幹細胞の臨床研究利用について、厚生労働省の専門委員会は3日、「より広範な議論が必要」との合意を得た。

 この結果、ほぼまとまりかけていた指針作りは先送りが濃厚になった。

 専門委では、死亡胎児を除く、体性幹細胞の臨床研究利用指針を先にまとめ、別の組織で基礎研究を含めた死亡胎児細胞の利用の是非を包括的に議論する。

 専門委では昨年8月の段階で、厳しい条件付きで死亡胎児細胞の利用を認める方針がほぼ合意されていた。しかし、横浜市の産婦人科クリニックで中絶胎児が一般ごみとして捨てられたり、ハンセン病療養所などで胎児・新生児の遺体が標本化されていたことが発覚。慎重な審議が必要との意見が出ていた。
(2005/2/3/20:58 読売新聞 無断転載禁止)



ES細胞から大脳細胞、理化研がマウスで世界初の成功
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050207i501.htm
 大脳の神経細胞を、胚(はい)性幹細胞から効率よく作ることに、理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹・グループディレクターらがマウスの実験で成功した。

 脳幹の神経細胞を高効率で分化させる方法はあったが、大脳では世界初という。

 脳こうそくや神経変性疾患などの治療への応用が期待される。6日付の米科学誌ネイチャー・ニューロサイエンス電子版に発表される。

 笹井氏らはマウスのES細胞を特殊な方法で培養。ES細胞から分泌される、神経になるのを抑制する物質の働きを抑えると、5日間で9割以上が神経細胞に分化。その4割が大脳のもとになる「大脳前駆細胞」とわかった。

 大脳前駆細胞にそれぞれ違った種類のたんぱく質を加えると、「大脳皮質」と、大脳の中心にあって体の動きの調節などをする「大脳基底核」のもととなる細胞に分化。さらに培養を続けると、ハンチントン病やパーキンソン病に関係する線条体の神経細胞や、アルツハイマー病と深くかかわる細胞もできた。

 笹井氏らは年内にもサルやヒトのES細胞で実験を始める。

 笹井氏は「研究が進めば、アルツハイマー病やBSE(牛海綿状脳症)などの発症メカニズムの解明や新薬開発のほか、細胞移植によるハンチントン病などの治療に道が開けるかも」と話している。

 ◆胚性幹細胞(ES細胞)=体内の様々な組織や臓器に変化する能力を持つ。人間に実際に応用する場合は、不妊治療の過程で不要になった胚(分裂を始めた直後の受精卵)を壊して取り出すため、生命倫理上の問題も指摘されている。国内では現在、研究指針作りが行われている。
(2005/2/7/03:05 読売新聞 無断転載禁止)

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