外交部の孔泉報道官は8日の記者会見で、ロシアの東シベリア石油パイプライン計画について次のような質問に答えた。

――ロシアはアンガルスク油田からナホトカへ至るルート（太平洋ルート・日本が協力）の選択に傾きつつあるとの報道があった。もしロシアが最終的に太平洋ルートを選択した場合、中日関係への影響はあるだろうか。

太平洋ルートか、もしくはアンガルスク油田から大慶へ至るルート（大慶ルート・中国が協力）か、われわれはロシア政府が正式決定したとの情報をまだ得ていないし、ロシア側からの報告もまだ得ていない。エネルギー分野における中ロ協力は重要だ。このパイプライン・プロジェクトは中ロのエネルギー分野における協力の重点であり、その順調な実施は両国の経済発展の現実的ニーズに合致する。かつ両国に事実上大きな経済利益がもたらされるものでもあり、両国の戦略的協力パートナーシップの発展を推進する上でも強い政治的意義がある。われわれは、ロシア新政府がこの協力プロジェクトの実施を早い時期に正式決定できると信じている。（編集ZX）

「人民網日本語版」2004年4月9日

http://j.peopledaily.com.cn/2004/04/09/jp20040409_38410.html

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