Ｋの知る範囲では「２人の邦人襲撃問題」を問題視しているのは長壁さんくらいです。
http://www.asyura2.com/0403/war55/msg/950.html

　これは、既に済んでしまった事であり事実確認が不十分なので、問題視するのは「もう少し状況の確認が進んでから」という意味もあるでしょうが、解決策が「手詰まり」なのも理由のひとつだろうと思っています。

　そこで、長壁さんの主張を分析するのですが・・・
前半、中盤では問題提起部として（手法、思想問題は別にして）、まあ、頑張っているし、ご苦労様と言う事になります。（考え方がＫと違うので同意はしませんが）

でも、結論部は？
＞　ジャーナリストは、ほんとうに、今こそ、真実を、欺瞞を追究しよう。殺される前に、大きな声をあげよう。
＞　真実をさけぶジャーナリズムを、メディアは社運をかけて擁護しろ！！
＞　そして、私達日本国民は、彼等をしっかりと監視し、擁護しよう。
＞　尊い命と志を、みすみす掃討させてはならない。
となる訳ですが・・・
主張は正しい（と思われます。）、しかし、方法論は？

長壁さんが主張する所では「悪の黒幕」である政府やジャーナリズムの会社等の「組織」に、「ジャーナリストの生命と志」を守ってもらう訳でしょうか？
（国民レベルでは）「大きな声をあげよう」という事ですが言う事ですが「何を（どのような言葉を）」、「誰に向かって」叫べと言うのでしょうか？
どうも、方法論は提示されていないと思われます。
具体的な対案が提示されない時に「他人」は「感情論」と言うレッテルを貼りたがります。

「自衛隊の即時撤退」を主張するのか？「小泉政権の即時解散」を主張するのか？「死んだ人を生き返らせろ！」と主張するのか？の提示（Ｋにとっては全て実現不可能な同一レベルの主張として例示しましたが、この内の一つを取ってふざけていると判断されないようにお願いしておきます。）した訳ですが、ともかく主張の明示と手法の模索をお願いしておきます。

そうしないと、孤立化を生み、偏見（差別意識）を育てます。
結果として長壁さんの主張（言葉）は「大きいだけ」で誰にも届かない事になります。
最悪の場合、「長壁さんが言っているのだから意地でも反対！」という不条理な反発すら生みだし兼ねません
つまり、逆効果にすらなりえるのです。

「もう少し合理的思考を持って、相手の立場というモノも考慮すべきです。頑張れ！長壁さん！」とのメッセージとエールを送っておきます。

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