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(回答先: Re: わがこころの女王、ハンナ・あれんと、ばんざい 投稿者 乃依 日時 2004 年 6 月 10 日 03:05:05)
バリ風コンサバファッション
http://www32.ocn.ne.jp/~kosamunohige/Bali/fashion.html
ツーリストはかなり多いです。おそらくオーストラリアあたりから大量に来るのだろうけど、白人の姿が目立ちます。(ホテルの人に聞いた限りでは、遠くはスペインやギリシャ、アメリカからも来るよとのことだったので、まあ世界的リゾートなわけでしょうか）早速地元でショッピングした更紗のシャツやスカートを身に着けて町を闊歩する彼ら。金髪にエスニックなバリプリントがミスマッチでなかなか様になっています。夜はあちこちの寺院で舞踏が見られるのですが、その時見かけた日本人（日本人の割合非常に高し。私たちって芸能好きなのですね）の女の子の中にも実にうまく着こなしている人がいて感心してしまいました。私は帰るまぎわに少しショッピングした程度なので今回はできなかったけど、服は現地調達しちゃうのがいいなあと思いました。機能的に気候に合っているし、なにより、村の風景に溶け込むから。こちらの女性のファッションは基本的にロングの巻きスカート。髪を染めている人も見かけなかったし、そういう点ではかなりコンサバな土地柄のようです。クタやサヌールなどのビーチでは事情が異なるのかもしれませんが（どなたかご存知でしたら教えてください)、日本で見なれているファッション（特に体にぴったりしたミニのワンピースとか）がひどく奇異に見えました。なんか、非常に下品に見えるのですね。当然、顔黒もいなければぽっくりサンダルを見かけることもなく、それだけでも心落ち着くというか。いや、正直なところ、ファッションという面において、わたしたちがどれだけ西洋化させられているか、それは何かの陰謀なのではないかなどとつい考えてしまいました。それくらい、着る物の持つ印象が大きいこと、そして大げさに言えばそれもその国の文化を如実に表すものなのではないかなあと思ったのです。
もっとも、ウブドは観光地とはいっても単なる田舎なので、日本で言えばおそらく白骨温泉(?)に髪を金色に染め、ぽっくりサンダルを履いている女の子があんまりいない（２，３人はいるかもしれないな。白骨温泉に住んでる方いませんか？）のと同じ、なのかもしれませんが。結局、ファッションって雑誌とかマスメディアが作り出す実態のないモノに消費者が踊らされているわけで、作られるもの、乗せられるものなんだなあと感じました。それがいけない、ということではないけれど、そのことについてちょっと考えてみるのは大事かなという気がします。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。