今年で六回目を迎える「奥入瀬渓流・八甲田山　新緑春もみじ祭り」が十六日開幕、十和田湖町の奥入瀬渓流温泉ホテルで開会式が行われた。渓流ウオークから参加した約三百五十人のほか、多くの観光客が集まり、芽吹いた木々の若葉を心ゆくまで満喫していた。


　春もみじまつりは、五年前に奥入瀬を会場に開かれたのが第一号。開会式では杉本正行大会実行委員長や渡部毅十和田湖町長らがあいさつ。もみじを題材にした俳句・短歌大会の優秀作品紹介などが行われた。


　開会式に先立ち、焼山地区から石ケ戸地区まで約五・三キロの奥入瀬渓流ウオークが開かれ、家族連れらが渓流のせせらぎの音を聞きながら、淡い新緑に包まれた遊歩道をゆっくり散策した。


　「新緑春もみじ祭り」は六月二十日まで。山菜採り体験など多彩なイベントが開かれる。


※写真＝新緑を楽しみながら遊歩道を歩く奥入瀬渓流ウオーク参加者たち


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　みずみずしい新緑を楽しむ「白神春もみじまつり」開会式が十六日、深浦町の長慶平福祉センター駐車場で行われた。吾妻川せせらぎ体感ウオーク参加者や関係者約百人が、まつりの盛況と期間中の安全を願った。


　まつりは、鰺ケ沢・深浦・岩崎の三町村で組織する「ふるさとばんざい西海岸実行委員会（委員長・平沢敬義深浦町長）」が主催。四月二十五日の十二湖ウオークに始まり、六月下旬まで九つのイベントが展開されている。


　吾妻川ウオークには県内各地から八十人が参加。曇り空ながら風もなく穏やかな天候に恵まれ、約八キロの山道をのんびり歩いた。


　全員が完歩証を受け取った後、八戸市出身の小比類巻としこさんがオカリナ演奏を披露した。



※写真＝新緑の吾妻川沿いを歩く「白神春もみじまつり」の参加者たち（深浦町）

[2004年5月16日(日)]

奥入瀬と白神で春もみじまつり

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