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「千葉国」の誇りに追加→久留里の銘水【久留里の水の歴史】←『上総堀り』は自噴井戸や油田掘削技術に応用され、世界各地で活躍
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投稿者 エイドリアン 日時 2005 年 1 月 10 日 23:06:22:SoCnfA7pPD5s2
 

(回答先: きょう「千葉国」誕生 /千葉(毎日新聞) 投稿者 万事急須 日時 2005 年 1 月 05 日 00:11:23)

万事急須さん、始めまして。

以下に引用する『久留里の銘水』と『上総堀り』を、「千葉国」の誇るものに追加したいと思います。


引用:久留里の生きた水

久留里は平安末期、平将門の三男頼胤によって築城された城下町です。城主はのちに武田、里見、土屋、黒田と変わり明治初年まで続きました。現在のお城は昭和54年に復元されたものです。

その久留里城が別名、雨城(うじょう)と呼ばれているように、当地はもともと雨に恵まれたところです。なかでも三石山系の山林に降った雨水が地層をくぐって天然にろ過され、数十年の後に久留里方面の井戸に湧き出てくることと、このように水に恵まれた場所に人々が集まってくるのは当然の結果でしょう。

明治15年、俵田の大村安之助氏が掘り抜き井戸(上総堀り)の技術を完成させてから、市場(町のこと)各所で深さ100〜300mの深井戸が掘られ、人々は豊富な地下水の自噴を得ました。
これらの掘り抜き井戸の水は、良質で夏冷たく冬は暖かく、庶民の生活用水として最適であるばかりでなく、鉄分が少ないので醸造に適していて、現在4軒の酒蔵が久留里の銘水を使ってお酒を造っています。

現在、自噴井戸のいくつか(20本を超えると言われている)は、公共に開放され、飲料水をはじめ生活用水として使われています。
さらにそのうちの数本の井戸は、オアシスにも似た拠点となって、この町を往来する旅人ののどを潤し、ひとときのやすらぎを提供してくれています。

久留里の水スライドショー

上総堀りってなあに



引用:e 地下水

 地下水利用技術としては井戸が一般的であるが、自噴井戸を掘る技術としては上総堀が有名であります。現代においては電気を利用したポンプによる揚水が一般的であります。

(上総堀の図)

 谷地田のガマとは、谷川を石組で囲んで地下水路としたもので、その上に土をのせて水田が作られている。

1

2

(ガマの写真・図)

宮の谷のガマ実測図

 地表に川のない土地で、地盤が石灰岩等の多孔質な場合は、地盤の空隙に水を蓄え、ポンプ揚水により利用できるようにした新しい技術が地下ダムであります。地下ダムは、地表の形状を変えることなくできますので、土地利用に制限を生じることはありません。

(地下ダムの図)



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