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スピリットも水の痕跡確認
http://www.asyura2.com/0401/jisin11/msg/104.html
投稿者 エンセン 日時 2004 年 3 月 06 日 17:58:01:ieVyGVASbNhvI
 

(回答先: 火星の画像 投稿者 エンセン 日時 2004 年 3 月 06 日 17:50:17)

ハンフリー・ロックに穴を開けて岩石調査
パサデナの米航空宇宙局(NASA)が5日公表した火星の岩石「ハンフリー・ロック」。探査車スピリットが開けた穴が中心部に見える。深さ2ミリほどの穴を開けて、内部を調べた結果、亀裂部分に火山性の鉱物とみられる物質が詰まっているのが分かった(火星)(EPA=時事)12時09分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040306-01696970-jijp-int.view-001


スピリットも水の痕跡確認 火星の別地点、NASA

 【ワシントン5日共同】米航空宇宙局(NASA)は5日、火星に着陸した無人探査車の1号機スピリットの観測で、岩石中に水の痕跡を確認したと発表した。火星の反対側に着陸した2号機オポチュニティーが確認した大量の水を示す証拠とは全くタイプが異なり、水の量もはるかに少なかったとみられるという。
 分析したのは、着陸地点のグセフクレーター近くにある高さ約60センチの火山性の岩石。ロボットアームの先端につけた装置で深さ2ミリほどの穴をあけて調べたところ、内部に小さな割れ目や結晶を確認。その後の分析で、これらは岩石をつくったマグマと、水との相互作用によってできたとの結論が得られたという。
 NASAは、周辺の岩石にさらに深い穴を開け、同様の痕跡がないかを詳しく調べることにしている。(共同通信)
[3月6日11時52分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040306-00000074-kyodo-soci


<米火星探査車>グセフ・クレーターでも水存在の痕跡確認 

 【ワシントン河野俊史】米航空宇宙局(NASA)は5日、無人探査車「スピリット」が着陸した火星のグセフ・クレーターでも過去に水が存在した痕跡が確認されたと発表した。双子の探査車「オポチュニティー」の観測で大量の水に覆われていたことが初めて裏付けられたメリディアン台地の反対側にあたる。水の量は同台地より少ないとみられ、NASAは火山活動のマグマに混在していた可能性を指摘している。

 NASAジェット推進研究所(カリフォルニア州パサデナ)の研究チームによると、新たな水の痕跡はスピリットによる火山性の岩石の探査で確認された。「ハンフリー」と名付けた高さ60センチほどの黒ずんだ岩石の表面を約2ミリ削ったところ、水の作用を受けたとみられる小さな割れ目や細孔が見つかり、結晶化した鉱物が確認されたという。

 研究チームは「少量の液体の作用を受けた火山性の岩石」と推定し、マグマの中に水が含まれていたか、マグマが固まった直後に岩石が水の影響を受けた可能性を指摘している。

 NASAは2日、オポチュニティーの観測に基づき、「火星表面に過去に水が液体の状態で存在した証拠が得られた」と発表し、生命が存在した可能性に言及していた。(毎日新聞)
[3月6日12時10分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040306-00001029-mai-int


火星探査車からのデータ送信、その仕組み

 火星に着陸した探査機から送られてくる大量のデータは、どのように受信すればよいのだろう? 米航空宇宙局(NASA)の探査車『スピリット』と『オポチュニティー』の場合、火星周回軌道上の衛星を経由して間接的に受け取るのが最善の方法だ。

  http://marsrovers.jpl.nasa.gov/home/index.html 火星探査車には高利得のマイクロ波アンテナが搭載されており、科学データを地球に直接送信できる。しかし、通常は低利得のUHFアンテナが使われ、火星周回軌道上の『 http://marsprogram.jpl.nasa.gov/odyssey/ マーズ・オデッセイ』か『 http://marsprogram.jpl.nasa.gov/mgs/ マーズ・グローバル・サーベイヤー』にデータが送信される。

 NASAの http://www.jpl.nasa.gov/index.html ジェット推進研究所で通信技術者を務めるアンドレア・バービエリ氏は、「このような方法で http://www.marsnews.lunarpages.com/mer2004/rover-images/feb-19-2004/01-AB-1-flow-med.jpg データを転送したほうが圧倒的に効率がよい。周回衛星の太陽電池パネルとアンテナは探査車のものよりはるかに大きく、エネルギーや帯域幅の制約がそれほどないためだ」と説明する。携帯電話は低出力だが、近くにあるもっと高出力の基地局で中継するのと同じことだ。軌道上の衛星を使ってデータを中継すれば、直接データを送る場合より10倍速く送信できる。

 1976年に探査機『 http://nssdc.gsfc.nasa.gov/planetary/viking.html バイキング』を火星に送った当時、NASAは原子力電源を備えた20ワットの送信機という力ずくの手段に訴えた。しかし、現在の火星ミッションは規模、予算とも大幅に縮小されているため、NASAは低出力の送信機を太陽エネルギーで動かしている。それでも、この30年間に起こった電子工学の進歩は大きく、探査機側も地上側も当時より有利な条件にある。

 火星を目指す宇宙船は、それぞれ過去のミッションを土台にして組み立てられ、こうしてできた宇宙船がまた、将来のミッションに有益な情報を提供する。火星を周回する衛星はどれも、探査機と通信可能な『 http://marsprogram.jpl.nasa.gov/mgs/overvu/slides/26.html マーズ・リレー』UHF無線システムを搭載している。基地や探査車だけでなく、火星上空の気球や飛行機までもが通信対象となる。

 マーズ・グローバル・サーベイヤーは1997年、 http://www.wired.com/news/images/0,2334,62409-10948,00.html マーズ・オデッセイ(写真)は2001年に火星周回軌道に到着した。この2機は各々に課された主要ミッションを成し遂げ、現在は、科学データを提供しつつ、データの中継拠点としても働いている。

 「われわれは、火星を周回する衛星を増やしながら、火星表面でのミッションからさらに多くのデータを送り返せるような『電話交換機』の仕組みをどんどん構築している」と、NASAで惑星探査の責任者を務めるエドワード・ワイラー氏は言う。

 その仕組みは次のとおりだ。まず、火星探査車のコンピューターがタイムテーブルをもとに、衛星が頭上にくる時刻を割り出す。探査車はその時刻にあわせて250Kbpsでデータを送信、約400キロメートル上空を通過する衛星がこのデータを受信する。

 バービエリ氏は、「それぞれの探査車は通常、マーズ・オデッセイを火星での1日[24時間39分]につき2回使い、マーズ・グローバル・サーベイヤーを1日に1回使っている」と説明する。2機の衛星は自ら収集した科学データとともに、探査車から送られてきたデータを保存し、所定の位置を通過する際、アンテナを地球に向けて全データを送信する。

 火星から送出された信号は、光速で進んでも地球に届くまでに10分以上かかる。こうして送られてきた信号を、直径がおよそ70メートルもある超高感度、低ノイズのパラボラアンテナで受信する。

 『 http://deepspace.jpl.nasa.gov/dsn/ ディープ・スペース・ネットワーク』のパラボラアンテナは、カリフォルニア州、オーストラリア、スペインに設置されている。ディープ・スペース・ネットワークでは、火星ミッションだけでなく、土星や彗星、小惑星を目指したミッションも追跡している。そのため天文学者たちは、衛星からのデータを確実に受信できるようスケジュール調整に気を配らなければならない。

 こうして地球に到着したデータは、カリフォルニア州パサデナのジェット推進研究所に転送され、そこから世界中の研究チームに配信される。2台の探査車は先月18日(米国時間)までに、 http://www.marsnews.lunarpages.com/mer2004/rover-images/feb-19-2004/02-AB-2-pie-med.jpg 100億ビットのデータを火星から地球に向けて送信した。そのうち探査車から直接送られてきたデータはわずか18%に過ぎず、残りのデータすべてが、マーズ・オデッセイやマーズ・グローバル・サーベイヤーを経由したものだった。

 火星周回軌道上で形成されるネットワークには、新たなノードも加わっている。UHF中継器を備えた欧州宇宙機関(ESA)の『 http://www.esa.int/SPECIALS/Mars_Express/ マーズ・エクスプレス』が、スピリットとの通信が可能であることを実証するテストを行ない、地球にデータを送信する新たなルートを開拓した。NASAはまた、火星周回軌道にのせる衛星を来年と2009年にも打ち上げる計画だ。

 火星から送られてきた写真をはじめとする科学データの一部は、世界中の人々と体験を分かち合う目的で、定期的に記者会見で発表され、ウェブサイトにも掲載されている。NASAによると、火星探査車を紹介するウェブサイトのアクセス数が最近65億3000万を突破したという。これは地球の総人口を上回る数字だ。

[日本語版:米井香織/高森郁哉]

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(WIRED)
[3月3日17時10分更新]

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