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輸送路断たれ陸の孤島に 支援待つアチェ西岸住民 共同
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投稿者 倉田佳典 日時 2005 年 1 月 03 日 11:08:10:eahs5MlcSyO0.
 

01/02 19:16 輸送路断たれ陸の孤島に 支援待つアチェ西岸住民

 インドネシア・スマトラ沖地震で、インド洋の震源に最も近いス
マトラ島アチェ州西岸部は、道路が寸断され、空港は輸送機の離着
陸ができなくなり「陸の孤島」同然となった。小型機と車を乗り継
いで訪れた西アチェ県ムラボ周辺では一週間たった今も、津波に完
全に流された海辺の村に点々と遺体が転がり、着の身着のままの生
存者たちが支援を待っていた。
 「両親と祖母二人が大津波にのまれた」。海岸に近いウジュンガ
ラック村の廃虚に座り込み、拾ったヤシの実を食べていたミスワン
さん(18)。淡々と話す表情には悲しみも、おびえもない。ただ
、うつろな目を宙に泳がせるばかりだ。
 海岸から数百メートルしか離れていない村は地震の日に七回の津
波に襲われて跡形もなく消え去り、砂に覆われている。
 津波が来る前、五百メートル以上の沖合まで潮が引き、干上がっ
た海で魚を捕る人もいた。津波を心配する声もあったが、耳を貸す
人はほとんどなかった。
 高さ八メートル前後のヤシの木が水に沈む中、ミスワンさんは夢
中で浮いていたポリタンクやマンゴーの木につかまって生き延びた
。母親は二回目の十メートルを超える大波にのまれた。村長による
と、住民約七千人のうち約四千人が死亡したとみられる。
 ミスワンさんは今、約二十キロ東のナガンラヤ村の親族の家に身
を寄せている。食事は一日一回で。一回で、米や即席ラーメン。一
度も着替えていない。清潔な水もない。「米と服が欲しい」と言う
。それでも毎日、自分のウジュンガラック村に足を運び、親族の消
息の手掛かりを求めて歩いている。
 ムラボで十カ所以上設けられた避難所では、支援物資の配布が十
二月三十日ごろから始まったが、周辺の村の避難民には行き渡って
いない。
 人口五万人のムラボでは一万人以上が犠牲となり「街の八割程度
が破壊された」(ユドヨノ大統領)。「最初の二日は完全に孤立し
た。空港の修理には二―四週間かかる。道路の補修は見通しがつか
ない」(国軍地元司令官)という。
 海岸から約五キロの高等専門学校の敷地では、約三千人が避難生
活を送っていた。娘二人を失った主婦マリヤティさん(35)は足
や腹を負傷した。しかし病院は患者でいっぱいで、一度だけ簡単な
治療を受けただけ。今も傷口が痛むと、涙を流しながら話す。
 「薬、服、食料、みんな足りない」。人々は口々に空腹を訴え、
発熱や下痢などの症状がある人も多い。「村には戻りたくない。海
の近くには二度と住みたくない」という声も聞いた。心にも大きな
傷が残っている。
 日本赤十字社の医療チームを率いて一日に現地入りした熊本赤十
字病院の宮田昭(みやた・あきら)さんは「災害後約二週間で住民
の健康状態の悪化は最初のピークに達する。早急に対策が必要だ」
と指摘した。(インドネシア・アチェ州西部ムラボ共同=八谷敏弘

20050102 1949
[2005-01-02-19:16]

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