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勝谷誠彦の××な日々2005/01/10 「なんという慈愛に満ちた国家に私たちは住んでいるのであろう(嘲)。」
http://www.asyura2.com/0403/jisin11/msg/979.html
投稿者 デラシネ 日時 2005 年 1 月 13 日 00:30:37:uiUTTMWMO8Vq6
 

http://www.diary.ne.jp/user/31174/

■2005/01/10 (月) 支那朝鮮人とツボが違う?反日タカリツボないもんな。

6時起床。スマトラ沖大地震の邦人安否不明者は86人であると外務省は発表した。http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050109i111.htm。当初の立ち上がりの鈍さに比べると驚くべき迅速さである。そんなに早く決着をつけたいのかね。この記事のミソはここにある。<外務省や在外公館に安否照会のあった日本人旅行者で>。お上に「探してくだせえ。お願いしますだ」と願い出ないとダメなのね。老後をタイで暮らそうと移り住んだ係累のない退職者夫婦や全く違う場所にいるだろうと家族が安心している若者などは日本国民ではないらしい。この数字がいかにまやかしかを最もよく知っているのは実は現地に乗り込んだ大手メディアの方々の筈である。現場でどういう会話が交わされているか私のもとには情報網から逐一伝わってくるよ。安否不明者に関して一桁は違う話をそれも当初からしているじゃないか。しかし東京のクラブへの配慮から外務省が出すまでは推測の数字を書かないことで談合なさっているのである。実態はむしろ現地に乗り込んだ勇気あるボランティアたちから暴露されつつある。被害者を出した先進各国は大量の職員を派遣してただちに帰国書類の発行と母国までの足を確保した。もちろん書類の発行などは無料で足は政府が派遣した無償の特別機である。翻ってわが日本国。帰国証明書の発行には902バーツを請求なさる。2バーツは紙代だそうである。パスポートも現金も流出した被災者たちには金を貸してくださる。もちろんその中から902バーツ払えというのである。なんという慈愛に満ちた国家に私たちは住んでいるのであろう(嘲)。各国の人々が政府差し回しの直行便で帰国するなか同胞被害者たちはタイ政府の飛行機でバンコクへと向かう。各国は国旗を持った職員たちが出迎え市内のホテルでの休息そしてここからの帰国便はすべて無料。翻ってわが日本国は…書くまでもないだろう。外務省としては未曽有の数の職員を派遣したと胸を張っているらしいが人の心を持たない頭でっかちインポ野郎が何十人行こうとこういうことだ。それくらいなら民間のボランティアに金だけわたしてやってもらったらどうだ。それぞれの国が裸でつきあう救援現場はまさに互いの本当の姿が見える外交の戦場。熱心に金をばらまく一方で自国民にこういう扱いをしている日本国がどういう目で見られているか。昨日書いたタイの支援辞退は強烈な皮肉かもしれないのである。

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